メタリックガーディアン Gのハングドマン・キャンペーン第2話「大気圏の脱出」を遊んで

 漆妖さんがマスターで遊ぶ『メタリックガーディアン』のオンセキャンペーン「Gのハングドマン」第2話。セッション時間は4時間。

前回まで


 謎の少女ミーミルに導かれ、父の遺したオーバーロードを駆る、DD(PC1)。
 連邦軍の命令でミーミルと運命の邂逅を交わす、連邦パイロットのランスロット(PC2)。
 反連邦ノイエヴォルフの命令でミーミルの奪取を狙う、悪を自認する魔女ニクシナ(PC3)。


 3人の邂逅は、コロニーに混乱と、死と、謎のルーンの巨人を呼び寄せた。
 そして巨人を倒し、DDはルーンを獲得するも、ルーンはその存在は謎のまま、次のルーンの在り処を指し示すだけだった。

セッション

 DDとミーミルは、ランスロットが保護して、連邦軍の艦に収容した。
 しかし艦長タキトゥスは、DDを営倉に入れ、DDのガーディアンに搭載されたGシステムを用いて、次のルーンが指し示す、地球の大気圏直上、国際宇宙ステーションを目指す。その頃、何も知らされぬランスロットは、ミーミルに妹の面影を見出し、彼女を守ることを決心するのだった。


 一方その頃、ノイエヴォルフは、リーヴ少佐の指揮のもと、大気圏直上でルーンとミーミルを奪取するという危険な作戦を開始しようとしていた。ニクシナはその作戦で部下達を守って最善を尽くすしかなかった。


 そして大気圏上で戦いの火ぶたは切って下ろされた。一瞬でも隙を見せれば死と隣り合わせの限界ギリギリの戦場で*1、錯綜する各勢力。戦場を縦横無尽に駆けることが出来るのは、ランスロットカミカゼ*2とそれに搭乗するDDのオーダイン*3だけだった。


 混乱した戦場の最中、ルーンの巨人を倒すために協力する、DD、ランスロット、ニクシナ。そしてルーンの巨人を倒して、出現した新たなルーンを紙一重で獲得したのは、ランスロットだった。*4 だが勝利を安堵する間もなく、混乱は戦場を無造作に引き裂いていく。DDはノイエヴォルフのニクシナに回収され、ランスロットは単独でミーミルの待つ母艦へと戻っていった。


 しかし彼らは再びきっと相まみえるだろう。Gシステムが指し示す、次なるルーンの在り処、重力の井戸の底で。



 次回は5レベル!

*1:ラウンド毎にファンブル値が上昇して、ファンブルすると死亡

*2:ウェーブライダー

*3:オーバーロード

*4:ルーンを獲得できるか否かで、経験点に1点の差が発生するため、各PCそれなりに必死だ