巧い失敗とカッコイイ合流とかについて

今週末 N◎VAを遊ぶので、グダグダと考えてみたり。

最初に書いておくと、オチはないです。考えただけ―。

 

巧い失敗

判定の失敗を通じて、手札を処分し、引き直すという行為は『TNX』では必要な行動 (TNX p.154) 

 

人(キャスト)は、何でも成功するとは限らない。失敗して失敗して最後に成功するという展開もありだと思う。だから成功失敗がランダムではなく、ある程度コントロールできる判定方法はカッコいい。そう考えていた時期もありました。

 

が、実際問題、登場判定の失敗(演出外)ぐらいしか、失敗するタイミングはほとんどないように思えます。あとは本当に手札が悪くて、失敗しか出来ない時。そんなわけで判定をコントロールして、わざと失敗するような、「巧い失敗」は難しくて、今だボクには出来そうにないなー。

 

さらに1シーン1回判定の暗黙ルール*1があると尚更失敗している暇がないというか。心にゆとりがないのかもしれないけど。

 

そして思考は、現状一番有用な手札回しと考えられる、登場判定へ。

 

登場判定と舞台裏判定

登場判定にも微妙に思うところがありまして。シーンに登場すると手札入替に損する説。

  • シーンプレイヤー:自動登場。(シーン中で判定)→手札入替1枚。(シーン中で判定しなければ0枚)
  • チームを組んで登場:登場判定で失敗。(シーン中で判定)→手札入替2枚(シーン中で判定しなければ1枚)
  • 登場判定をして登場:登場判定で成功。(シーン中で判定)→手札入替2枚(シーン中で判定しなければ1枚)
  • シーンに登場しない:登場判定で失敗。舞台裏判定→手札入替2枚。

 

登場判定は成功する札しか出せないとかしたほうがとか考えたこともありましたが、今度は上記の通り、判定失敗のタイミングがなくなるわけで。シーンに出ていないから、その分手札交換は優遇するデザイン思想なのかなぁ?

 

あと登場判定をすると、どうしてもスポットがシーンプレイヤー(キャスト)から、登場判定をしたプレイヤー(キャスト)に移ってしまいがちなところがあると考えてまして。このシーンの主旨に乗っかろうとしているところに、別のキャストが出てきて、そちらとの邂逅を優先したりすると、どんどんこーシーンがグダグダになりがちなような気がして。まして複数キャストが出てきて、シーンプレイヤー(キャスト)にスポットが返ってこないうちに、シーンが長くなったので切りましょうとかいう事態になったりして。

 

そして思考は、カッコイイ合流について。

 

キャストの合流

各キャストの物語が、バラバラに始まって、リサーチ(ミドル)で合流して、クライマックスに集約して、エンディングで解散するという流れは、とてもキレイだと思うのです。

 

が、カッコよく合流する方法はいまだよくわからないなーとか思うのです。

まぁ、リサーチ(ミドル)で戦闘すれば、大抵合流するでしょ?とかテクニカルなところはさておき。*2

 

こー、シーンの目的が他にあるところに、ごちゃーと人が集まって、なんとなく合流するのは好みでないというか。人が集まっていくのってドラマじゃないですか。『オーシャンズ11』とか面子を集めていくシーンとか。

だから毎回、顔見知りと偶然ストリートで出会ったみたいな展開はなーみたいな。

カッコよく合流するルールやテクニックがなんかないかなとか思ったわけです。

 

そして思考は、カッコイイについて

 

カッコイイの共有

天零時代から続く、カッコイイの共有について。いや別にカッコイイじゃなくてもいいんですが。イメージの共有の話。

つまるところ、ここに落ち着くんですかね。

ここらへん巧くシステム化されないかなーとか夢見てます。*3

 

そして人は解りあえない(さわやかな風が吹いた

 

*1:これはこれで有用な基準だと思う

*2:N◎VAにはあんまりないかも。他システムのテクニックですかね

*3:昨今では『ハンターズ・ムーン』『ブラッド・クルセイド』の合流ギミックが一番カッコイイ印象