『トーキョー・ナイトメア』「イヴの未来」

5/4のライドオフ用にシナリオを考えてみたけど、ちょっとトンチキすぎるような気がしてきたので、一旦放流。
もうちょっとベーシックにストレートにエモいっぽい方がウケるんじゃないかなかな。
もしかしたらこれでいくかもしれないけど、まだあわてるような時間じゃない?

アクトトレーラー

今日と同じ明日が続く。
そんなことはあり得ないと分かっている。
そうであって欲しいと願ったとしても。


ちょっとしたことの積み重ねで世界は変わる。
様々な可能性から、ひとつの未来が選ばれる。
これは災厄に瀕した世界で、選択する人々の物語。


トーキョー・ナイトメア
「イヴの未来」
夜が来て、悪夢(ナイトメア)が始まる。

ハンドアウト

キャスト①

クイックスタート:電脳世界の騎士
スタイル:ニューロ/フリーランス
<コネ:イヴ> 推奨スート:クローバー(感情)

キミは世界を革新するシステム、プログラム・カオス(仮)を開発中のエンジニアだ。
ある日、イヴという人物がウェブ上で連絡をとってきた。
キミがウェブ上で行なっている開発資金調達に興味があるという。
やはり見る目がある人にはプロジェクトの先進性が分かるのだ。
祝え!今日はシステムの完成にまた一歩近づいた記念日となるだろう。

PS:【プログラム・カオス(仮)を完成させる】

※なおプログラム・カオスの名前や設定は、プレイヤーが自由に設定してもいい。
 とにかく完成したら本人的にスゴイと確信しているシステムであればいい。

キャスト②

クイックスタート:荒事屋
スタイル:カブト/時間遡行作戦「オペレーション・クロノス」(仮)のメンバー
<コネ:キャスト①> 推奨スート:スペード(理性)

キミは荒事師だ。未来から時間遡行して現代のトーキョーにやってきた。
未来の世界では、キャスト①が開発したシステムにより、世界は災厄に瀕している。
もし過去に戻って、歴史に介入すれば、未来を変えることが出来るのではないか。
そんな人びとの悲願を背負って、キミは1人、歴史の特異点に旅立った。
たとえその道が一方通行になるかもしれないとしても。

PS:【世界災厄を未然に防ぐ】

※なお時間遡行作戦および未来の設定は、プレイヤーが自由に設定してもいい。
 とにかく未来からやってくれば、ジオウでも、ターミネーターでも、刀剣男士でも、ドラえもんでもいい。

キャスト③

クイックスタート:特別捜査官
スタイル:イヌ/NBI機動捜査班
<コネ:キャスト①> 推奨スート:ダイヤ(外界)

キミはNBIに所属する特別捜査官だ。
キミはかつてハッカー組織「集団的無意識」(仮)のメンバー、キャスト①を追い詰めたことがある。
しかし逮捕まであと一歩というところで、キャスト①は死亡した。
そんなキャスト①が再び堂々と活動を開始したという。そんなバカな。
キャスト①のプロフィールを把握しているキミは、事実を確認すべく捜査を開始した。

PS:【キャスト①の正体を明らかにする】

※なおテロ組織および死因の設定は、プレイヤーが自由に設定してもいい。
 とにかくキャスト①の死亡を確信できるような内容ならば、射殺でも、他組織に横取りされて死刑執行でもいい。

キャスト④

クイックスタート:事件記者
スタイル:トーキー/とんでも研(TNM3.p.102)
<コネ:秋山田てるお> 推奨スート:ハート(肉体) 同志的なニュアンスで

キミは世間から「とんでも研」と揶揄されることもある、超常現象研究同好会のメンバーだ。
今日は会長直々にネタを頂いた。最近、自分には前世の記憶があるという投稿が増えているという。ここまでは普通だ。しかしその後、投稿者に投稿の記憶がなかったり、そもそも投稿者が見つからないケースは新しい。くだらない悪戯かもしれないが、手を抜くわけにはいかない。きっちり裏をとって、記事にしてみよう。

PS:【会誌の記事をまとめる】

PL人数 :3~4人

初心者対応:〇(TNM初プレイOK、ルールブック未所持OK)

所要時間:4.5~5時間

レギュレーション

  • データ:公式データ全て使用OK。
  • 経験点の使用:0点
  • 必要な神業:2個以上の防御系神業
  • 使用が想定されている神業:《電脳神》《難攻不落》《制裁》

特記事項

・プレアクトでキャスト間コネクションを取得しない。キャスト同士が出会ったシーンの終了時に〈コネ〉を取得することができる。

D&D「大帝王の墳墓」を遊んで#1

ダンジョンズ&ドラゴンズ』のオンラインセッションを始めました。
結構投資したし、もうちょっとD&D遊んどくかイベントです。
週1回平日の夜に2時間ほどずつゆるく遊ぶつもりです。

シナリオ

シナリオは3.x版シナリオの「大帝王の墳墓」を5版で遊びます。
hobbyjapan.co.jp

「魂を喰らう墓」はプレイヤーで遊んでいるし、「大口亭綺譚」の低レベルのシナリオ「地底の城砦」や「秘密の工房」は3版当時にDMをやった記憶があったので*1、死蔵してたシナリオを引っ張り出した次第。

データはがっつりコンバートが必要ですけどね!

ツール

ツールはDiscordのVoice+ユドナリウム。
個人的にはオンラインはマップとかコマの準備がラクでいー感じです。
あとユドナリウムは凝ろうとすれば、マインクラフト風に立体的に表現することが出来るのも目新しくて面白いです。



コマ雛型

コマの雛型は以下のものを使わせていただいてます。全部の項目を埋めて使っているわけではないですが、行動値、AC、HP、インスピレーションぐらいの最低限の項目だけでも使うと、インベントリに表示して使いやすくなるんじゃないかと思います。


参加者

参加者は DMがakiyuki。PLは4名。漆妖さん、チャクラ厨さん、ゅぅぃさん、アルバガルドさん。

  • ワイズマン/ウィザード2/ハイ・エルフ/漆妖さん
  • "鐘つきの"ドーン=ブリックウォール/クレリック2(ショーンティア)/ヒューマン/チャクラ厨さん
  • "首切り蜘蛛"オレロン=ガーダー/ファイター2/ライトフット・ハーフリング/ゅぅぃさん
  • エブリィ・マジックトゥース/ローグ2/ライトフット・ハーフリング/アルバガルドさん

クラスとか好きなやつやって大丈夫ですよと念押ししたけど蓋を開けたらキレイにベーシック4クラス。
特にハンドアウトみたいなのは用意せず、導入状況だけ提示して後は丸投げしたのですが、そんなコンディションでもちょっと捻った設定のキャラクターを整えてくるのはさすがベテランプレイヤーたちです。

セッション

 まずは3/7と3/14に遊びました。
 シナリオは全部屋そのまま遊ぶのではなく、DM独断と偏見に基づき、イベントを抜粋したバージョン。基本向こうの人のシナリオは? 偏執的に全部屋に一見無意味や蛇足に思えるイベントがみっちりぎっしり詰まっているので、間引いたりしてます。あと自分が納得できる程度にはシチュエーションを整理したり、マスターシーンとして冒頭小話を読み上げたりしつつ。それでも根底には目の前に冒険の舞台がある、他に何か必要なのか?という確固たる意志みたいなものを勝手に感じていたりします。


 レベル2スタートなので、1発クリーンヒットで終わる感じではない、そこそこの安定感と、ちょっとした無理ならきくんじゃないかという期待を胸に抱きつつ。とりあえず2回で、冒頭で各冒険者が出会って、墓場の秘密が見え始めてきたところまで進んだ感じです。


 あと今回、テーブルの上に登って、攻撃したら「有利」ねという裁定でやってみたのですが。

 まぁ、セッションはこれからですよ。これから。
 忘れられた王の墳墓が今再び!

*1:ところでこれらが傑作と銘打たれていると、あれ?そうだっけ?という気持ちがちょっぴり

『インセイン』「恐怖の課金ガチャ」を遊んで


自宅でインセインを遊びました。
当日枠決め、キャラクター作成。喋って笑って、ダイスに一喜一憂して、行動の選択に悩んで、誰もが成功や失敗の可能性がある物語を、たっぷり遊んでセッション時間は4時間ぐらい。


シナリオはR&R vol.173掲載の「恐怖の課金ガチャ」。
ソーシャルゲーム聖地巡礼ツアーに行って、無(理のない)課金かそれ以上でガチャするダメな人たちが集って、ちょっとイイことすると、なんかイー感じになるかもしれないという話。


シナリオのテーマはイロモノっぽくもありつつも、手堅くホラーで、動きがあるシナリオ構成とか、ダメかもしれないけどギリギリなんとかなるバランスとか。円熟の極み?を感じさせる楽しいシナリオでした。*1


またインセインという結構枯れているシステムは、たくさん遊ばれていて、多くのシナリオが書かれているのを感じさせる、4ページ程のシナリオをさらっと読めば遊べる準備の軽さ。しかも半分ぐらいは配布用のハンドアウトやチャート。遊ぶためのハードルが低いのも魅力的ですね。


GMはぼく。PC1は漆妖さん。PC2はチャクラ厨さん。PC3はアンドーさん。


PC1は、3サイクルだしイケる?とばかりに、幸運+早業コンボ(判定出目10以上で行動+1回)に挑むも、またも発動しなかったのが印象的でした。


PC2は、ヒロインの嗜好を発露しながら、そうこのシナリオは特殊型だったよね!という行動を取りつつ、卓の流れを意識した行動が印象的でした。


PC3は、PCの苗字の読みが、GMの本名と同じという、意図せぬ?社会戦をしかけてきたので、GMがPCへの逆ハックを仕掛けるという悪いプレイを引き出されたのが印象的でした(何故か被害者つらで)。

そう、この物語は「警鐘」なのだ。

*1:あと書いてて楽しかったんだろうなという悪ノリが

『トーキョーN◎VA』「Fan and Kill」を遊んで

平日夜オンセ。



イヌ枠の僕のキャストは

”予備役(ファースト・リザーブ)”柚木ヒデオ(ゆぎ・-)
「やっと念願の老後ってやつを迎えられるってわけさ」


ブラックハウンド機動捜査課。さまざまな部署を渡り歩いた現場人生。
厄介払いの末、キャリアの最後はブラックハウンドで迎えようとしている。
還暦目前の男性。白髪オールバック。中肉中背。
派手なBH制服を隠すようにフェイトコートを羽織ってる。


出自:中流家庭 メディア(外界)
経験:ヤクザ コネ:藤崎竜二(外界)
邂逅:恩義 コネ:メモリ(外界)


データはヘヴンダウンビロウ版のサンプル正義の猟犬です。
よろしくお願いします。

久々のN◎VAでデータ勘もないし。さっくり短めのアクト用ということもあり、初めてヘヴンダウンビロウ版のクイックスタートを使ってみたのですが。よく出来てますね、コレ(いまさら感)。
円熟のサンプル感。


相棒のトーキー枠がアクティブポジティブな若い女性だったので、イヌの設定はアシンメトリを意識してみました。バディものの妙ですしね。
獄写機で被写体をフィルム内に閉じ込めるバサラ能力とか、N◎VAらしくてカッコよかったなー。


シナリオの方は、愛ゆえの凶行がベースのシンプルなものでありつつ、「Fan」とか「シャイン(shine)」とか言葉遊びにこだわりを感じたりしました。
あとこうやって、さくっと遊べるスタイルも選択肢のひとつとしていい感じですね。楽しー!

『ブレイド・オブ・アルカナ』「えいえんになかよく」を遊んで

シナリオは サークル・ロウトルで出している同人誌「FAIRY TALE」より「えいえんになかよく」というシナリオを遊びました。



なんと7日の間に2回もブレカナ。そしてなんと初めましての面子も!


GMはシナリオを書いた、たかどうさん。

過去、戦火と飢饉に巻き込まれ、歴史の闇に消えた小さな村メガハス。


そんな跡地には人でなしの盗賊団が蔓延り
誘拐、強盗の無法地帯になっていた。


だが隠されたる真の因果は若きクレアータ職人の願いにあった。
「この村の『22人だけは』永遠に仲良く−」
願いは歪な祝福と大きな呪いとなる。

たかどうさんは、PLの時は破天荒なんだけど、GMの時はストイックで夢見るロマンティストだよねー(風評被害)。
ちょっとネタバレすると、シナリオは村から外に出ることが出来ない系の、なんともいえないキモチ悪さ(褒め)あふれるホラー系?
ただ出だしからたっぷりこってりの長い大作シナリオなので、今風にするなら、導入で村から出られないことを認識するあたりまでかっ飛ばせた方が個人的には好みかなー、とか。


キャラは先週と同じく、聖グラディウシア騎士団枠で同じキャラを使ったのですが。
「サークレットとかつけてません?(金属防具探しの繰り返し系)」
「守護の指輪(GoV p.109)も金属防具ですよ」
「それだ!指輪とかつけてませんの方がスマートだ!?」


あとミドル戦闘が大変だったけど。


いやー、ほんとブレカナRのエキサイティングなバランスはサイコーに地獄だぜHAHAHA


キャンペーンシナリオでないかなー(先週と同じ繰り返し系

『ブレイド・オブ・アルカナ』「黒煙の遥か彼方」を遊んで

しょーじさんがコミケで入手したブレカナシナリオを遊びました。
シナリオは「黒煙の遙か彼方」*1

2人の貴族が戦を始めた。
一方は病床にて戦を息子に託す、古株の領主。
もう一方は神聖騎士団の協力を引き出した、竜伐軍帰りの勇士。
PCたちはそれぞれの軍に属して、この争いに関わっていく。
しかしその闘いは只の領土争いではなかった。
闇の鎖が多くの魂を縛り、死へと誘おうとしていたのだった。

参加者

GM:しょーじさん

 「あれ?このシナリオよく読んだら殺戮者のデータないよ。プレイ環境に合わせて作る系?戦闘したい?じゃあちょっと休憩。データ作るわ」
 いい感じのデータをさっくり準備した豪腕。

PC1:アレクシス・ローゼンクランツ/エフェクトス=グラディウス=ルナ/Nene-Keyさん

 テオの私兵*2。元力剣(凍)と火炎剣の二刀流剣士。

PC2:シュレースヴィヒ・ホルスタイン公/アングルス=コロナ=ステラ/せいじゅうろうさん

 病床領主の友人貴族。息子が初陣だからと、戦の采配を託される軍師。デブ枠その1.

PC3:ポール・デリシャス/アルドール=アダマス=ディアボルス/たかどうさん

 神聖騎士団の小隊長。アーの名のもとに新参侵攻軍の援軍に駆けつけたのだが…。デブ枠その2(なぜ被った?)

PC4:”断罪人形”シャオム/クレアータ=フィニス=アクシス/akiyuki

 聖グラディウシア騎士団。



コミケに、ロウトル以外にブレカナのシナリオを出しているところあったんですね。*3
運命に誘われて、両軍に別れて参加している聖痕者たちがなんとか合流して、殺戮者を倒すという流れ。
設定や描写が細かくて、遊んでてブレカナ好きが伝わってくるシナリオでした。
なんでも作者は「森の賢者」を数十回(100回だったかもしれない)回してるツワモノだとか。


最近のサポートがGF誌だけなので露出は少ないですが、好きな人は好きなシステムで、遊んでいる人がいるんだと思って、一人勝手に心強くなったりしました。
キャンペーンシナリオでないかなー。

*1:サークル名はチェック忘れ。灰色表紙のコピー誌でした

*2:余談だけど、最近テオの私兵枠が、千早後方処理課みたいなものだと思えてきて、テオが「仕事ですから」とか言い始める日も近い?

*3:註:コミケ未参加者

『ドラクルージュ』「恋い渡る者に捧ぐ終曲」を遊んで

今年のオフセッション初め。
ドラクルージュオンリーコン#3に参加して遊んできました。

1システム10卓ですよ、10卓。
募集サイトをみた時、主催者無茶しすぎじゃね?とか思っていたのですが、全卓立卓してますよ。
すごい。今日の本厚木は常夜国!(意味不明


*1

参加者

DR:名掛さん

 TRPGを初めて半年で、ドラクルージュが好きで、オンリーコンでDR。
 しかも丁寧に場所や設定を拾って夢詰め込んだシナリオ。ルールもデータもきっちり把握。サマリや小物の準備も半端なく*2。誰がこんなTRPGモンスターを育ててしまったのか!?w


PC1:”紅珠卿”ユヴァン・レベルド・フォン・アヴァローム/いむさん

 アヴァロームの賢者。ストーリア*3は「恋を紡ぐは筆」。システム唯一の「物語具現化」使いの大作家先生。恋愛を書くが、恋愛に聡くない感じとか潤う。

PC2:”時つ風卿”イヴァン・マグスティア・フォン・ダストハイム*4/akiyuki

 ダストハイムの船長。ストーリアは「新天地へ」。東の海の果てを目指す船長。もう船長は、船長という立場だけで、海の上だろうが、陸の上だろうが、無条件にカッコイイからズルくて楽しいですよね。ウェーイ*5

PC3:”城塞”レオニス/Drリーさん

 エナメルム*6の魔女。ストーリアは「おぞましき運命」で異相をたくさん持ってる。どのぐらいかというと外見デンドロビウムみたいになっちゃうぐらいの異形。異端審問から逃亡して、外の世界に憧れる。

PC4:ニャルラトホテプ/シグナルさん

 グリマルキン*7の剣士。ストーリアは「異端の守り手」。人として生を終えたカレシを失い、悲嘆の末、ふて寝して目が覚めたら、常夜国にいたというニャル子さん

セッション




  • ストーリアあり、秘密ありのセッションを初プレイ
  • ストーリーは騎士と異端(フリッガ*8)の道ならぬ恋の物語。
  • そこに異端審問官や大魔女の手のものが現れ、PC4人、主要NPC4人の濃い物語に。
  • そして渇き、潤い、物語の幕は閉じ。
  • やっぱりドラクルージュ楽しいね!

その他



メモ

  • あとストーリア面白かったのでちゃんと読もうと思いました(積

次回

*1:32Kは宇宙で卿が卿が言いながら艦隊戦するセッションだったらしい

*2:自身もそれなりに準備するタイプだと自負していただけにショックを受けつつ

*3:特殊因果律みたいなの

*4:ごめん。自己紹介が始まってから名前の語感が被っていることに気づいた

*5:グラブっちゃう?(よく知らない)

*6:機械人形

*7:ねこ

*8:蜘蛛女