魔獣とセカイの守護者

新作TRPGアルシャードセイヴァーRPG』を遊んできました。
ALF や ALGがどのように変わったのか、興味津津だったのです。
そんなわけで別キャンペーンの中止に伴い、急遽代替企画を立てました。

以下面子。

PC1:永倉刃(PL ruwindさん)

アタッカー2・レジェンド1 救世候補生

クエスターでないスタートの高校生。定番の日常からの非日常への枠になるかと思いきや、出自で親が魔術師に。非日常と距離を置きたいと望む立ち位置が、非日常に憧れるヒロインとナイスな対比になって助かりました。あとサンプルの救世候補生が強いのはいいですね!*1

PC2:”嶺上開花”蒼崎咲(PL 漆妖さん)

キャスター3 コンストラクション

テクスチャーもデータもツッコミを入れたら負けな、坂の上の洋館(豪邸)に住む魔法使い。でもライフスタイルは風来坊。オーディン3発からのクリティカルは、まさに嶺上開花でした。

PC3:"TommyJanuary6"(PL いわなみさん)

メイジ・キャスター・エンチャンター 戦闘魔術師

ヒドい厨二病の戦闘魔術師。世界で活躍するコードネーム"TommyJanuary6"は、地元七瀬市では本名オトミで親しまれる女性だったというネタ。地元ではなるべくコソコソしてる。決め台詞は「私をその名(オトミ)で呼ぶな」。

PC4:葉月涼子(PL しょーじさん)

ガンスリンガー・アタッカー・エージェント 埋葬人

黒い日傘と喪服(着物)の妙齢の女性*2。しかし奈落を見つけると、袂から二丁拳銃を取り出して、ガンフーをキメ始めるアビスキラー。僕(GM)としてはセイヴァーで設定が変わった、アイドル聖職者ブラックロータスの相手をしてくれたのが嬉しかったです。

GM : akiyuki

NPC二人にアレンジを入れることで満足しきってしまったGM。シナリオ読込不足で進行に戸惑う場面も。ゴメン。

魔獣

人の精神に寄生する魔犬(ハンドアウトで明らかになる)。僕の中でインパクトがある魔犬といったら、こんな感じでした。取りつかれている人はノーマルですw

ヒロイン

「平野繋がりでw」が言いたいがために当てはめられたイメージ。非日常に憧れ、非日常がすぐ傍にあるのに、それに気づかないというシチュエーションはいいんじゃないかなと(後付けで)思いついてしまったので、大幅にヒロインイメージを脚色してみました。

遊んでみた感想。

  • ムーヴアクションが増えたりとか
  • 魔法が装備になったりとか
  • ダメージダイスが基本2Dとか
  • モブはカバーで出来ないとか
  • シーン登場回数をチェックしなくていいとか
  • エネミーの経験点を計算しなくていいとか
  • リアルラックのクリティカルが強いとか

色々と変わっていて遊びやすくなっていつつも、プレイ感覚は前作と変わらないところが凄いです。


世界観については、前作のリプレイシリーズで世界が滅びと再生が語られていたので、そこらへんがどう反映されているのかなーと興味津津だったのですが。特にそこらへんは書かれていなくて、あっさりと前作と似て非なる世界が展開されていました。ミッドガルドはどうなっているのか?そしてラグナログの前後で何が変わったのか?あたりは今後の展開待ちなのだと思われます。よく考えると基本ルールで前作からの流れがどうこうというは、とっつきづらいかもしれませんね。


シナリオの方は戦闘が印象的でした。ミドルもクライマックスも、かなりヤル気です。
プリミティブな戦闘ゲーとしての楽しみをクローズアップしているのかなー、と、ALGの基本付属シナリオを思い出しながら思ったりしました*3


なんにせよ、前作の後半は正直ついていけてなかったので、一旦リセットがかかったのを機に、また遊んでみたいと思います。

*1:勇者候補生と大地の子がアレだったので

*2:そこはかと僕にあの叙述トリックの悪夢を思い出させる!w(そんなウブメな夏

*3:『蒼き世界の守護者たち』のピグマリオン先生のインパクトを思い出しつつ