ブレイド・オブ・アルカナ「ハイデルランドの王」を遊んで

 『キング・オブ・ザ・ランド』全12話キャンペーンの最終回。第1回が2012年6月だったので、2年超のロングキャンペーンでした。


 最終話は、ボスを倒す→選定王会議で王を選ぶ→終了というストレートな展開。全12話のボスがなんか唐突に出てきたー!しかも見かけからは想像出来ないマッシヴ系。本気モード亀仙人みたいな。ちょっとオドロキましたw 
 あと取り巻きの暗殺者1人をこれまでのキャンペーンで殺戮者となったPCに置き換えたのは、GMグッジョブだと思いました。なんかキャンペーンっぽーい。


 そして激戦。自キャラ完全死亡確認。もう1人はMAX振りでも還ってこれず殺戮者堕ちしたものの、うっすらと見えていた全滅エンドを覆すことが出来て良かった良かった。実は戦闘中には全滅を覚悟して、2年かけて全滅エンドはないよ、急遽リベンジエピソードを増やしてもらおうとか考えていたりしました。


 最後は8人の選定候の指輪の持ち主が、新たなハイデルランドの王を決めるという流れに。
 個人的にセッション前に2パターンほど考えていました。


 まず1つは、ガイリングの隠し子(キャンペーンのヒロベさんのPC)を推すパターン。フォーゲルヴァイデ家は血を流し過ぎたので、ハイデルランドには新しい王が必要だ。そのためにはガイリングの息子と、ヒルデガルドが結ばれて、新たな時代の担い手になるのがベストだろうと考えました。キャンペーン的にも、PCが新たな王となって、話が終わるのはキレイかなと考えたのです。


 しかし投票時には、既に僕のPCは死んでましたw
 仕方がないので、自分の案を遺書に残して、指輪を他PCに託すという流れにさせてもらいました。しかし投票は割れ、ヒルダ3票、ケッテ(ガイリングの隠し子*1)3票、アンゼル1票、ジグムント1票*2で、同票決着となり、当面はヒルダとケッテの共同王という形でキャンペーンは終了しました。
 ヒルダが自らに対して2票をぶっこむ女とは…思っていたけど…そうなって欲しくなかったw でもまぁアンゼルやガイリングの世代にはご退場いただき、世代交代はしたという流れにはなって、個人的にはベストではないけど、ベターな展開となりました。


 それから。あともう1案考えていたりしました。言わなかったけど。
 それは指輪をばーんと壊して、選ばれた8人で王を決める時代は終わった。これからは民が王を決めるのだ!と高らかに宣言するグダグダ時空展開。自PCが生き残っていて、案1が通らずに負けそうだった場合は、勢いつけて、俺は今いいこと言ったっ面で押し切れればいいな、とか考えていましたw


 なんにせよ。今はシナリオフックを含めた全12話、述べPC20人弱というロングキャンペーンを走り切った達成感でいっぱいです。GMをしてくれた ruwindさんをはじめ、共に走り切ってくれた PL各位に感謝を!


 やはりキャンペーンは面白いのです。
 さぁ、次のキャンペーンをハリー!ハリー!

*1:PLヒロベさん

*2:PLヒロベさんの堕ちた英雄