僕とゲームとゴロゴロと

僕がよく遊ぶ『ダンジョンズ&ドラゴンズ』というゲームは、とにかく大変です。何が大変って、とにかく荷物がたくさんになることです。

『プレイヤーズハンドブック』、『ダンジョンマスターズガイド』、『モンスターマニュアル』、各種シート、ミニチュアetc,etc。。。

遊びにいく度にこの大荷物はなんとかならないかと嘆きます。電子化すると軽くなるかもしれませんが、閲覧性はいまいちです。なにより電子化するのが骨が折れます。また毎回荷物を厳選しようと頭を捻るのですが、これも必要あれも必要と結局は大荷物に。

しかもほとんどが立派なハードカバー。それを4冊も5冊も持ちあるくと、その重量たるや相当なものです。
もう、ハードカバーを切り取って、俺流ソフトカバーにしてやろうかと思うぐらい。
しかし実行に移す勇気はなく。。。

仕方がなく、これでもかと詰め込んだナップザックを背負い、さらに肩にショルダーバックをかけて重い足取りで出かけるわけです。ちなみに元山岳部の立場から言わせていただくと、こんな大荷物で歩いているやつは登山家かオタクぐらいだと自虐的に思ったりしてます。

しかし僕ももうオジサン。正直、重い荷物はつらいのです。
だって肩にはくっきり跡がつくぐらい重いんですよ。

そんなわけで以前、森野さんのところで遊んでいた時は、使用ルールさえ持ち込めばなんでもOKな環境で、PHBオンリーのウィザードをやっていたりしました。新しい3.5版を読み込むためとか、PHBだけでも充分遊べるからとか、色々理由をつけてはみましたが、正直に言えばただ単に荷物を軽くしたかったのです。

そんな中ショッキングだったのが。いつもの通り、駅の改札前で待ち合わせをしていると DM-SKMさんが不思議な姿で待っていたことです。なんかゴロゴロひきずるカバン(キャリーケース)を持って、待ち合わせ場所に立っていました。

正直インパクトがありました。
ゲームで遊ぶためにあの大荷物か。ついに来るところまでキてるなぁ。サスガ。

しかし驚きはそこでは終わりませんでした。その次に遊んだとき、さらにその次の時と、参加者のキャリーケース所持率が高まっていったのです!! そして駅近くの会場までみんなでゴロゴロ、ゴロゴロ。。。。。いま思い出しても、もの凄い光景でした。

そして月日が(1年ぐらい)経った今。
僕もキャリーケースの魅力に負けようとしています。
あぁ、あの重圧から解放されたら、どんなに幸せか。
彼らはなんて先見性があったのだろう。。。

というわけで、いきなりゴロゴロを持った僕を見かけるとショックが大きいと思うので、もしかしたらの予告をしてみました。重さに敗北した僕も見ても決して後ろ指を指さないように
命令です。