ブレイド・オブ・アルカナ「王殺し~序章~」を遊んで
ブレカナのオフセキャンペーンに参加。全4回予定。
GMのせいじゅうろうさん曰く
- フォーゲルヴァイデ王朝の歴代の王を殺すキャンペーン
- 年代も配役もコロコロ変わる
という特殊なセッティングで遊ぶキャンペーンです。
そして第1回目はリインカネーションでひっそりと歴史の舞台から消えた、アンゼル一世をぬっ殺すシナリオとのこと。
これらの条件と僕が担当するPC4の生前のエスター・ベルクマンから指令を受けるグラディウシア騎士団というハンドアウトから、自PCの壮大なサーガ(危険運転)が始まったのです。
今日のブレカナ/1セッションで3回死んだのは初めてかもしれない/1キャラ最長3シーンの恐怖/お行儀の悪いプレイは超楽しいの巻/反省は宵が醒めたらする、かもしれないw
— akiyuki (@akiyuki3) 2015, 11月 14
まずはキャラクター。キャンペーンで年代がコロコロ変わるのですが、キャラの継続性にこだわった(キャラ設定やデータを複数回作るのを手抜きする)キャラクターを作成することにしました。*1 *2 *3 *4
アルカナはディアボルス(主我持ち)にしました。
持ち主に魔法の力を与える指輪。その実は、持ち主を殺戮者のもとに誘う魔器。その思惑は不明。指輪は何も答えない。
1人2役は僕には手に余る可能性があるので手堅く、ロールプレイは使い手側をやって、データは指輪を使うという想定。
で、時代(セッション)が変わっても、同じ指輪が現れ、使い手が変わる予定だったのですが…。
実際に遊んでいたら、シナリオはシーン毎に年代が変わる!www
スタートは1070年から始まり。1063年のフェルゲン入城から、北狄大征伐、指輪大戦、反魂の旅路とハイデルランドの歴史とアンセルの変遷を復習してくセッションだったのです。
これには僕以外のプレイヤーも想定外で皆焦る焦る。
最初に設定していた年齢の-7歳。しかもさまざまな場面に理由を作って登場しなければならない。結構ハードルが高いです。
そこで僕はさっそく切り札を切ることにします。シナリオ単位で変える予定だった「使い手」をシーン毎に変えるのです。
導入ステージ(1人目・登場計4シーン*5)
エスターベルクマンから双子の弟(勝手に設定)のオーデリックに指輪が受け継がれるシーン。おそらくダイアナから使命を受けた、若きエスターの代わりに、指輪を受け継ぎ、弟が旅立つ。*6
展開ステージ(2人目:登場計1シーン)
フェルゲン入城に付き従う傭兵”大槌”。アンセルのもとに現われた圧倒的なNPCの前に真っ二つにされる。ここで使い手がぬっ殺されたら面白いかなーと思ってやってしまった(悪い顔で。
その後指輪はいずこかへと消えた…。
展開ステージ(3人目:登場計2シーン)
指輪を拾ったパン屋の娘は、大征伐に同行する騎士”ジャンヌ”となった*7。アンセルからのヨゴレ仕事の命令に従わず、あからさまに拒絶して(ぬっ殺してオーラを全力で発散)、同僚(他PC)に射殺される。
展開ステージ(4人目:登場計2シーン)
”鴉”*8の命で、アンセルの魂をアーグリフに元に取り戻しに行く旅路に参加。指輪を持つ少女”椋鳥(ムクドリ)”。
ここまで来ると、参加者全員に、こいつぬっ殺していいんだろうなーという共通認識が生まれており、さっくり。
展開ステージ(5人目:登場計1シーン? *9 )
そろそろ対決ステージに向けて準備しようかと。正真教教会から選帝侯会議を見届けるために派遣される。エスター・ベルクマン。数奇な運命(もしくは指輪の意志通り)をめぐり、指輪は彼女の元に辿りついた。
エスターはぬっ殺すわけにはいかない。セッションに変な緊張感が走りますw
そして対決ステージへ
結果的に、1回で壮大なロングキャンペーンを走り切ったようなセッションを楽しみました。
こんな遊び方に付き合ってくれたGMおよび参加者の皆さん、どうもありがとう、そしてありがとう。
@hidearihama 『キング・オブ・ザランド』等を通して遊んできただけに感慨深いシーンの別歴史ifなセッションでした。そしてそれは一人の魔人が生まれる序章でしかなかったのです。
— akiyuki (@akiyuki3) 2015, 11月 15
次回は…どうしようかなぁ。最初に切り札を切って、やり切ってしまった感がなきにしもあらず。しかし次なるハンドアウトを見て、ネタを考え、テンションをあげていこうと思います。
その他
昨日の衝撃/「ボスを倒したので次シーン開始時に聖痕の解放です」「うん(シーン終了しないと死亡確定とかしないしね)」「ではシーンが終了したので鎖を配ります」「え!?」「で、シーン開始時の聖痕の解放前に束縛が発生します」「あ、ホントだ」/最後にウェントス逆位置が配られたら…
— akiyuki (@akiyuki3) 2015, 11月 15
このいかんともしがたい運命の荒波にもてあそばれるようなルールは、そんな嫌いじゃないです。
ただシーンが変わるから鎖を配る認識がなかったので指摘されて超驚きました。
*1:ちなみに偶然にも最近似たようなセッティングで「でたとこサーガ」のキャンペーンでもやっていて、同じようなことをしています。なおキャンペーン参加もキャラクター作成もこちらが先でした
*2:最初はエスターが幽霊になるまでを考えましたが、GMに怒られそうなのでヤメましたw 次にエスターの許嫁や親族も考えましたが、よく考えるとエスター萌えは難易度が高いwのと、次もエスター枠になるか(あるか)不明なのでヤメました。
*3:魔器の他に、フィニス(PC1はフィニス枠)以外で連続できそうな、長生きな神獣でエルスとか考えたのですが《守護神》がなく、クレアータやエルフも考えましたが、結局一番枠の選択肢が広そうな魔器(のエキストラな使い手)に決めました。
*4:余談ですが、僕がPC1なら、アンセルの影武者をやって、隙あらば入れ替わって「アンゼル一世、あれオレだから」とか言おうと考えてましたが、やっぱりGMに怒られそうなのでヤメましたw
*6:結果的に最後まで通して遊ぶと感慨深いシーンになりました
*7:フォロミー
*8:神聖バルヴィエステ帝国密偵頭
*9:使い手としては