『デッドラインヒーローズ』「麻神学園の日常」を遊んで

 ややネタバレを含みます。*1


 電子書籍シナリオ集『学園エピキュリアン』を積読してたのだけど、誰も募集を募ってないので、思わず読んでしまったとつぶやいたら、GMすることになった件。

 シナリオ集は全2話。
 オンセで1回2時間弱。2回で1話のペースで遊ぼうかと。


参加者

 面子はtwitterで集めたよ。


GM:akiyuki

 付属シナリオに引き続きGM。例によってプレイヤーやったことないお。

”バンダースナッチ”番田那智/エンハンスド/漆妖さん

 フォーセイクン・ファクトリーの元幹部候補生*2。キャラクターイメージが「戦って、死ね」。よってデッドラインする×2。

”フォクシィドール”山王桜子/ジャスティカ/アンドーさん

 黒髪ロングセーラー服狐面。メンドウなことは舎弟がやって、オイシイところはいただくスタイル。ところでここ超人学園なんだが!

ジョーカー”五十嵐当麻/テクノマンサー/ソラさん*3

 マジシャン。自作アイテムで快楽的愉快目的なヒーロー活動をする。チャラっぽくもありつつ、でも支援、戦術、資金調達と言うこと聞いておくといいことある系。


 キャラクター作成は特に調整せず、好きに作ってもらいました。
 そしてこの時は気づかなかったのです。【精神】キャラがいないことと、範囲(または複数体)攻撃を出来るキャラがいかったことに……。

 GM的には事前に気づいて、さりげなくアドバイス出来たらカッコよかったですね。
 気づかなかったけど!

セッション

*4

  • シナリオ(というか舞台)の雰囲気が、ルールブック付属とがらっと変わり?、アメコミというよりは、巨大学園アニメっぽいのでちょっとオドロキ。世界が広がった。
  • シナリオスペックで明らかになっているが、「初期グリット:6、チャレンジ:4、クエリー:なし」にもオドロキ。クエリーがない! という遊び方も出来るよというサンプル。
  • チャレンジは、ちょっと指定技能が特定能力に偏りすぎている印象。事前に気づいてたら個人的に手を入れたくなるレベル。気づかなかったけど!
  • もちろん「予定外の行動に対応する」(p.168)で別技能で判定してもいい。
  • 決戦は、ボスのパワーと、ザコの数に戦々恐々しつつも。ただの強いやつが殴ってくるよりも、ちょっとした仕掛けがあった方が楽しい。
  • という印象は、もちろん、結果的にスリリングに勝利を得て楽しかったからだ。


 あとルール的には

  • 「束縛」されても、パワーでの移動は出来ちゃうんじゃね?とか。(今回は敵のパワーは使えないことにした。そうしないと展開ステージで出てきたアイテムに効果がないから。でも《ガード》は使えることにするというアンビバレンツなルール適用。自覚はしてたけどさー)
  • 《幸運のお守り》(p.127)は、1シナリオに1回、出目の1の位と十の位を入れ替えるのですが、この効果の発動に判定がいることにオドロキ。判定に失敗したら、その判定を成功させるために、判定するの。ちょっと冗長じゃない?と思ったけど、実際にセッションで使われると、なんか結構盛り上がったw

 とか思ったり。


 そんなこんなで、オフセで遊んでも、オンセで遊んでも、さくさくと楽しいゲームでした。
 そして次回からは、成長点をつぎ込んで、「シナリオ2:野良犬どもの宿命(さだめ)」へ。プルス ウルトラ!

*1:この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ

*2:次シナリオの都合で

*3:はじめまして

*4:導入で出てた、耳から炎を出す少年。ランダムチャートで「溝口流星」君が、決戦フェイズ2ラウンド目に現われて、エリア状態改善する。ランダム継続。ピンチにNPCが協力してくれるというベタ展開はやっぱ燃えるってばよ