『ロストロイヤル』「惜別の茜」を遊んで
『ロストロイヤル』のキャンペーン第3回目のセッション。
Roll&Roll vol.147掲載のシナリオ。前回のシナリオでどちらの命題を選んだかによって、「暁にほほえむ」か「惜別の茜」かのいずれかにシナリオ分岐するという豪華シナリオです。今回は「惜別の茜」ルートに入りました。
前回まで
前日
ま、待って、何故か新騎士シートだけ無い!?
— akiyuki (@akiyuki3) 2017年4月19日
【デッドラインヒーローズRPG/長田 崇/ロンメルゲームズ】を読んだ本に追加 → https://t.co/cll19a9jEt #bookmeter
— akiyuki (@akiyuki3) 2017年4月23日
なお本日GM予定のロストロイヤルキャンペーンについては「準備万端だ(たぶん)」と容疑者は応えており(
— akiyuki (@akiyuki3) 2017年4月23日
あと。
今日の幸運/A面とB面を作り、ひとつのカードスリーブに突っ込む/セッション中にPL間で移動するのではなく、GMの目の前で明示するスタイル/自分的にはやりやすかったかな pic.twitter.com/LUwZrcYBzg
— akiyuki (@akiyuki3) 2017年4月23日
宣言ハンドアウト
シナリオは、『アバタールハイ』未対応なので、それっぽく修正チャレンジ。
命題A:「マフラーを渡すべきか?」
理由A-1:アリナムもまた正王国だ。マフラーは、不仲を極める新王国との懸け橋に繋がるだろう。
理由A-2:主君には行動せずに後悔しないでほしい。……例えば自分のように。
# 正王国=大陸から続く旧くからある国々。新王国=ログレス島に渡ってから建国された国々。主君の国アヴァロンは新王国。
命題B:「マフラーを渡さぬべきか?」
理由B-1:主君には他に相応しい者がいる。それは……。
理由B-2:平和な時代、不思議な縁でニアスリーテに誓ったことがある。お困りの時は必ずお助けする、と。
# 命題の理由については、PLが独自に盛っても構いません。
イベント
主君の誕生日
分岐フェイズで【時間】を1点使うことで[誕生祝い]を行なう。難易度3の行為判定。成功した場合は、達成値と同じだけ自身の【理想像】の[影響値]を増やす。加えて【特殊能力】の修得上限が3つに変更され、即座に1つ獲得することができます。獲得はキャラクター作成と同じくランダムで行われます。
特性】(シナリオ舞台の特徴) 『アバタールハイ』p.217
- 明光:とても美しい。主君は【儀式点】を2点獲得。
- 獣の影:魔族による獣の気配が色濃い。魔群の【特殊部隊】が1つ増える。
+1つ(勲章点による追加があれば)
イベント(対話2回)
Aが優勢
ニアスリーテ(婚約者)と会話して、行動規範が国のためでありつつも、同時に王子への恋心、未練を秘めていることを明らかにする。
主君が王子に想いを伝えづらくするためのイベント。
Bが優勢
王子が主君や村人と共に歩みたいという思いを胸に持ちつつも、自らの責任からは逃れることは出来ないと心中を吐露する。
主君と王子の2人に後悔しないでほしいとプッシュするためのイベント。
実際はAのイベントをプレイ。
他の番外シーンで、Bのイベントっぽいことが出来たので丁度よかったかな。
戦闘
シナリオ1の敵はロスト。シナリオ2ではシナリオ1の恋人を作ったけどロスト。
キャンペーンのライバル的な敵を作りたいのに、毎回倒されてしまう。
そこで今回は(魔王の)分身にしてみましたよ。これで勝つる!
設定は、
- かつては英雄王に絶大な信頼をされていた騎士だったが、英雄王セヴァンの妻グレイローザ(主君の母)に恋慕して、城の地下牢に繋がれていた。
- 城が襲われた時から放置されていた。
- 妻とどのような関係があったか否かは不明。
騎士物語でありそなやつです。
アクション表:魔王の双剣ジェノア(てごわい・分身)
1d6 | 内容 | 罪の果実 |
---|---|---|
1 | ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん | けだものの賛歌 |
2 | ギリギリまで、追いつめてやんねーと、命も輝きゃしない | 乱戦殺法 |
3 | 自由は獲得しなければならないものであって、無償に与えられるものではない | 焼きごて |
4 | 私情の何がいけない。俗物だと呼んでもらって構わない | |
5 | 大切なのは命をかけることではなく、命をかける何かだ。分かるか?分からないか? | |
6 | 自分で選んだ道だ。他人の目なんで関係ない |
(ビジュアルイメージを、エウレカセブンのチャールズで脳内設定したら、とにかくエウレカ台詞を言いたくなった病)
土地の効果で特殊部隊を2種類。オウガで【狂気】を稼ぎ、ダイアウルフが【狂気】を使って、血路支配するというコンボ。武闘派追撃部隊のイメージに合致してるかと。
なお久しぶりに遊んだらルール間違えて、包囲がなくなっていないのに、魔群の血路を削ってしまったから、超楽勝で終わってしましましたよ。途中であるぇー?おかしいなぁー??とは気づいたんですがね!!!w
とりあえず魔将(分身)は生き残ったので、次回も使えるよ。
主君反応表
今回のVIPはデップー。
当初「食べている」→「(シーンプレイヤーに)甘える」で、萌え要素を全面に押し出す予定だったのですが。ものすごい悩んだあげくGM物言いで「(シーンプレイヤーに)意見を聞く」に変えさせてもらいました。(当初「意見を聞く」も変更アイデア候補にあった)。意図としては、GM的にはキャンペーン後半戦に入るにあたり、どんどんしっかりして王としての自覚が身についていく成長みたいなのをイメージしていたので、「甘える」は難しいかなーと考えたのです。でもVIPの権利を侵害してるので申し訳ない気持ちもあり、難しいところだなー。うーんうーんといった塩梅。
乱世度一覧表
次のシナリオの開始時に、【仲間】が1人減り、戦死あるいは生存の見込みの薄い行方不明となり、ゲームから除外されます。過酷です。
そして「乱世度は、特別な効果によって変化することがあります」とありますが、特別な効果というのが今回見つからなかったので、セッションの展開として、【仲間】の1人が、王子について行って、主君とは道を分かつという展開にしてみました。
今のところは、何らかの判定結果等なしで【仲間】をロストさせるのは厳しいかなとか思っちゃったりしたわけで。次回はもうちょっと考えてみるかもみないかも。
その他
システム的に、主君と騎士は命題について話をして、騎士と騎士は決闘をしがちw
それはそれでいいんですが、システムがカッチリしているが故に他の会話をする機会をややオミットしているような気があり。なんか命題とは関係ありそうでない会話を促進する仕掛けを作れないか思案中。
次回シナリオ
今まではR&R掲載のシナリオを追ってきたのですが、キャンペーン終盤に際し、国を取り戻す決戦シナリオまでは、今までの流れを汲んで、ようやっと自作ルートに突入予定です。