D&D「ファンデルヴァーの失われた鉱山」第5回目を遊んで

 『ダンジョンズ&ドラゴンズ』スターターセットのシナリオ「ファンデルヴァーの失われた鉱山」の第5回、最終回。
 ネタばれ注意。

前回のあらすじ

短いあらすじ

  • オーク、メニー・アローズ族が南下してきた。
  • 救援を求め、ネヴァーウィンターへ向かった。
  • なんか流れでサンダーツリーのドラゴン退治をすることになった。
  • 戦った。
  • レベル5になった!

長いあらすじ

  • ファンダリンに戻ってくると、町はオーク、メニー・アローズ族の南下の噂を持ちきりだった。
  • チェルノボグは、町長から、だからもっと早くオーク退治をしておいた方がいいと頼んだのにとなじられる。
  • サイサリスは、シスター・ガラエルに祭壇を祝福したことを報告する。そしてハーパーに勧誘される。
  • ドナドナは、ハリアの様子を見に行った。オーク騒ぎで避難をするどころか逆に商売の準備で大忙しだった。そしてハリアからゼンダリムに勧誘される。
  • ガウェインは、シルダーにグレンドンの死とオークの南下を報告する。シルダーは老いて傷ついた体で、ネヴァーウィンターへ救援を求める旅に出ようとしていた。それはまるで死に場所を求めているかのようだった。ガウェインは代わりにネヴァーウィンターのネヴァレンバー卿のもとを訪れることを引き受けた。そして領主同盟に勧誘される。
  • 守護卿ダガルト・ネヴァレンバー卿との謁見。彼は自らの領土たるファンデルヴァーの開拓民を見捨てる気はなかった。
  • と同時にネヴァーウィンター川の上流でドラゴンが活動期に入り 、その討伐に向かったが、ブレスひと吹きで平均的な衛兵は消し飛び、結局100人ほどの衛兵を失っていた。
  • 多くの犠牲のもと、、竜に手酷い傷を負わせて、現在根城としているサンダーツリーの廃墟まで押し戻すことに成功していた。
  • そこで守護卿は、ゴブリン族の砦を4人で落とした英雄の手を借りたいと申し出た。
  • キミたちはそれを引き受け、サンダーツリーへと向かった。そこはチェルノボグの故郷。
  • サンダーツリー村は、呪われていた。噴火の時の火山の灰の影響で、死体が動き出し、森の木々は呪われてねじくれている。
  • 村にはレイドスというエメラルド団のドルイドがいた。彼らは世界中の自然の摂理の回復と維持を目的として、元素の力の暴走を防いだり、文明と野生が互いに破壊しない活動をしていた。そしてエメラルド団に勧誘される。
  • 村には、黒い革の仮面をつけた男たち、カルト・オブ・ドラゴンのメンバーがいた。かつてはドラコリッチをつくって支配する組織だったが、。最近教義を変更して、各地のドラゴンに協力を仰ぎ、悪竜の女王ティアマトを召喚しようとしている。そしてカルド・オブ・ドラゴンには勧誘されなかった。
  • ドラゴンは丘の上の塔にいた。いろいろと作戦を考えたが、ブレスを吹かれるという危険を冒してでも、巣(塔)の中という狭い場所で戦い、空を飛んで逃げられる前に仕留める作戦に出た。
  • 知ってるか?ドラゴンは笑う。抱腹絶倒の呪文で。
  • キミたちはひとりの犠牲も出さずにドラゴンを倒した。キミたちはドラゴンスレイヤーだ。
  • ドラゴンの首を持って、ネヴァーウィンターへの帰途についた。

その他セッション前



なんか準備疲れしてる?w

セッション

 今日は波音の洞窟編。セッション時間は5時間ぐらい。*1
 まぁ、展開としては最終ダンジョンに潜って、ボスを倒すだけです。

ダンジョン前

  • ネヴァーウィンターでのセレモニー。ネヴァレンバー卿は、ドラゴンスレイヤーの英雄たちを褒めたたえ、マジックアイテムを贈与しつつ、尽力した自身をアピールする。*2
  • グレンドンの残した文書と地図

500年ほど前に残された”ファンデルヴァー協定”文書の写しの翻訳版によると、ドワーフとノームは波音の洞窟の鉱脈を共有。
鉱山には魔法の力があり、”呪文の鍛冶場”、と呼ばれる場所で、魔法の品々を作り出すことが出来た。
しかしオークが北方から襲来して、鉱山に攻撃を仕掛けた。
激戦の末、魔法の激突により鉱山の大半は破壊され、ほとんどの者が地震や落盤で命を落とした。

  • ドルイドのレイドスは、カンジャー・アニマルズを2回唱えて、ジャイアントイーグルを4羽召喚して、波音の洞窟まで運ぼうと申し出た*3。なおイーグルは共通語を理解するけど話せないという設定はカワイイ。

ダンジョン

  • 個人的に面白いなーと思った、要は珍しいモンスターが出てくる遭遇を中心に。
  • ダンジョン内には複数勢力があって、それと交渉したり敵対したりする構造なので、そこにクローズアップする。具体的には、パーティの探索順に合わせて、訪れていない勢力が向こうから接触してくるようにしてみました。

セッション






セッションした感想




そんなわけで無事スターターセットは終了しました。
版は変わってもD&Dだなーというキャンペーンを楽しむことが出来ました。
これも、なんか適当に打つと響いてくれる、システムや面子のおかげです。


最後、PCが命中外したけど、もうボスは倒したし、あと雑魚1体だけだし、演出死でいいんじゃないからの「首が飛んだ。月まで飛んだ」という雑な演出に、真面目なロールプレイで返す、漆さんの折れない心をリスペクトしつつ、別れ際に「雑な処理だった。スマン」と謝罪したのが今日の真のクライマックスでしたwww

*1:よくよく考えると、高度なセッション時間管理だったんじゃないかと自画自賛

*2:守護卿RPは楽しかった

*3:鳥の背に乗って空を旅する『ホビット』的ファンタジーをやりたかった