D&D「魂を喰らう墓」第20回目(完結編)を遊んで
『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のシナリオ「魂を喰らう墓」の第20回。最終回。
今回もオンラインセッション。5時間ぐらい。
前回ラウンド進行の途中から再開。たぶんオームに入って13日目ぐらい(曖昧
明日のオンセ。「全てに決着を付けるため、FBする冒険者」「全てに決着をつけるため、冗談を言う冒険者。」「全てに決着をつけるため、激怒する冒険者」「そして、冒険者は神に祈る。さらば、全ての『魂を喰らう墓』」
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2021年7月2日
これまで
オフライン編
D&D「魂を喰らう墓」第1回目を遊んで - T's Digital Junk!?
D&D「魂を喰らう墓」第2回目を遊んで - T's Digital Junk!?
D&D「魂を喰らう墓」第3回目を遊んで - T's Digital Junk!?
D&D「魂を喰らう墓」第4回目を遊んで - T's Digital Junk!?
第5回は欠席
オンライン編
D&D「魂を喰らう墓」第6回目を遊んで - T's Digital Junk!?
D&D「魂を喰らう墓」第7回目を遊んで - T's Digital Junk!?
D&D「魂を喰らう墓」第8回目を遊んで(第3章完) - T's Digital Junk!?
D&D「魂を喰らう墓」第9回目を遊んで(第4章完) - T's Digital Junk!?
D&D「魂を喰らう墓」第10回目を遊んで(第5章突入編) - T's Digital Junk!?
D&D「魂を喰らう墓」第11回目を遊んで - T's Digital Junk!?
D&D「魂を喰らう墓」第12回目を遊んで - T's Digital Junk!?
D&D「魂を喰らう墓」第13回目を遊んで - T's Digital Junk!?
D&D「魂を喰らう墓」第14回目を遊んで - T's Digital Junk!?
D&D「魂を喰らう墓」第15回目を遊んで - T's Digital Junk!?
D&D「魂を喰らう墓」第16回目を遊んで - T's Digital Junk!?
D&D「魂を喰らう墓」第17回目を遊んで - T's Digital Junk!?
D&D「魂を喰らう墓」第18回目を遊んで - T's Digital Junk!?
D&D「魂を喰らう墓」第19回目を遊んで - T's Digital Junk!?
以下ネタバレを含む。
第5章:九神の墓所(第6層)
- 遂にダンジョンのボスが現れた。
- キャラクターとしてはフリがない突然の登場にも思えますが、ボスとしても招いてもいない冒険者が押し込み強盗してくるわけだから、おあいこだな。
- セッションはラウンド進行途中から再開。
D&D5eの魂を喰らう墓。前回戦闘中で停止して続きなんだけど、今ユドナの部屋入って、オレのコマのすぐ脇にアサーラックってコマおいてあるの見て思い出したわ?オレ死んじゃう><
— アンドー (@GARGILL) 2021年7月3日
キャンペーンボス。「初手、タイム・ストップ」「キターーー!!」
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2021年7月3日
- で、戦闘してて思ったのですが。セッション中にこんなにルール談義をするのは久しぶり。しかも解釈の正解はないから、最終的にはDMが判断するやつ。
- ルール解釈の曖昧なところは、狙っているデザインの方向性なんだろうなぁと思いつつも、どこまで計算で、どこから天然なのかなと思ったりしました。
- 最近遊んでいる他のシステムでは、このもっさり感というか、もにょり感はないので、新鮮だったり、面倒だったり。
- ここらへんのスタンスは
僕にとってD&Dは不思議なゲームで。戦闘よりも、戦闘回避のためにグダグダと頭を捻らせている時の方が楽しい。
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2021年2月14日
あと
今日の九神。最後は九神合体とかしてほしい(マーズ!
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2020年6月6日
- 合体はしなかったけど、最後に九神ネタでパワーアップするのは、キャンペーンっぽくてよかったなー。
- あ、戦闘の方は、ボスの話をしっかり聞いてから、サイレンスしました。敵術者1名だとリアクションなのでカウンタスペルも1回しか撃てないからなー。
「魂を喰らう墓、完!」「ま、1d10日後には復活するけど」「せめて次の版ぐらいまで寝ていようよ!」
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2021年7月3日
- あのカタルシスがない設定は、恐怖の余韻を残したかったのかな。でも単発ならともかくキャンペーンではちょっとキツイかな。あとで説教な!w(誰に?
- エンディング
『ダンジョンズ&ドラゴンズ』『魂を喰らう墓』キャンペーンで遊ぶ。discordとユドナリウムのオンラインボイスセッション。ついに魂を喰らう墓から生還する。しかしダンジョンの主人の復活は確定していた。自PCヒューマントーテム戦士は経箱を破壊するため、チャガカリーの髑髏杯を得て王族の娘を娶り、
— 漆妖 (@urusinoayakasi) 2021年7月3日
国を興す。チャルトに身を埋めその軍事力をもって魂を喰らう墓の主人を滅ぼすのだ。仲間と別れ今生の別れを交わす。ファンダリンのドラゴンボーンパラディンによろしく伝えてくれとティーフリング力術ウィザードに頼む。ドワーフ戦の領域クレリックは魂を喰らう墓の解放からはぐれた魂を救済する修行の
— 漆妖 (@urusinoayakasi) 2021年7月3日
旅へ出る。ハーフエルフアーケイン・トリックスターは月のへそを持ってウォーターディープの雑踏に消えていった。月のへそは大切な人と再会できるといわくのある石。赤印組の恩人といつでも会えることだろう。ザルテクの瞳を持ったティーフリング力術ウィザードもなんらかのトラブルに巻き込まれそうで
— 漆妖 (@urusinoayakasi) 2021年7月3日
はある。チャガカリーの髑髏杯とブラック・オパールの冠をあずかったヒューマントーテム戦士の道はもっと困難だと予想された。だが、チャルトはもともと危険な島だ。サンダーツリーのバーバリアンたちが力を貸したとしても歴史のなかに消え去るかもしれない。フォーゴットン・レルムの歴史がまた一頁。
— 漆妖 (@urusinoayakasi) 2021年7月3日
- エンディングを好きにしていいというので、過去の妄想を採用しました。
今日の妄想。最後、囚われていた魂は解放されるが、戻る場所を見つけることができない迷える魂が一部残る。我がドワーフクレリックは魂の戻るべき場所を探すため世界を旅することにした。という脳内エンディングを迎えた。が、おそらくそうはならないので、ここでドロ抜きしてスッキリしとくw
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2021年4月10日
- あと「超える力」はDMマジ英断でした。
先日のたまはか。DMからの即死系トラップはやりたいんだけどやりたくない的な話。要は一度はそのままやりたい。でもPCを再作成の手間をかけたいわけではないという話(わかるー)。で、即死したら一定のデスペナで、それは夢だったリスタートにしようとの事。PL達「「超える力だ!」」(結局まだ未使用
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2020年8月8日
たまはか振り返り。自blogを読み返しつつ。11回目のblogにも書いたけど。「ところでこのキャンペーン、ジャングル篇と墓所篇は別々の方がよかったんじゃないかと思うぐらいかという別世界観。あ、でも九神ネタがあるからダメか」。九神は過去の墓所ではっちゃけた英雄たちで代用とか出来ないかな。
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2021年7月20日
そんなこんなで長きにわたるビッグキャンペーン。やっぱり完結の達成感はハンパないですね。
いろいろありましたが参加者に恵まれ、毎回ワイワイとセッションするのは楽しかったです。
特にDMに感謝を。毎回シナリオを読み解き、準備して、セッション中にプレイヤーから突っ込まれも受け流しつつ、途中で空中分解せずに、キャンペーンを完結させた強い意志にはリスペクトするばかりです。
『ルーインブレカーズ』「祝福と血の誕生日」を遊んで
転生サバイバルRPG『ルーインブレイカーズ』を遊びました。
www.fear.co.jp
いわゆる悪役令嬢もの、らしいです。全然詳しくないのでそこらへんはよく分からないのですが、何故かルールは購入済。そして流れるように積読してました。
今回、やっとプレイする機会に恵まれました。
明日のルーインブレイカーズのオンセに向けてルールを読む。だいたいわかった(わかっていない顔
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2021年6月26日
キャスト
まずはキャラをつくったよ。PC3。主人公枠。クイックスタート。
初めてのルーイン。キャラ案。ギャルゲーマスターヤマト(男)が『F・C』の主人公(女)に転生。だが問題ない。オレサマの豊富な知識に基づく完璧なヒロインムーブで周囲の人々を篭絡してやるぜ。りろんはかんぺきだ。らくしょー!(ぜんぜんうまくいかなくてキョドる自称天才系
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2021年6月20日
中の人が、悪役令嬢知識に乏しいので、素直にサンプルからイメージしてみたつもりの顔
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2021年6月20日
PC名:コレット・ノベル
前歴(転生者):大好きな世界へ フラグ:フォーチューンアースへの愛
秘密:偽りの自分 フラグ:本当の自分
破滅:追放
・パーフェクト主人公を目指して、学問も一生懸命、雑務も積極的、誰とでもなかよくしようとする。忙しい。これはなかなか大変だ。早足で廊下を歩きつつ、すれ違う級友たちに笑顔で「ごきげんよう」。
・誕生日会に誘われる。いける。睡眠時間を削ればいけるぞ。
・別方面から誕生日会裏方料理人を頼まれる。もちろん断らない。「ええ、よろこんで」ザ・ダブルブッキング!
・《真実》で真相を聞き出す。ぶちきれ男言葉で問い詰めたあと、「…ですわよ」ととってつけたように辻褄。
楽しかった!
セッション
ルーインブレイカーズ。基本付属シナリオ2「祝福と血の誕生日」を遊びました。悪役令嬢が自身の誕生日パーティで爆死するかもしれない話。爆死?乙女ゲーってそんな感じなの!?
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2021年6月27日
今日の悪役令嬢「魔王になって世界征服!」「破滅した方がよいのでは?」「キャスト2の不在は神に命じられ魔王降臨の手助けを行ないます」「破滅した方がよいのでは?」
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2021年6月27日
システム
自分はテーマの悪役令嬢ものに疎いのですが、転生ファンタジーものぐらいの認識で遊んでも問題なかった印象です。ただ「ルーイン遊ぼうぜ!悪役令嬢ではないやつ!!」と誰かを誘うのは、ナカナカにハードルが高いかなw
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2021年6月27日
今まで遊んだゲームの中での飛びぬけてメタいです。固有の概念やギミックも多く、理解するのは難しい。しかしそこが面白かったです。
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2021年6月27日
あとシステムのルールやデータでいろいろ再現できて魅力的なところと、情報収集や破滅回避の抽象判定(RBロール)の演出がフリーダム投げっ放しなところが両極端でちょっと戸惑いました。
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2021年6月27日
また意外にも思ったよりシステムは重いです。でも一度理解すればそれ程複雑ではないし、セッションの進行に滞りが発生しないようにきっちりとシステム化されているので遊びやすいのではないかと思われます。
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2021年6月27日
いい意味でも悪い意味でも「メタ」いなーと感じました。
メタな解釈や分解が楽しいと感じる反面、没入度は低くなるところがあるかなと思いました。
自分はメタなやつは好きなので、結構合っているのかもしれませんが、そこらへんは人を選びそうと無根拠に思ったりしました。
ルーインブレイカーズ感想。。オレたちはテンサイ遠藤卓司にどこまで追いつけるのか挑戦状を叩きつけられているのだろうかw(エースキラージーンの時にも思ったけど
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2021年6月27日
幸い、またプレイする機会に恵まれそう。次回も楽しみです。
次の中の人はきっとうまくやれることでしょう。
シナリオの流れにのるために気をつけている3つのこと
やあ老Guyだよ!
メモの最後。シナリオの流れにのるために気をつけていることを書いてみようと思います。*1
ポイントは3つあります(指を3本立てつつ
そもそも
基本的に、セッションはシナリオの流れにのった方が楽しいと考えています。
逆説的に、原則スムーズにシナリオの流れにのっているからこそ、そこから外れようとした時にも楽しくなるとも考えています。
いつもGMに、シナリオの流れにのせることに気をつかわせるのではなく、もっと他のことにリソースを割いてほしい。たとえば自分のPCを持ち上げるとか!
ひとつめ:モチベーション
シナリオの流れにのるためのモチベーションを、自PCの設定に仕込んでおきます。
例えば、組織に属している、正義感が強い、金が必要、何らかの使命をもっている等です。
ふたつめ:コネクション
うまくシナリオにあったモチベーションを設定できないこともあります。
既に作成済PCを使用する場合や、そもそもシナリオで設定されているモチベーションにPLがいまいち共感できない場合が考えられます。
これらの場合、自分としては納得していないけど、誰かのためなら動くという強いコネクションを設定しておきます。単純にシナリオ指定のNPC、もしくはローナンバーのPCに設定しておくと、なんとかなりやすいです。
みっつめ:目をつぶる
必殺技。不都合なことは全て目をつぶり忘れます。
どうしても自分の設定とすりあわせができない、都合が悪いことは全て無視します。
経験上、そこでこだわるよりも、シナリオの流れにのった方が、大抵セッションは楽しいです。
*1:まぁ、ベテランならガタガタ言わずにシナリオの流れに乗れよ。この[ぴー]野郎。とか思ったことはありませんか。ありませんね。そうですね
自PC設定で気をつけている3つのこと
やあ老Guyだよ!
前回に引き続き、自PCの設定をつくる際に気をつけていることを書いてみようと思います。
ポイントは3つあります(指を3本立てつつ
前回
akiyuki3.hatenablog.com
演出より先に設定を考えるから、順番逆じゃないかな感もあるけど、まー自己満足なのであーあー気にしなーい。
そもそも
自分のキャラクターなのだから、好きなように妄想して設定すればいいじゃんといえばその通りなのですが。
気をつけないと「セッションで使えず、他の誰にも覚えてもらえないぐらい過積載」と「シンプルすぎて、他の誰にも覚えてもらえないぐらい薄味」のいずれかに偏って、なかなかその間のちょうどいい塩梅におさまらないものです。
例によって自分が巧い設定を出来ていると言うつもりではないのですが。とりあえず長く遊んでいるから何か参考になることがあるかもよというやつです(いい意味でも悪い意味でも)。
ひとつめ:呼びやすい名前
PCの名前をつけるのがいつのタイミングかは人それぞれだと思いますが。
PC名は重要です。なるべく名前を呼んでもらいたいじゃないですか。だから長さや、読みやすさ、呼ぶのに抵抗がない名前を気をつけます。
セッションに参加するNPCや他PCの名前が分かっている場合は、それらと被ったり、語感が似ないように気をつけます(もしくはあえて被せて「へえ、あんたもナナって言うんだ」を狙います)。
単発の時はベタなぐらいに「名を体を表す」シンプルなPC名の方が覚ええもらいやすくていいと思います。*1
ふたつめ:設定の仕様確認
設定の用途をある程度決めておくといいです。
実際の境界線は、はっきりしないのですが、用途を意識することで、過積載を防ぎやすくなると考えています。
自分は以下の4分類を意識しています。
- セッション(シナリオ)に絡むための設定(例:特定組織に属している)
- 他人にいじってもらいたい設定(例:物凄いデカいとか)
- 変化のための設定(例:弱虫(勇気を振り絞る)、アル中(酒を止める)、秘密(明らかになる手酌シーン))
- 自己満足のための設定(ほっといてくれ。自分が幸せだ)
これらをバランスよく設定できればいいなといつも祈っています。
特に変化のための設定や演出を仕込んでおくと、どんなセッションに参加しても、自分で勝手に楽しくなれます。おすすめです。
みっつめ:自己完結チェック
他参加者(GM,PL)に話を振ってもらいやすい、誘いうけのためのフックがあるかを確認します。
ありがちな失敗例としては、
これらは全くのNGではないですが、やるなら相当な根回しが必要な高難易度コンテンツだと考えています。
で、自PCのフックがないな、もしくは弱いなと思ったら、設定を微調整するか、セッションでどう扱ってほしいのかを積極的にアピールするか、いづれかの対策を講じます。
自分がよくやりがちな失敗は、ちょっとコミュ障でフックがなくても、自分はPC1だから、他PCやNPCの方から絡んでくれるよね、と慢心するパターンです。hahaha
そんなわけで、最後にチェックをいれる癖をつけれると安定度が高い設定ができやすいと考えています。
俺の屍を越えてゆけ!
*1:直近だと、タバコを吸って、煙を武器にするから「煙草谷」とか(実在する苗字らしい)
自PC演出で気をつけている3つのこと
やあ老Guyだよ!
たまには老Guyっぽく。自PC演出で気をつけていることをかいてみようと思います。ポイントは3つあります(指を3本立てつつ
ひとつめ:1要素の繰り返し*1
シンプルな1フレーズ(クォート)を繰り返すこと。その方が他人の印象に残りやすいし、リアクションも得やすいという経験則。
実際、出オチ設定でもないと、通常、自PCの設定や演出は他人の記憶に残りづらいと思うのです。過積載よくない(でも楽しい)。
ふたつめ:登場シーンは最低限*2
登場シーンはぐっと絞り、心配されるぐらい登場しない方が、注目してもらえるシーンをゲットしやすいという経験則。
これは同時に他人のシーンを尊重して観ることでもあります。
それでも突っ込んでくる人には「悪い。今、自分のシーンなんだ」と主張してもいいでしょう。悪意がない場合は快く引いてもらえるはずです。大抵は楽しくなって無自覚に出たがりになっているだけです。たぶん。
みっつめ:演出を事前に妄想
妄想大事です。自分がやりたいことをあらかじめ考えておくのは楽しいです。もちろんそのまま使えないことは多々ありますが、とっさの場面で使えるかもしれないストックのつもりで。うまく使えた時の満足度は高いですよ。
なお事前妄想はシナリオの先読みを心掛ける意味があります。大概は外れますが、妄想するのは楽しいです。
また単発セッションの場合は、セッション中に変化する演出プランを仕込んでおくのが望ましいかなと考えています(例:アル中が酒をやめる)
なおこれらの自PC演出を自分が出来ているというわけではありません。あくまで念頭においているだけです。
まれに絶好調のときに出来ている気分になる時もありますが、他人から見て出来ているかどうか不明です。
経験上、自分が「やってやったぜ!」と思った時は、ポカーンされていることが多いです(いけると思ったんだけどなー案件
いずれにせよ。自分は瞬発力でPC演出が出来るタイプではないのですが*3。妄想系は自分に合っているようです。なによりセッション以外の時間も楽しい!
『ダブルクロス』「ヨグ=ソトースの乙女」を遊んで
前回『ダブルクロス』「クロウリングケイオス」を遊んだ面子で、GF掲載シナリオ「ヨグ=ソトースの乙女」を遊びました。
6/14と16の分割セッション。
今回の役割分担はGMはアンドーさん、PLはチャクラ厨さん、punchlowさん、akiyuki。
キャラクター
PC1:"フロム・セイラム"アビゲイル・ウィリアムズ/ウロボロス、バロール/チャクラ厨さん
"セイラムの魔女裁判"の当事者であるアビゲイル当人。時空間の歪みに巻き込まれ、現代にやってきた女子高生。みんな大好き《時の棺》使い。
シナリオヒロインに百合告白するようにGMに強要するw
PC2:“腐食する色彩(コロージョンカラー)”宇都宮シキ/ピュアアザトース/punchlowさん
”宇宙からの色”に侵食されたUGNチルドレン。侵食率が100%を越えると髪の毛が七色に光る(ゲーミング)。他者を色で認識する設定がオサレ。
深淵をうまく覗き込みすぎて、隠された宇宙的恐怖に直面してしまう。オイシイ!?
PC3:“チェインスモーカー”煙草谷 令二郎/モルフェウス・ノイマン/akiyuki
今度のCRC。支部長枠案。「UGNは終わり、世界も終わった」。モルフェウス/ノイマン。先見の明で未来に絶望してアル中になった。小刻みに手が震え。たばこの副流煙を物質化する(銃にする)。
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2021年6月6日
ベースデータとビジュアルはサンプルの不屈の執行者(イラストは煙を蛇っぽくしてる)。PL3人なのでギガンティックモードと戦局判断は、クリスタライズとファンアウトに入れ替え予定。
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2021年6月6日
演出案。銃を撃つ時だけ手の震えがピタリと止まる。
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2021年6月6日
クォートの「どうせ世界は終わるし」は使いやすかったなあ。
あと、いつものメンツなんで支部長枠のakiyuki氏が「(PC1と2が通ってる)高校の校門の所で酔っ払いが待ってるんで上手いことピックアップして下さい」とか言ってるを聞いて「こ、コレがPL同士の信頼の力??!」って思いました。ちなみにPC2が流れるように保護してましたw
— アンドー (@GARGILL) 2021年6月14日
流れるような合流でしたね(信頼の絆で乗り切った感
セッション
今日のCRC。GF掲載「ヨグ=ソトースの乙女」前半。PC3支部長枠で参加。シナリオ描写や設定の端々に神話的寝言が盛りだくさんでとても楽しく。真実に近づくと恐怖判定して狂気に陥ったり、侵食率が上がる。ダブルクロス+クトゥルフ神話、ノリノリだな!
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2021年6月14日
CRC後編。恐怖判定に恐怖する。そして結構エグいバランスのクライマックス戦闘。カッコいいことを言ってもいい(言わなくてもいい)。人外プレイをしてもいい(しなくてもいい)。エモいことを言ってもいい(言ったほうがいい)。ヤバイ。楽しい。
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2021年6月16日
余談
CRCネタ話。「やはり「〇〇しないと出られない部屋」は外せない?」「レベル1モンスターを召喚しないと出れない部屋とか」「もしかしてそれWiz4?」「なぜwそれwww」一周回って逆に新しく思えてきた。これが車輪の再発明か(違う
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2021年6月16日
D&D「竜祭」第2回目(後編)を遊んで
前回に引き続き、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』「竜祭」の後編。
『ダンジョンズ&ドラゴンズ 第5版』「竜祭」オンセ工房FoundryVTT(The Forgeサーバー)とdiscordでオンラインボイスセッションのDMで遊ぶ。後編。
— 漆妖 (@urusinoayakasi) 2021年6月5日
“かつて靴屋だった”ハーフオークチャンピオン、海賊サーの姫タバクシーソーサラー、ナンバー2衛兵ウッド・エルフモンク、交換外交官ドラウウォーロック。
彼らが鍛冶屋に集まり、邪竜に狙われる街を守護るため秘密を共有し解決する。男爵は除かれ街は真実を知り戦いを決意した。鍛治師は竜殺しの魔法のアイテムを作り出す。しかしPCの見事な戦いによって竜殺しの魔法のアイテムや英雄は必要ではなく勝ったのは村人もとい街の住人の絆の力こそ切り札だった。
— 漆妖 (@urusinoayakasi) 2021年6月5日
街は英雄を求め冒険者たちのための竜祭を毎年開催することとした。しかし納期に竜皮の靴を納められなかった“かつて靴屋と呼ばれた”ハーフオークをはじめとして女心は秋の空タバクシーはラスカンへ、修行の旅にウッド・エルフは衛兵を辞し、皇位継承権の問題解決のため里に戻るドラウと散り散りとなる。
— 漆妖 (@urusinoayakasi) 2021年6月5日
さてさて彼らが再会するのはいつになるか? この広いフォーゴットン・レルムいや次元界を異なるかもしれないが、きっと再会できるだろう。ドラグレイドの街で竜祭が開催されるならば、きっと!(シナリオにはDragon Festival 1と書かれていた。もしかすると)
— 漆妖 (@urusinoayakasi) 2021年6月5日
逞しくなった鍛治師が店の扉を開けると……
個別ハンドアウトと秘密があるシナリオだったのですが。実のところ、自分の秘密「HO-5 蒼狐の一員」はオープニングでだいたい明らかになってしまっていたので、正直あまり意識していなかったのです。なんか自分のパーソナルゴールで手酌しようという開き直り計画。そしたらクライマックス前に「まぁ、それを知ってるのプレイヤーで、キャラクターは知らないので」とDMが仕切り直してくれて、各PC毎に秘密を明らかにするシーンをいれてくれました。DMグッジョブ!
D&Dではこういう個別シーンをやることが少ないので、新鮮でした。
クライマックス戦闘の方は
今日のD&D。クライマックス戦闘。シナリオアイテムを天に掲げ「この英雄の武器は敵を殴るための道具ではない。皆を奮い立たせるためのシンボルなのだ!」(1回も殴らずに戦闘が終了してしまった顔w
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2021年6月5日
だったのですが、これはイニシアティブの妙と以下のハウスルールで、さくさく進む仕様なので問題なし。
ハウスルールは以下とおり。
— 漆妖 (@urusinoayakasi) 2021年6月5日
「インスピレーションは1遭遇に1回以上かせげるようにDMはこころがける」
「ヒーラーがいないのでポーションはボーナス・アクションで飲める」
「モンスターのヒット・ポイントはさまざまな要因からおよそ1/2になっていることがままある。が、その遭遇におけるボスは例外」
あと今回、HFO(ハーフオーク・ファイター・男)のチャンピオンで遊んでみました。
個人的にオンラインセッションでプレイヤー4人は多くないかなぁどうかなぁと思っているところがあって、でもD&DはPC人数多い方が楽しいところもあるしなぁ。だもんでとりあえず自分は、おそらく一番運用がシンプルなチャンピオンをやってみようかなと思った次第です。
遊ぶ前は、チャンピオンはシステムがシンプルすぎて、物足りなく感じたり、飽きたりしないかなと危惧していたのですが。実際に遊んでみるとそんなことはなく。シンプルにプリミティブなダイスロールを楽しみつつ、逆に状況に応じて限られたマニューバーを使用するためにいろいろ考えるところがありつつも、ロールプレイ演出を考える余裕があって楽しかったです。
すいません、正直ちょっとチャンピオン舐めてました。
最後もPC毎の後始末をして、三々五々、英雄たちは街を去っていってシナリオ終了。
円熟のDMハンドリングが光る、楽しいセッションでした。また別の冒険で会いましょう!