『インセイン』「恐怖の課金ガチャ」を遊んで


自宅でインセインを遊びました。
当日枠決め、キャラクター作成。喋って笑って、ダイスに一喜一憂して、行動の選択に悩んで、誰もが成功や失敗の可能性がある物語を、たっぷり遊んでセッション時間は4時間ぐらい。


シナリオはR&R vol.173掲載の「恐怖の課金ガチャ」。
ソーシャルゲーム聖地巡礼ツアーに行って、無(理のない)課金かそれ以上でガチャするダメな人たちが集って、ちょっとイイことすると、なんかイー感じになるかもしれないという話。


シナリオのテーマはイロモノっぽくもありつつも、手堅くホラーで、動きがあるシナリオ構成とか、ダメかもしれないけどギリギリなんとかなるバランスとか。円熟の極み?を感じさせる楽しいシナリオでした。*1


またインセインという結構枯れているシステムは、たくさん遊ばれていて、多くのシナリオが書かれているのを感じさせる、4ページ程のシナリオをさらっと読めば遊べる準備の軽さ。しかも半分ぐらいは配布用のハンドアウトやチャート。遊ぶためのハードルが低いのも魅力的ですね。


GMはぼく。PC1は漆妖さん。PC2はチャクラ厨さん。PC3はアンドーさん。


PC1は、3サイクルだしイケる?とばかりに、幸運+早業コンボ(判定出目10以上で行動+1回)に挑むも、またも発動しなかったのが印象的でした。


PC2は、ヒロインの嗜好を発露しながら、そうこのシナリオは特殊型だったよね!という行動を取りつつ、卓の流れを意識した行動が印象的でした。


PC3は、PCの苗字の読みが、GMの本名と同じという、意図せぬ?社会戦をしかけてきたので、GMがPCへの逆ハックを仕掛けるという悪いプレイを引き出されたのが印象的でした(何故か被害者つらで)。

そう、この物語は「警鐘」なのだ。

*1:あと書いてて楽しかったんだろうなという悪ノリが