【BoA3】僕が考えたカールシナリオ
カール本続報。
タイトルは「忘れられた王子」。
掲載シナリオは3本。
- 雅寿丸さんの「亡き王女のためのパヴァーヌ」。
- akiyukiの「夏の想い出」。
- たかどうさんの「去りゆく揺籃の日々」(仮題)
あとSSが載るかも載らないかも。
イラストもウメちゃんに書いていただいたり。
これは凄い!!(自画自賛)。(執筆陣の間で)大絶賛の嵐!!。
たぶん。
でも冗談抜きで、このくらい本気と書いてマジ。
■アクトトレーラー
時は西方暦1058年。
エステルランドの夏は短い。
降り注ぐ眩しい光。空を写し煌く水面。
爽やかに吹き抜ける風。風が運ぶ青々とした草の香り。
それは兄弟が共に過ごす貴重な時間となるはずだった。
王子を狙う暗殺者が夏の影に現れるまでは。
その暗殺者の瞳に赤い星が輝いているのを見るまでは。
それは兄弟が共に過ごす忘れられない最後の夏。
ブレイド・オブ・アルカナ
『夏の想い出』
アルカナの刃よ、闇の鎖を打ち砕け!
■シナリオハンドアウト
PC1
○不審/マルガレーテ 推奨アルカナ:アングルス
キミはエステルランド王ヘルマンの次子、カールだ。
周囲には身体が成長しても精神はまるで七歳の子供と言われているが、実はそれは宮廷の闇から自分を守るための心の鎧である。
そんなキミは父へルマンの勧めにより、兄のアンセルを見舞いにクローエマルク離宮へ行くことになった。今まで兄や自分のことを気にしたこともなかったのに、このようなことを言うのはどうやらマルガレーテ王妃が裏で糸を引いているらしい。疑念を抱きつつも、キミは兄のもとへと向かった。
PC2
○仇敵/赤い目の暗殺者 推奨アルカナ:ステラ
キミはエステルランド王ヘルマンの長子、アンセルだ。
本来は王太子たる立場だが、不治の病を患い、長年クローエマルク離宮で療養生活を送っているため、王座の後継者候補とは目されていない。
そんなキミのもとに今年の夏は兄弟のカールとヒルダが訪れてくれた。楽しいひと時を送るはずだったが、それは赤い目をした暗殺者に狙われたことによって夢と潰えた。この報いは受けてもらわねばならない。
PC3
○幼子/カール 推奨アルカナ:コロナ
キミはエステルランド王ヘルマンの第三子にして、王妃マティルデの唯一の遺児、ヒルデガルドだ。
キミには歳が離れた大きな兄がいる。病気で遠くに住んでいるアンセルと、自分より子供みたいな振るまいをするカールだ。周囲の皆はカールと一緒にいると嫌な顔をするが、キミはカールのことが好きだった。しかしいつだって頼りがないので、キミが面倒を見てあげなければならなかったが。
PC4
○秘密/モーント 推奨アルカナ:アダマス
西方暦1046年。キミは赤子をローゼンブルク伯のもとへと届けた。その赤子はフォーゲルヴァイデ家にとって不吉の子として殺されるはずのヒルデガルド王女の双子の姉妹だった。しかし赤子が生きていることを知るものは数少ない。キミはその一人だ。
ある日ローゼンブルク伯の一家が惨殺されたことを聞いたキミは、屋敷に駆けつけるが、そこにモーントの姿はなかった。
PC5
○強敵/シュテルケ 推奨アルカナ:マーテル
キミは過去の自分を捨て、闇の鎖と戦う秘密の修道騎士団「聖グラディウシア騎士団」の一員だ。今日も教皇庁の特使であり、同志であるマレーネ・ジーベル枢機卿からの任務が伝えられる。
それはキミがシュテルケというクレアータを追い、クローエマルク離宮へ向かうことだった。彼女はかつて共に闇と戦ったことがある仲だ。しかし神の裁きに例外はない。
どうすか?ダメっすか?(最後は下手になってみたりw