ネズミ会その5/マイス&ミスティクス(第10~11章)/アイスクール/コードネームピクチャーズ

マイス&ミスティクス

『マイス&ミスティクス』というボードゲームを遊ぶ、5回目。

昨年の話ですが。無事ネズミ納めしてきました。


第10章

 前回遊んだ第9章が、コリン王子とリリー(たぶんヒロイン)の2人パーティで、今回の第10章は残りの全員、ネズ(強制出撃)、マギノス(ボケ老人)、フィルチ(hirobeタヒね)、チルダ(ヒロイン脱落)が出撃。

第11章

 ボスを倒したらおしまいと思うじゃないですか。違うんです。倒して、城から脱出するまでが冒険というあたりも捻ってる感じ。

全体的に

  • お話は童話*1だけど、バトルがガチ(というかランダム性が高い)
  • 1章の長さは4~6タイル(結構長い
  • キャンペーンなのに章ごとのプレイヤー人数はまちまち(攻めてる)。全キャラ6名プレイヤー人数4名で、章の強制出撃キャラがあったりする謎な構成。

 全体的に夢いっぱいで粗削り。だがそれがいい的な魅力。遊びきった達成感ありでした。

アイスクール

 「アイス」と「クール」と「スクール」をかけた?、ペンギンはじきゲーム。
アイスクール | ホビージャパン アナログゲームインデックス

youtu.be

スーパーカー消しゴム世代のはじきテクニックをみせてやるぜーと思ったのですが。
これが全然思ったように動かない。動画のようにジャンプしたり、カーブしたりするのは夢のまた夢。まっすぐ進むことすらままならない。でも偶然生まれるスーパーショットやミスショットに一喜一憂。いい年した大人がキャッキャウフフできるプリミティブな楽しさです。

しかし強く弾き続けると指が痛くなる。

コードネーム:ピクチャーズ

名作コードネームのイラスト版。イラストあてだとディクシットがあるし、もとのコードネームの完成度が高いので何もイラストにしなくても…と思っていたのですが。遊んでみたらこれが面白い!むしろピクチャーズ版の方が好きかも。


ただスパイのコードネームを当てるという元ネタ的には、コードネームがイラストなスパイ組織って頭どーかしているんじゃいかと思ったりもしましたw

*1:童話だから話の雰囲気はたっぷりだが物言いをつけたくなる展開には目をつぶろう。大人だからw

ゆく年くる年

TRPGメーター2016

 今年も遊びに遊んだ 2016総括。

OFF ON GM システム
5 5 0 0 トーキョーN◎VA
5 5 0 1 インセイン
5 0 5 5 グランクレスト
3 3 0 0 ブレイド・オブ・アルカナ
3 0 3 3 アリアンロッド2E
2 2 0 2 クトゥルフ神話TRPG
2 0 2 0 片道勇者TRPG
1 0 1 0 メタリックガーディアン
1 1 0 0 ダンジョンズ&ドラゴンズ第5版
1 0 1 1 アマデウス
1 1 0 0 コード:レイヤード
1 1 0 1 ロストロイヤル

 オンラインセッション12回。オフラインセッション18回。計30回。
 2014,2015よりは減ってるけど、2013と同じぐらい。充実したセッション生活を過ごせています。
 あとぶっちゃけボードゲームの回数が増えました。


 GM回数は13回。オン9回。オフ4回。オンはセッション分割で回数を稼いでる感じ。オフのうち2回は『クトゥルフ神話TRPG』と自分でも意外な1年となりました。


 プレイしたシステムは12システム。1つのシステムをずっと遊ぶよりも、いろいろなシステムを遊ぶのが好みみたいです。
 各システムを見ると

トーキョーN◎VA

 SSS『プラチナムレイダース』を中心に。RLがそれから各PLが皆面白いことを考えてきて、これは負けられないぞーと必死になれて、楽しいキャンペーンでした。
 僕的には『トーキョーN◎VA』は世界で一番空気を読むことが求められるシステムで、なかなかに大変だと勝手に思っているのですが。でも遊ぶと楽しい、そんな気持ちを再確認させられました。

インセイン

 GM持ち回りキャンペーンを中心に、SCPやらいろいろ遊びました。でもまだ飽きない。そしてシナリオ集も遊びきっていないので、シナリオを作る気も起らない。

グランクレスト

 30LVオンセで、アトランタンに勝手に終止符を打つキャンペーンエンディングは面白かったなぁ。
 あの時は小説がどんどんワールドリソースを消費していくのを読んで、なら僕も世界を消費したいとか思った記憶があります。
 それはそれとして小説は超面白いので、アニメ化にも期待してます。

ブレイド・オブ・アルカナ

 セッション毎に時代が変わる年代記キャンペーン。歴史の影を歩む、物言わぬ指輪(魔器)のPCは今考えても悪いキャラクターだったなーと思いつつも楽しかったです。受け入れてくれたGMや他PLに感謝。

アリアンロッド2E

 ストレンジャーガイド発売で、異世界転生をやってみたかったんですよね。

クトゥルフ神話TRPG

 キーパー2回。セッション進行のサポートがないシステムを遊ぶのは久々だったのですが。昔取った杵柄か、それとも成長したのか、なんとかセッションを回すことが出来ました。自分、なかなかイケてるんちゃうん?(と思うのは大抵ヤバイときです)

片道勇者

 リプレイを読んでも、ルールブックを読んでも、遊び方のイメージが掴めないことが(他のシステムでも)多くなり、これは1回遊んでみるしかないかとオンセに飛び込みました。とても楽しく、そして公式キャンペーンの秘密が知りたくなり、結局読んでしまいました!

メタリックガーディアン

 オンセ最終回でした。そういえばメタガは最近遊んでないなー。サードワールドウォー遊びたいなあ。と考えたところで、年初に自分のわがままでキャンペーンを1個潰したことを思い出しました。

ダンジョンズ&ドラゴンズ第5版

 僕にとって5版はなんか新しい遊び方が見えそうで見えないシステムで。どのクラスや特技やアイテムが強いとか、どーでもよくて。戦闘がさくさくと出来ることも、状況に趣向を凝らさないと単調なだけで。箱庭ならコンシューマの再現性の方が好みで。PLの発想をDMがセッションにフレキシブルに反映していくことが、5eの魅力につながっていき、でも面子や名人芸のチカラに頼り過ぎない、そんな遊び方が必要だと思うんだけど、それが見えなくて歯がゆい。

アマデウス

 自作シナリオでGM。そのうち九龍城を遊びたいと思いつつ、年末を迎えました。

コード:レイヤード

 付属2をプレイ。ストレスが少なく気持ちよく遊べるシステムでした。

ロストロイヤル

 最近のお気に入りシステム。来年はキャンペーンをやるぞー!

キャンペーン

キャンペーン終了

オフセッション
オンラインセッション
  • グランクレスト(?話?回)
  • メタリックガーディアン:プラモファイターズ(?話?回)

キャンペーン継続中

 なし!

キャンペーン開始

オフセッション

来年

 オフラインは、キャンペーン2本の予定を入れたので、しばらく落ち着いた感じ。
 オンラインは、ノープラン。なんか長期的に遊びたいかなー。


それではよいお年を!

工場夜景ツアーとかボードゲームとか

10月に近場で工場夜景ツアーをやっていることを知り、面子を募って、行ってきました。なんぜよりによって 12月なんて寒い時期に!と思うかもしれませんが、それを口に出すことは反逆です、市民。冬の方が遠くまで見えると前向きに考えるのが模範的な姿勢です。


そんなわけで夜景なんですが。せっかく川崎ぐんだりまで来ていただいて船乗って帰るというのもなんなので、ちょこっと我が家でボドゲを嗜んだりしましたよ。面子はヒロベさん、しいさん、akiyuki。

ボードゲーム

ファイナルタッチ

 1回目akiyuki勝利*1。2回目しいさん勝利。
 コツコツと尻馬にのった人が勝つ。まさにファイナルタッチ(最後のひと筆)を入れたひとが勝つゲームでした。僕が勝ったからいいゲーム。

百科審議官

 3人で遊ぶのにちょうどいい感じのゲーム。
 ヒロベさん(色の名前)、しいさん(もさもさなもの)、akiyuki(どうぶつ)のお題を心に秘め、勝者はヒロベさん。僕は、枠を広げて、とにかく得点しようとしたのだけど、どう考えても無駄に枠を広げ過ぎだった。

 他人の考えたお題を想像して、これかな?これなら大丈夫だろう?え、違うの?どういうこと???と頭が真っ白になる感じが面白かったです。
 だいたい分かった。次は負けない(フラグ

インベンターズ

 2回とも、しいさん勝利。僕は2位→3位。
 このゲームを遊ぶのは2回目なので、ルールの方もわかってきて、いろいろな勝ち筋がみえてきて、楽しくなってきたところ。勝てなかったけどね!*2

工場夜景ツアー

夜の港は、サタスペとか、N◎VAとかのTRPGやら、パトレイバー*3やら、ジョンウィックとかの洋画のイメージを彷彿とさせて、脳内で様々な音楽を鳴らしたりしつつ。今度誰かに「分かる?夜の海の怖さが」とか素子っ面で言ってみたりしようかと思いました(

*1:いい時代だった

*2:28点とったときは勝ったと思ったんだけどなー

*3:これは夕方か

片道勇者オンセ「仮免勇者修行中」を遊んで

そういえば12月に予定が入っていないな。なんか1回遊んでおかねば、というよく分からない焦燥感に駆られ。オンセに潜り込むには、皆に意識高い系風と言われるプロフィール写真アイコンを引っ込めて*1、当たり障りがないハリネズミアイコンに変えてたりして*2、まー、とにかくオンセしようと思ったわけですよ。


GMは @M_wahu さん。PLは @tanutanuss さん、@Monoii2 さん、@worihata さん。
皆さんはじめまして。


なお片道勇者のプレイ経験があるのは僕だけで。僕も3か月前に1回プレイヤーをやっただけなので、ほぼほぼ初めて面子。ルールブックを持っていない人もいたので、データ的にバリエーションを広げるのもなにかなぁと思ったりしたこともあり。もう剣士4人のパーティでいくぜスタイルw

セッションは2日の道のり。1周目は魔王から逃げて、世界の果てエンディング。
2周目は、2日目に魔王を倒して、魔王撃破エンディング。*3 *4

セッションの流れは


そうまさに「シーン大喜利」。僕も大好物。


あと始めて伝説シートを引き継いで遊ぶのは面白かったです。
特徴をアンロックしたり、次元倉庫経由でアイテムを持ちこしたり*5


なおセッション時間はキャラクター作成から始めて4時間半ほどでした。


1日で遊ぶなら、今回の2日を2周スタイルはいい感じだなーと思ったりしました。
もしくは1周目2日、2周目4日とか。

*1:まー、威圧感があるのは否めない

*2:飲み会でアイコン変更のこの理由を話して蔑みの視線を浴びた

*3:キャンペーンでないので真エンディングではないけど、セッションでは最良エンディング

*4:ほんとは世界の真相に迫る公式キャンペーンにも興味があるのですが。なかなか遊ぶ機会がなくて。でも気になるのでもうシナリオを読んじゃったぜー

*5:耳長の細い剣を増やして他人を強化する「耳長ロンダリング」とか

「インベンターズ」を遊んで

インベンターズ

それから『インベンターズ』というボードゲームもプレイ。

インベンターズ | ホビージャパン アナログゲームインデックス

自動車の発明を、グーテンベルクキュリー夫人
協力して成し遂げるとは、
誰が想像しえよう……。

このバカっぽい(褒め言葉)パワーテキストは嫌いじゃありませんwww

人物タイルに、能力値をハメるギミックは好き。
勝ち筋は、他人の尻馬に乗って、あとから業績をかっさらうという、発明の暗黒面に落ちた人が勝ちになるような印象。
心がキレイな僕には向いてないゲームかもな!(要するに負けた


他人のリソースを見て、他人の行動を予測したり、誘導したりしつつ、
自分のリソースを使うという、
言うが易し 行うが難し。

ネズミ会その4(第7~9章)

第7章:失われた書

ランダムイベントで書物を探す回。
今回も「出たー、しいさんの鬼引きぃぃぃ!」。
第5章に引き続き、初回イベントがクリアイベント。

うほ、このゲーム、ちょろくねwww

第8章:後悔を求めて

父王の形見を探しにいく回。
これでひ弱な*1王子もパワーアップだぜ!
(「神秘の剣」の方が使い勝手がいいような気も若干するけど)

第9章:バーストの贖罪

トリッキーなプレイヤー2人だけの回。
登場ネズミはakiyukiコリン+自由枠(リリーしい)。
これキャンペーンシナリオだよね!4人用ゲームだよね!
わけがわからないwww


1人は今まで敵対してきたバースト大佐の役。
ゲームギミックで敵になったり、味方になったり、敵になったり、変幻自在。
プレイヤーは満場一致というか、ナチュラルな流れで ruwindさん。
残ったヒロベさんはその他の敵役全部。味方だと侮れないが、敵になると頼れる存在だ!?


回復役のチルダがいないからキツイかなと思ったけど、なんとかギリギリでクリア。
この勢いで、残りネズミ組が出撃する第10章、そしておそらく全ネズミが合流して最後の戦い。そして伝説へ…。


次回最終回予定。どうやら年内にネズミ納めが出来そうです。

*1:唯一の捕縛ネズミ

トーキョーN◎VA「プラチナムレイダー」を遊んで

 N◎VA SSS Vol.4『プラチナムレイダー』のキャンペーンを遊び始めました。当方イヌ枠。
 今回は3本目、最終回「プラチナムレイダー」。

 
 もう何を語ってもネタばれなので割愛しつつも。


 キャンペーンが終わった後、もし自分が別の枠で遊んだらどんな風にやるかなとか、もし自分がRLだったらどんな風にセッションを回すかなとか、想像してみたくなる、それは楽しいキャンペーンでした。


 (僕が知る限り)初めてのダブルハンドアウトを使ったキャンペーンシナリオなので、どんな感じになるんだろうと、興味津々で参加したセッションでした。


 遊んだ結果、何度も「!」とか「!?」とかが脳内で言葉にならない衝撃が走るシナリオでした。PC1~3までの作り込まれたハンドアウト。まさにプロの仕事でした。まぁ4と5はいなくても遊べる作りになっているので、投げっ放し気味なのは仕方ないかなー。そこは逆に好きに盛っていいよという電波を勝手に受信することにしましたw
 それから3本目で、ほとんどのキーハンドアウトが空いた後に、もう1回再利用するギミックは、新しかったなー。


 全体的には、シナリオは各話1回ずつ区切れていて、それとは別にキャンペーンを通したバックグラウンドストーリーが1.5本ぐらいあって。各PCのストーリーがその裏にぼんやりあるようなないような感じ。というのも各キャラクターの葛藤と決心が生まれるネタを散りばめておいて、そこのストーリーは、セッション内での生まれるように仕込んでいる印象。


 個人的には、海外ドラマのTVシリーズのイメージで。毎回の事件、シリーズ通しての事件、それとは別の各キャラクターのパーソナルなイベントが、組み合わさって進む印象。だからキャラクターに思い入れがあるというか、考えるのが好きな人の方が向いているかもしれません。あと超然としてブレナイ性格よりは、人間味があるというか、固まっていないというか、変化するキャラクターの方が向いているかもしれないなーとか思いました。


 あとN◎VAは1話完結の遊び方が多く、キャンペーンはもしかしたら初めて遊んだのかもしれません。神業がストーリーに与える影響が大きいので、キャンペーンシナリオを書くのも難しいだろうなと考えていたのですが。今回のダブルハンドアウトはなんか新しい道が見えた感がありありでした。でもやっぱキャンペーンシナリオを書くのは大変そうだけどw