グランクレスト「シュヘンベルク狂想曲#2 国境の砦」を遊んで

 グランクレストのオンセキャンペーン。セッション時間は2時間弱。
 6レベル編第2回目です。


 今回は戦争です。当初は、軍と軍が正面切って対峙したり、攻められまくる籠城戦とかを考えていたのですが、前回のセッションの結果を受けて考えが変わりました。PCのロード・イグレイは、あくまで仮初の領主という立ち位置で、いずれはかつての領主の娘イリーナ(NPC)に国を返すつもりだとのこと。ならばこちら(敵軍NPC)にも考えがある。吟遊とサプライズのギリギリを狙った(つもり)の展開を決めました。


 敵軍は自軍の5倍以上の戦力。対するは国境の砦で待ち受けるPCたち。
 朝を迎え*1、長い1日が始まろうとしていた。それは夜闇に乗じて、砦から先行したPCたちが、敵軍に奇襲を仕掛けることが始まった。しかし敵軍はすでに半分の軍を残し、本軍をPCたちの居城に向かわせていた。敵将は、PCイグレイたちを無視して、城下町を軍で包囲し、城を守るNPCイリーナに無血開城をさせるという策に出ていたのだ!という展開。*2 *3


 なおGMとしてはPCたちが、籠城、平地で合戦、二軍に分ける、夜襲等のいずれの策を取っても、このPCたちとの直接対決で消耗するのを避ける策でいくつもりでした。まー、吟遊だなぁと我ながら思わなくもないですが、なんかこの展開は戦記ものっぽくね?と考えてやりたくなってしまったのです。はい。


 その後は、追撃するPCたち*4と、足止めのための地形を沼にしたり、移動を妨害したりする特技を持つ敵との戦闘。PCの戦闘としては防衛戦より攻め戦の方がやりやすいと考えたのと、そういえば敵の殲滅ではなくて、nラウンド以内に突破というパターンはやってなかったかなと考えた次第。


 結果、思ったより簡単に突破された!w
 …まぁ、そういうこともある。


 次回は、一方その頃、城の方では…という1レベルセッションの第1回目が始まる予定。うまく回れば、群像劇っぽく、なんかいー感じじゃないかなーと漠然と考えています。ざっくりと。

*1:情報収集判定を1人1回ずつ行った。判定成功には必ず情報+ゲームデータ(フラッグとか地形とか)が明らかになるように設定

*2:なおGMとPLは、イリーナが次セッションからの低レベルパーティ組の冒険のために、城を留守にしていることを知っている。が、敵将は知らないw

*3:なお万が一PCが失敗や敗北して、敵将が城にたどり着いた場合は、「わたしがイリーナ(の代理のもの)だ」といって、城のお留守番で、自PCのサリーサが颯爽登場して混乱に拍車をかける予定

*4:いわゆる技能チャレンジっぽいサムシング