何日君再来 -激闘編-

暑い夏。遠くではイベントとかもやっていたみたいですが、今週は「本格的な銃撃戦をシンプルに再現したまったく新しいガンアクションRPG(売り文句ママ)」『ガンドッグ』で遊んできました。

シナリオは『Role&Roll vol.9』掲載の「何日君再来」。
ネットでは賛否両論の噂のシナリオ。以前僕もプレイヤーとして遊んでいて、独特の雰囲気と、爽快感のなさ(笑)を味わったことがあります。その感想から、シナリオのヤな感じを味わいつつ、プレイヤー的ストレス発散シーン(要は『男たちの挽歌』級アクションシーン)を加えれば、面白いセッションになるんじゃないかと思い、今回の -激闘編- としてアレンジして遊んでみました。

マスター:武田
プレイヤー:きぷろすさん、が〜じるさん、N'S FACTORYさん

まず。例によって遠くまで御足労いただき、どうもありがとうございました。
セッションの方は、このシナリオ特有のアジアンな雰囲気や、やるせない感じをイマイチうまく表現しきれませんでしたが、

・ゲームとして煩雑でないギリギリのレベルで、面白いガンアクションを再現する戦闘システム
・射撃、格闘系スキルが高ければいいってもんじゃないという、巧いカテゴリ分けと判定ルール
・そしてなにより普通に遊んでいたら再現できそうで再現できない、それっぽいアクションシーンを実現するターゲット・レンジ・システム

などなど、このゲームのシステム的に美味しいところは、それなりにご紹介出来たのではないかと思います。 そして自分がプレイした時よりも、冴えたプレイヤーのアクションに若干愕然としたりしつつ(僕の目は節穴か!?)、セッションを楽しく遊ぶことが出来ました。あと個人的にはクラスアーツもそれなりに使い切ってもらって、耐久力をガンガン削れたあたりが満足満足^^

もし元シナリオを読む機会がありましたら、頑張って色々いじっている痕跡や、うまく表現しきれずに至らなかった点を見ていただけたりして、面白かったり怒髪天を突いたりするかもしれません^^

あとPCが適度に強すぎず弱すぎずのバランスをついた、昨今では珍しい(?)エリートゲーとしてもイイ線をついていて、割と誰にでも薦めやすく、ミリオタ・ガンオタ専用システムにしてしまうのはもったいない、遊んで面白いゲームだと思います。

# というか僕的にはハリウッド・アクションゲーかなぁ。

おそらく細かいコダワリをシステム的にフレーバーレベルに近いところまでに押しとどめてあって、あくまで『ガンドッグ』というゲームなんだぜ、というあたりが僕的好印象に繋がっているのだと思います。正直言うと、僕はミリタリーネタは全然詳しくないし^^

そんなわけで。シナリオサポート等も手厚くされていますので、また機会を作って遊びたいと思います。その時は今回に懲りずどうぞよろしくお願いします。

それから誰かこのシステムで『ブルーローズ』っぽいシナリオを書いて遊ばせてください。あのゲーム、テーマや世界設定は大好きなんですよー(遠い目をしつつ)。