グレイホークキャンペーン#26

キャンペーンは楽しいものです。
しかし、いつか終わらなければなりません。


いつまでも終わらないキャンペーンを、同じテンションで遊び続けるのは、不可能とはまで言いませんが、困難だと思います。といって、中途半端に未完で終わらないキャンペーンにはモヤモヤした気持ちが残ります。だから、キャンペーンの最終回が遊べるというのは、とても幸せなことだと思っています。


そんなわけで。ここ数年遊び続けてきた D&Dキャンペーンの最終回でした。
半年以上のブランクがあったので、最初は戸惑いつつも、それぞれの長き物語に終止符を打つことができました。ひとりひとり何か書こうと思ったけど、この物語は長きに渡って遊び続けた、参加者のみでしか共有できないと思うので書くのを止めました。


ダラダラと遊び続けて、その中から先を見出していくという昔ながらの(?)キャンペーンでした。遊べば遊ぶほど、設定とかも公式とオリジナルのちゃんぽんになっていき、サプリメントを入手するたびに新たな側面が生まれるという「俺たち」展開でした。たぶん今後このように贅沢にセッション回数を重ねた遊び方を出来る機会は少ない、いやもう最後だろうと思いながら、最終回を遊びました。
楽しかったです。


システム的には、前キャンペーン(3.0で一応20までいった)もそうだったのですが、高レベルPCセッションの準備やハンドリングはかなり難しく、そして労力がかかるものでした。普通に市販シナリオの準備をするよりも5倍以上、他システムのオリジナルと比べても2倍以上の労力がかかっていたと思います。それで2~5倍以上楽しかったかと言われると微妙で、正直なんでD&Dはこんなに準備が大変なんだろう!と思うときもありました。逆に、D&Dはなんて準備をするのが楽しいゲームなんだ!と思うときもありました。それだけヘビーで、そして魅力的なゲームでした。


とにかく参加者には、最後まで一緒に遊んでくれて感謝の気持ちで一杯です。
ありがとう!
そしてこれからもよろしく!!*1

*1:僕GMの新たなキャンペーンがはじまるわけではないけど。オレたちはようやく登りはじめたばかりだからな。このはてしなく遠いTRPG坂をよ!【未完】