グランクレスト「君主の在り方#3」を遊んで

 グランクレスト「君主の在り方」完結編。
 セッション時間は2時間。

セッション

 魔境後編からスタート。
 ダンジョンアタック。MP、天運、士気のリソース管理に悩むぐらいで、あと順調に先に進む。


 ここらへんでふと違和感を感じて、ルールブックを確認したところ、実はこのシステムのセッション進行には、オープニングやクライマックスというフェイズ分けがない! 例として、導入→展開→決戦→終局が挙げられているけど、ルール的には全て合わせて「メインプレイ」というところに、ちょっと驚きました。*1


 魔境内では、各PCは部隊を率いつづけているのですが、動作としてはPC1人で動いているのと、イベントもアクションも変わった印象は受けませんでした。ただの追加データといった体です。これは積極的にPC側から、部隊を率いてる演出が必要だったのかもしれないと思いました。同時に、君主の下、PCたちが国を動かしている演出をキャッキャウフフするのが求められているのかもしれない。というかそこらへんを手酌しないと、国とか部隊とか関係ないゲームとの差異を感じないのは、システム起因か、シナリオ起因か、僕の妄想力不足かw どちらかというと自キャラに思い入れがあるタイプのPLの方が楽しいシステムなのかもしれません。


 また魔境については、付属シナリオなので、システムのポテンシャルを現わすための、シンプルな構造のシナリオという意図なのだと思います。 *2


 そしてミドル戦闘2回目+クライマックス戦闘の計2戦。
 戦闘はロードの《増幅の印》の強力サポートもあり、敵は1、2撃で、さくさく倒れていきます。PC側は、防御強化していないと2,3撃で倒れそうな印象。今回はアンデッドディフェンターのおかげで、そこまでの脅威はなかったかな。それよりも僕としてはメイジのMP管理の方が難しかったです。自分の手番はさておき、サポート魔法を使いたい→MPが足りないの流れ。ちょっと《魔素集積》を温存しすぎてしまいました。


 ストーリーは魔境と化した隣国を浄化、併合して、国は拡大した、でも今後の復興の道のりは険しいという流れ。王道です。


 セッションの方は、ゆるーく続きも遊んでいきたい、かつGM交代とかもしてみたいという、GMの意向もあり、次回は僕がGMを担当することになりました。「君主の在り方」に続くシナリオで、「冥界よりの敵」がWeb公開されているので、それを遊んでみようという次第です。1回GMをやってみたら、自分のシステム理解度がもう少し増しそうな気がしますw

*1:あえて失くしているから、なにか意図があると思うのですが、正直よく解りませんでした。

*2:が、Webシナリオで魔境ルールが使われているシナリオは現時点で8本中1本らしく。グランクレストっぽいダンジョン(魔境)については試行錯誤が必要なのかもしれません