ブラッドムーン「ロアナプラ キャンペーン#3」を遊んで

 ヒロベさんGMで、ブラックラグーンの世界設定でブラッドムーンを遊ぶ企画。
 最終回。1日2セッションで計6セッション。ハンターは全員5レベル。

セッション

第5話「ロアナプラの一番長い日(前編・後編)」

 突如、“救国戦線”と名乗る集団に占拠されたロアナプラ。
 外部との連絡通信は途絶え、“黄金夜会”*1は沈黙したままのため、組織的な行動が取られずにいた。
 彼らが求める“プロジェクト・エデン”とは?

 変則セッション進行で、1話で2セッションという構成。
 前半の敵が、パブリックエネミーなヴァンパイア。グエンの前でだけいい気風を吹かす*2。後半は、プロジェクト・エデンによって生まれたモノビースト、アダムとイブの姉エデン。ちょっと生まれるのが早すぎた巨神兵


 セッション進行では、最終回にして拠点ルールのギミックが発動。拠点の効果が欲しいので、次々と現れる街の面子。実にキャンペーン最終回っぽーい展開に。
 それはそれとして。拠点ルールは、手番を圧迫しないぐらいの使いやすさか、手番を使ってもいいぐらいの効果か、拠点を確保しなければ進まないシナリオギミックかが必要と思われ、そこらへんのバランスは難しそうだなーとか思いました。


 個人的には。今回は2d6で妖怪イチタリナイを退治しつつも、2セッションで2ファンブルだったわけですが。でも「げー、ファンブル。なんとかなる?えーと、ならないよねー。ま、仕方ない」とか言いつつ生まれる、微妙な空気が割りと好きだったりします。振り直しとかあまりないですし。そしてそれでもセッションは続く、みたいな諦念感が堪らない、ですよね!?


 それから。キャンペーン全体を通して、GMは3体のヴァンパイア、3体のモノビースト、計6体のボスを登場させて、様々なバリエーションの戦術で手変え品変えで、我々を楽しませてくれました。それに対して、我々の単調な焼夷弾戦術ときたら!悔しいことに効果的で!w


 そんなわけで。あっというまに1から5レベルまで、ハンター生活を満喫させていただきました。好き勝手な発言を生温かい目で見守ったり、見守られたり、をさせてくれた参加者に感謝を
 また別の機会でもどうぞよろしくです。

導入の履歴

  • 1話:窮乏
  • 2話:救済
  • 3話:挑戦(ハード)
  • 4話:窮乏
  • 5話:対話

*1:ロアナプラの犯罪組織の寄合。ホテル・モスクワ、三合会、コーサ・ノストラ、カルテルが所属。

*2:他のハンターはいい気風を吹かす隙を与えないw