トーキョーN◎VA「墜落天使症候群」を遊んで

 トーキョーN◎VA SSS『神は天にあり、世はすべて事もなし』のキャンペーンシナリオ1本目「墜落天使症候群」を遊びました。

キャスト

フェイト枠:”Oldies” 立浪 嶺二(たつなみ・りょうじ) タタラ、ミストレス◎、フェイト/(葵)さん

 アサクサの喫茶店のマスター。フェイトは引退したが、依頼は飛び込んでくる。イケオジ枠。*1

イヌ枠:”Hard-shell”ジル(ジルコニア) イヌ◎、カブト●、チャクラ/暗転丸さん

 ブラックハウンド所属の若手ウーメン。調査は苦手で、立浪さんとこの喫茶店に入り浸って頼るスタイル。*2

ニューロ枠:"alice7G"雲雀 有栖真(ひばり・あすま)*3 ミストレス、ニューロ●、コモン◎/akiyuki

 一般企業への就職を機に、ハッカーも、ネトゲも、女装も卒業して、ささやかなリア充ライフを夢見る青年。


カタナ枠:”ボーパルバニー”三日月 白兎(みかづき・はくと) カタナ、チャクラ、シキガミ/せいじゅうろうさん

 妖刀に魅入られた男装女子。中2病患者。ニューロ枠の相棒。


バサラ枠:ムサシ バサラ、カタナ、シキガミ/アンドーさん

 通信教育でジェダイを嗜み、北米からN◎VAに武者修行をしにきた金髪サムライメン。

セッション

不思議な少女アセラを巡って事件が起こる「墜落天使症候群」。

 SSS最終巻のキャンペーンシナリオということもあり、デカイネタ。でも、まだちょっとネタバレの時間じゃないかな的な。*4


 サプリメントオルタナティヴサイト』発売後ということもあり。新スタイルのコモンとシキガミが投入されて、目新しい感ありつつ。


 展開は、プレイヤーが情報項目に記載がないことを想像したり、でも情報項目の行間を読まないと内容が整理できなかったりで、ちょっと悩んでバタバタするも。最終的には「SPSルール」素晴らしい!という結論に行きついた。そして昔こういうジレンマで数時間は(楽しく)喧々諤々したなーと思い出したり。


 あと個人的に印象的だったのが。
 カタナ枠のキャストの設定。ニューロ枠のアリスの女装卒業男子に設定を寄せてくれて、兎で女装卒業?女子。いぇーい。オレタチ面倒くさい(褒め言葉)コンビ!だな思っていたら、シナリオの展開と化学反応を起こして、そうか、そうなるか、すっごーい、みたいな。
 当初ニューロ枠にコモンで突っ込んでいった想定は完全に越え、世界(主語拡大)を加速(アクセラ)しちまったぜ風*5を感じながら、次なるセッションに思いを馳せるのでした。

後日談

*1:勝手に東京喰種のあんていくさんをイメージ

*2:キャスト間のスムーズな合流を見据えた設定

*3:N◎VAの伝統的なハッカ―は鳥の名前だぜ運動に基づく

*4:以前の「二進法のマリア」みたいな

*5:1文字で表現すると、巨大な「!」(作画:所十三的な)

モノトーンミュージアム「合わせ鏡のような兄弟」を遊んで

平日の夜に神田のDaydreamにて『モノトーンミュージアム』のキャンペーンを遊ぶという会、第2回。

セッション

 参加者およびキャラクターは前回と同じく。
 2回目ということもあり、キャラクターの距離感も掴めてきた感じで。

ジルベール

 「オレは祭が楽しみだ。民も楽しみにしている。だったらやるしかないだろ」といって従者に気苦労させるパリピ。

ハイドレジア

 「さすがです。お兄様(PC3:レイ)」。ウェンディ属性*1を捨て?、新たな属性を身につけたヒロイン。
 ジルベールとのデートイベントもぬかりない。

レイ

 だいたいのことは裏で手を回している黒幕ロールプレイが板についてきた感。たぶんCV石田(
 そのうちウチの従者(アルフィーズ)も引き抜いてしまいそうで怖いw

アルフィー

 ますますサポートに磨きがかかる従者。ますます王子を持ち上げるがよいよいぞ(王子馬鹿面
 《うさぎの穴》えげつねーとか思いつつも、「色欲の古銭」で実はギャンブル狂素養が発覚。こーゆー、アイテム演出は心憎い。

ウーティス

 皆が祭りに浮かれる中ひとり不吉を語り、竪琴を奏でて人々(モブ)を屈服させる怪人。
 青の国にも、赤の国にも属さず、でもどちらの紡ぎ手も民も護る。カッコイイ。


ミドルは、AL2より FS判定。
混乱した街中で、状況把握とPC合流をはかる流れ。


戦闘はまさかの4つどもえ。
怒り有頂天の青王親父(脳筋)と赤王親父(セットアップで範囲攻撃部下5体を操る!)をガチ殴り。
久々にイニシアティブプロセスがなかなか回ってこない地獄を味わいました。
剥離値は21まで。ちょーとヤバイかなと思ってたら、ダイス振りなしで戻ってきました。


それはそれとして。シナリオタイトル「合わせ鏡のような兄弟」だったんですが。
誰のことだったのかな。
ジルベールとハイドレジア?
青王親父と赤王親父?
もしくはシオンとサーナ?
次回聞いてみよう(忘れるフラグ


あと実は後半からなんか声が出づらくなって、もしかして体調を崩したかと危惧してたのですが。翌日なんともなく。めでたしめでたし(御標風に


次回は7レベル!

追記:メモ写

[:large]

ドラクルージュ「願いの行く末」に向けて

10/8 TRPGセッション会 | TRPGぷれいすのページ

それに向けての準備メモ

システム紹介

セッションの舞台は常夜国(とこよのくに)。
太陽が昇らず、紅い月が地上を照らす、ファンタジー世界です。


その世界では、美しき不死者(吸血鬼)が、民衆を支配しています。
しかも力づくで支配しているわけではなく、わりと慕われています。


皆さんはそんな吸血鬼の誇り高き騎士になります。


そして他人からチヤホヤされたり、他人をチヤホヤしたりしつつ、
弱き者や、自らの美学のために戦ったりするゲームです。


判定は六面体ダイスを5個ぐらい振って、その出目を使って、行動を選択していきます。
つまり出来ることしかやらないので、失敗しません。美しさの秘訣です。


そんな感じに、ルール通りに遊ぶと、自然とカッコよくなって遊べるゲームです。

なおゲーム世界内で吸血鬼は罵倒語です。

公式PV
youtu.be

シナリオ諸元

  • 推奨プレイヤー人数:2~4人
  • 推奨PC逸話数:1つ
  • 篇:1

物語の背景

 身体が結晶化してゆく「”無被花(むひか)卿”ヴェリーヌ」を癒すため、馬車(か船)に乗って、妖精郷の秘境を目指すというお話。

NPC

”無被花(むひか)卿”ヴェリーヌ

  • 瞳:荒涼とした灰色/髪:しっとりと濡れた黒/右半身に疫病の痕(=結晶化)。
  • 血統:ノスフェラス(家門:髑髏)/道:近衛(象徴:百合)/逸話:醜聞(まさに堕落の兆しを得たり)のイメージ。
  • 原風景:市井の心/叙勲:始祖の寵愛(18歳)/叙勲後:滅亡(1212年)
  • ノスフェラス公始祖クローデットに叙勲された騎士。女性。
  • 常夜778年の疫病にて死ぬ運命だったが始祖によって救われた。
  • ノスフェラスを出たのちは、他の主たちに仕えたり、長き眠りについたりを繰り返している。これまで冥王領に挑む主たちに仕えて主が滅びるか、彼女が役立たずなので捨てられてきた。もはや彼女を知る者も少ない。
  • 自らの身体の変化を、領地を取り戻すことを怠り諦めた結果の堕落であると考えている。
  • 逸話は本シナリオ開始時点の身体変化によるもの。

”終告卿”アレハンドロ

  • 瞳:宝石の如き青/髪:燃え上がる炎の如き赤/やや思い込みが激しく、他人の話を聞かない傾向。
  • 血統:ヘルズガルド(家門:吊るし輪)/道:近衛(象徴:兜)/逸話:勢鹿(常に騎士道の範となりたり)のイメージ。
  • 原風景:騎士の養子/叙勲:返しきれぬ恩(22歳)/叙勲後:憂国の士(30年)
  • フルネームは「アレハンドロ・コルティナ・フォン・ヘルズガルド」。
  • 不徳と堕落の徒を幽閉する、地獄の獄吏。自らの使命に揺るぎなき信念を抱いている。男性。
  • 追跡者。逃亡した”無被花卿”ヴェリーヌを捕まえることを自らの名誉に誓っている。

ハンドアウト

PC1 騎士限定

  • 消えざる絆:”無被花卿”ヴェリーヌ【恋か憐】
  • 推奨の道:遍歴、領主
  • サンプルキャラクター:ローゼンブルク家の遍歴

 貴卿には直感で分かった。無被花卿ヴェリーヌの身体結晶化が堕落の兆しでないことを。
 いや彼女と言葉を交わした者ならば、そこに堕落の兆しの無きことは一目瞭然。
 そのような流言は彼女の心と名誉を傷つけるものでしかない。
 そして貴卿は身体が結晶化する呪いを解いた妖精郷の主の話を知った。
 ああ、ならば彼女を癒すため、万難排してもその場所へ向かわなければならない。
 それが騎士たるものの努めであろう。

PC2 騎士限定

  • 消えざる絆:PC1【信か恋】
  • 推奨の道:近衛、夜獣
  • サンプルキャラクター:ヘルズガルド家の近衛

 貴卿は監獄塔の衛士だ。不徳と堕落の徒は、ヘルズガルド家の地獄へ幽閉される。
 そして監獄塔は、地獄に送られる者を拘束するための場所だ。
 いま貴卿は一人の女卿”無被花卿”ヴェリーヌを拘束していた。
 しかし[PC1]の言によると、彼女は堕落しておらず、癒しを必要としているという。
 貴卿はその言に心動かされ、自らの役割を放棄して、[PC1]たちと共に旅立つことを決めた。
 何故このような決断をしてしまったのか。見上げた天空の紅き月は何も答えてはくれない。

PC3 騎士限定*1

  • 消えざる絆:”無被花卿”ヴェリーヌ【主か妬】
  • 推奨の道:狩人、僧正
  • サンプルキャラクター:ノスフェラスの狩人

 貴卿は無被花卿ヴェリーヌを主と仰ぎ、仕えてる。
 主は長き刻を経て、冥王領を挑むことに心疲れていることは明らかだった。
 そもそも主はそのような争いに向いてはいないのだ。
 だから堕落の兆しが、身体の結晶化として表れたのだ。
 そしてその時、主を助けようと連れ出す者、[PC1]が現れ、逃亡、いや探求の旅が始まった。
 貴卿は旅の行く末を見届けることを心に決めた。それは始まりの旅か、それとも終わりへの旅か。

PC4 騎士限定*2

  • 消えざる絆:妖精郷の秘境【信か欲】
  • 推奨の道:賢者、船長
  • サンプルキャラクター:ダストハイムの賢者

 貴卿は妖精郷に想いを馳せる者だ。
 数多の騎士物語で古くから語られる、妖精たちの世界は、貴卿の好奇心をくすぐり続けている。
 そんな折、貴卿のもとに、身体が結晶化する現象を治す手がかりを求める[PC1]が現れた。
 手がかりはあった。古く忘れられた妖精郷の物語の中に。
 そして貴卿は、物語で語られた、妖精郷の秘境を訪れ、ひとめこの目で見てみたかった。
 きっとこれは天啓であろう。たとえ其れが藁をも掴む願いの末梢だとしても。

いろいろ準備

レコードシート自作

思いつきをカタチにしてみたら、文字一杯でちょっと怖くなってしまったの巻。使い勝手は今度試す。
http://aldente.sakura.ne.jp/public/dracurouge_record.pdf

*1:本当は異端でもいいけど、異端の「行い」のカード化が完了していないから

*2:本当は異端でもいいけど、異端の「行い」のカード化が完了していないから

モノトーンミュージアム「絹裂きは聖夜に舞う」を遊んで

『モノトーンミュージアム』SSS vol.1より「絹裂きは聖夜に舞う」を遊びました。
先日同システムで遊んでからの連続です。モノミュづいてます。
休日昼間オンセ。5時間強。

モノトーンミュージアムRPG スーパーシナリオサポートVol.1 絹裂きは聖夜に舞う

モノトーンミュージアムRPG スーパーシナリオサポートVol.1 絹裂きは聖夜に舞う

(あ、改めて表紙を見て意味が分かった顔)

参加者

GM:ARHMさん(@hidearihama)

 圧倒的な準備でセッションを進行させるGM
 シーン描写までテキスト化されているボイスセッションへの参加は初めてかも。ディ・モールトベネ!*1

PC1:ヴィリロス・エテルネル・マディス/不死者2・僧侶1/龍梨さん(@Ryuri_TRPG)*2

 100年程前に亡くした愛しい人への気持ちを引きずる、引きこもり不死者。
 死なざる者の浮世離れした感じが、ちらりと見え隠れしていたのが印象的でした。

PC2:コペルニクス/童子2・旅人1/舟さん(@bune_hobby)

 地図職人を目指す?”賢者の羽根”の学生。
 ちょっと複雑な設定の名も知らぬ少女に絡む、巻き込まれ枠。他者にやさしい童子サポーターとベストマッチしてました。

PC3:”茫漠たる”ブラウリオ/裁縫師2・異形1/akiyuki

 異形化影響で記憶が曖昧な裁縫師。悪魔のような尻尾アリ。

PC4:テオ(ジーナ)・フィロメーノ・スカラッティ/戦人1・職工1・狩人1/といろさん(@toiro213tbn)

 白銀騎士団団員? 団長に害された兄に成り代わり騎士する妹。
 からくり兵卒から繰り出される連続攻撃は苛烈(実はどういうコンボかまだ理解できていないw

セッション

 誤解=ブラウリオが不審人物ではないこと。


 戦闘は、PCビルドの足りないところは、逸脱能力を使えば大体補えるんだけど*3、使い続けると伽藍になるというプレイ感は、モノトーンならではで面白く。*4


 楽しくセッションを終え、2本目の「火刑来たりて救済の」をやろうということになりました。「また遊ぼう」はいい感じですね!

*1:でもマネできない

*2:初ボイスオンセ。あまりに自然で失念していましたがw

*3:神業、加護的能力の3つ目の取得をセッション中に決めたり、使用回数制限がなかったり

*4:発売当初は大味だなーとか思った印象があるのですが、今遊ぶと絶妙だなーとか感じたりw

モノトーンミュージアム「吠え猛る番の獣」を遊んで

平日の夜に神田のDaydreamにて『モノトーンミュージアム』のキャンペーンを遊ぶという会に参加してきました、第1回。


例によって面識のある人がいない中、、募集カレンダーを虎視眈々とチェックしつつ、強く当たってあとは流れでゆくスタイル。

参加者

GM:しょうさん

 精力的にモノミュを回してらっしゃるGM。今回3、5、7レベルと遊ぶオリジナルシナリオキャンペーンの企画を立ち上げたのだった!

PC1:”蒼剣の”ジルベール・メロヴィクス/戦人2・からくり1/akiyuki

 青の国の王子枠。+経験点5点(常備化50点)レギュレーションにより、常備化50点の魔法の剣と、義肢型からくりを装備した、脳筋バカ(さわやか)。


PC2:ハイドレジア・フルブルム/賢者1・職工1・戦人1/うゆまさん(@uyumakusa)

 赤の国の王女枠。知識と魔術の国で、魔術ではなく、からくり兵卒を使いこなすお転婆?もしくはからくりマニア。ときどきヒロイン。

PC3:レイ・フルブルム/不死者1・貴人1・旅人1/マジネコさん

 ハイドレジアの兄。赤の国の第一王子だが、不死者のため、王位継承権を失った。妹を影から支える頼りがいのある、でもちょっぴりキケンな人。元々は従者枠w

PC4:アルフィーズ・ロワゾー/従者2・童子1/セキレイさん(@UMXRBShgZlYYCRL)

 青の国の従者枠。大きなぬいぐるみを背負った小さな見習いメイド。時にドヤ顔で頼りない王子を必死にサポートする幼馴染的存在。《いざ準備は整いました》「ご苦労」、《助太刀》「うむ」、《白馬の王子》「どーれ」

PC5:”誰でもなき”ウーティス/屍人1・其達1・芸術家1/スエノさん(@robatani)

 災厄の先触れと名高い死せる元騎士。現在は棺桶を引く吟遊詩人。棺桶には書きかけの大量の詩の束と紡ぎ手の剣。まごうことなきPC5村村長。事件の核心に絡みつつ、なかなか合流するキッカケがつかめず、ちょっと焦ったw


セッション

 隣り合い、仲がいいようなわるいような、青の国と赤の国。
 年に1回、国境の紫菫の街で行われる、紫の祭での催し物(演劇)のため、青の国の王子と赤の国の王女が協力しようとするが、そこに狂った御標が下る。それは国同士の不仲が生んだ悲劇が原因だった……という話。


 例によって脊髄反射の思いつき、「親父は、赤の国との共同演劇でゴリラをやらされてから(一応悪気はなかった)、赤の国と仲が悪い」とか「赤の王女とは国境の街で出会っているが、お忍び中でお互いの身分は認知していない」とか「義肢つけてくれた謎のからくり師はコッペリウス!?[TR.144]」とかいろいろと拾ってもらったり。


 あと恐ろしいぐらいの高い高ーいのトスを上げてもらって。ウーティスに庇ってもらい、レイにダメージを上げてもらい、ハイドレジアに達成値を上げてもらい、アルフィーズに移動させてもらったり行動させてもらったり。あとは憤怒の一撃を使うだけの簡単なお仕事だお!
 やばいレベルの至れり尽くせりで、なんか反動くるよ、きっと。


 あとモノトーンは、歪み表や兆候表を振るのが楽しいですねー。
 「「境遇:縛られぬ魂」を喪失して、責任感が芽生えます」「ずっと喪失してて!」みたいなw


 そんなこんなでとても楽しいセッションでした。


 次回は成長して5レベルで遊ぶ予定。
 5レベルで遊ぶのは初めてで、とても楽しみです!


 なお平日夜セッションなので。

ヤンキー&ヨグソトース「ガイヤンキーより愛をこめて」を遊んで

異世界ヤンキークトゥルフ邪神ものTRPG『ヤンキー&ヨグソトース』を遊びました。
シナリオは付属シナリオ「ガイヤンキーより愛をこめて」。


面子

GM:ruwindさん

 シナリオの行間(三下NPCセリフ)が見えるニュータイプ

”むっつりスケベ”佐藤龍生/バンカラ/空手/PL:アンドーさん

 バッドヤンキーによって”むっつりスケベ”の噂(二つ名)を流されたグッドヤンキー。もうバッドヤンキー、シメるしかねぇ。

”すぐカッとなる”伏見一斗/オールドヤンキー/ボクシング/PL:高村さん

 留守の間にバッドヤンキーによって学校を滅ぼされたグッドヤンキー。もうバッドヤンキー、ボコるしかねぇ。

”獅子奮迅”千葉渉/ツッパリ/(ズル)かしこい/PL:akiyuki

 仲間と学校行事(盆踊り大会)を盛り上げたが、女子に「やだー昭和っぽい」と陰口を叩かれ、一人で歌って太鼓を叩いて踊ったことにされたグッドヤンキー。バッドヤンキー、誰それ?

セッション

なお


今日の夕食


 ガイつながりでw

余談

トーキョーN◎VA「Beast Within」を遊んで

 同人シナリオ集「TRY-ANGLE」より「Beast Within」を遊びました。

doguraz.hatenablog.com

 覆面強盗団"サファリの女リーダー"ライオン"に集められた、メンバーが"バンク・オブ・ニューフォート"という後ろ暗い背景を持つ銀行に隠された、10,000プラチナム相当のブツの強奪に向かう。血と硝煙のクライムアクション。


※ダブルハンドアウトシナリオ
※元ネタは HDB p.97参照

サプリメントで、新スタイル祭りが始まる前に遊んでおきたかったのです(脳内で MAN WITH A MISSIONを流しつつ

準備


「プラチナムレイダースとはまた趣を変えた」で「と」が抜けてた。ドンマイ。

セッション

 プレイ時間は4時間半ぐらい。
 PL3人だけど、こまめに休憩をとって、のんびりとプレイして、このぐらいの長さが体力、集中力的には、ちょうどいい感じ。最近NOVAならPL3~4人でいいかなー派。


 なおダブルハンドアウトなので、全くもってネタを書くつもりはないのですが。
 テーマはやや人を選ぶし、セッションハンドリングもあまりビギナー向けではなく(RL.PLともに)。
 簡単ではない。でも面白い。カッコイイ。もともとN◎VAってそーゆーゲームじゃん、みたいな。


 (僕も全てのシナリオを読んだり遊んだりしたわけではないけど)公式のいくつかのダブルハンドアウトシナリオとは異なる、新しい角度から攻めているので、ダブルハンドアウトが好きな人は、プレイまたは一読をオススメします。通販でも同人誌の入手は可能です。

【C91新刊】トーキョーNOVAシナリオ集『TRY-ANGLE』 - コミックマーケット91新刊 - TRPG/システム別 |TRPG通販サイトのこかげ書店

参加者

  • ホーク枠/"鷹の目”スコット/クグツ、カブトワリ◎●、カゲ/Nene-Keyさん
  • ハイエナ枠/周防 秋/タタラ●、レッガー◎、カブトワリ/しょーじさん
  • エイプオウル枠/”知恵者”オウル/タタラ●、ニューロ=ニューロ◎/かなやんさん

 カブトワリが2枚、タタラが2枚、テラウェア関係者が2人*1、河渡関連が2人。ニューロが独りで2枚。なにかとシンメトリーを感じる顔ぶれ。


 あとハンドアウトで「キミはエイブ」と書いてあるのに、ハンドルオウルのキャストデータを上げてきた時は「こやつw自由だなwww」と思ったけど、別に大きな支障はなさげなので、それでいくことにしました。イラスト見せながら「これ(猿)いないから」「このサファリ、鳥類多すぎ」とか言いながら。まあ、こんなこと火星じや日常茶飯事さ。

RLの流儀

 実はオフでは初めてのTNXのルーラーだったり。
 そして百戦錬磨のN◎VA者を前に、いくつかの流儀を開示してみたり。

ハンドアウトはPLが読む

 これはいくつかの理由で愛用している小技で。

  • PLは耳で聞くより、自分で声に出して読んだ方が、内容が頭に入る。
  • PLが参加者全員に対して発言する最初の機会になる(かもしれない)ので発声練習のイメージ。あと特にオンセだと声を把握するの大事。(ハンドアウトを読む→必要ならPL紹介→キャスト紹介の流れを想定)
  • なにか書いてあることを読んで、スムーズに発言を切り出した方が、あとの発言が続きやすいかもしれないというマイコミュ症経験則
  • RL(GM)を読むのはだるくなーい?RLはトレーラーを、読むし

 などなどの効用があるかもテクニックです。お試しあれ。

RL手札

  • 1組で遊びます。
  • RLは原則的に手札を持ちません。
  • 通常(カット進行以外)、RLの判定が行なう場合は、山札判定を行います。
  • カット進行の戦闘準備プロセスにて、RLは手札を4枚補充します。カット進行の終了時に、RLは手札を全て捨て札にします。
  • 大抵RLはどんな手札でもそれなりに機能する。
  • 運命の輪が止まっている感じが好きじゃない*2
  • 山札が一回なくなって、捨札をシャッフルして、新山札に淡い期待を抱くところとか好き

情報項目カード&ゲストカード

 みんなで聞き取り写経みたいなのするのが好みではなく。まあ記憶力ないからするんですが。
 でも出来るだけ「見える化」して、もっと別のことに集中したい。具体的にはグダグダとロールプレイだったり演出だったり。
 そのために下準備は惜しまないスタイル。

情報項目

 情報項目は、項目名、技能、目標値を書いた紙片。内容は書かない。PLが紙を読むのに集中して、セッションから離れないようにするため。あと書き写すのメンドー。

ゲスト

 ゲストは、
f:id:akiyuki3:20170807192738p:plain

 こんな感じの紙片に、イラスト頭公式があれはそれを、なければイメージ共有のため流用画像を貼り付け)。

  • ペルソナのスタイルと対応神業(使用したらチェックを入れる)
  • 不明のスタイル(神業)は空欄。明らかになったタイミングで追記していく

 結構いー感じに機能したかと(自画自賛

データ

 僕はどのシステムでも敵データの読み解き(コンボとか装備とか)をしてから、セッションに臨むタイプなのですが。
 今回は特に以下を行いました。

  • ゲスト毎の推奨使用スートを追記(テンパると脳処理速度が落ちるので)。
  • ゲスト毎の推奨ターゲットを追記(とりあえずモチベーションとして誰を狙うかを決めうちしておく。その上でセッション内で防御役とか配慮をしながら処理する)
  • 特技にスタイルを追記(判定でスタイルが明らかになっていく過程は好きだけと、全特技を把握するほど遊びこんでない。だからこの判定でスタイルが判明したことをRLからPLに明示するため(上記ゲストカードに書き込んでいく)に、例えば「加速装置(タタラ)」とか書いておく。

トループデータ

 今回のシナリオでは必要なかったのですが。
 トループデータを、ルールブックのnページ参照はキツイですね。
 プレイアビリティ低下は、セッションひいてはシステムの満足度低下につながると(勝手に)考えていたりしました。対策としてとりあえず該当ページをコピったりしていますが。本当はシナリオに記載してほしいなー。D&Dみたいに。ページ数?しらんがな。増えるといくら値段あがるん(汚人の顔
*3

最後に

 N◎VAは、シナリオが多数提供されていて、同人まで手を広げるとさらに途方もなくなるのですが、アンテナを広げると、こーゆーすごいのがあって。ますますシナリオを作らなくていいなーとか思ったりしましたw

*1:そういえば「カッコウ」が起業したルテチアは、テラウェアに買収されてる

*2:RLの手札にジョーカーとエースが2枚来たら、RLは判定を強要されることはほぼないので、カット進行まで手札が固まったり

*3:余談ですが。RL(GM)がページをめくっている時に、間を持たせようとして、適当なことを話し始めらたら、RL(GM)が手を止めてそれに乗ってきてくれて、いや、そーゆー意図じゃないんだよ。手を止めないでと思ったことが多々あり。でも意図を言わないのに伝わらないのは仕方がないので、最近はなるべく黙って待つことにしています