マッピング楽しいですか?


元はといえば最近とある方と話す機会があった時に、シナリオに書いてあるマップって多くはマスター用(重要ポイントやトラップの位置とか書き込みがしてあってプレイヤーに見せられらない)で、しかもそれがキレイだったり凝った作りだったりすると、マスターが雰囲気を楽しむのはともかく、実プレイ上役立つことは少ないよねというような話をしたことがキッカケなんですが。

特にDnDのマップはキレイなやつが多いからね!!(目に涙を浮かべつつ

ダンジョンものとかのシナリオで遊ぶとよく発生しますよね。マッピング。
もちろんそれ以外のシナリオでも。

まー、そもそもマップを使わないシステムでは関係のない話なのですが。マップを使う面白いシステムもたくさんありますし。そのために自分なりに手法を整理しつつ考えてみたいと思います。

個人的には嫌いじゃないんです。ただ限られたセッション時間内で遊ぶ上ではなるだけ効率化したいと思うポイントではあります。

で、手法としては色々あって。

●マスターが言葉で説明して、それをプレイヤーが聞き取って地図にする方法
まぁリアルって言えばリアル? 話が食い違った時に正しい地図が書けないところも含めて。でも時間がかかるんですよね。そこらへんも含めて冒険している感があっていいという話はあるとは思いますが。ってゆーか。このマッピング能力ってキャラクターじゃなくてプレイヤーに依存するし、しかも大抵プレイヤーの一人に負荷がかかるような気がします。最近はあまり使われない手法?

●マスターが説明をして、地図を書く方法
オートマッピング? とりあえず全体を把握しているマスターが地図を書くんだから、間違いが発生しない点が利点? でも思うのです。そもそもセッション中に地図を書くのは時間を食いすぎません? なんかコンピュータが処理落ちしてカクカクいっている感じ。

●マスターが説明をして、地図を書く方法2
マスターが説明をして地図を書く方法の正統進化が S=F, NW等で使われているタイル方式でしょうか。表現の範囲を制限しているので、マスターがキチンと準備しておけば、セッション時間を浪費せずに地図を書くことができますね。もちろんその代償として表現力の低下は否めませんが。

●マスターが言葉で説明して、それをプレイヤーが聞き取って地図にする方法2
よく考えるとマスターが言葉で説明して、それをプレイヤーが聞き取って地図にする方法も進化していますね。まよキン等のPLが書き込むことを抽象化してシステム化したものとか。

まー、実際問題、抽象化はよく出来ていて、確かにディテールの表現力を低下させる場合があるかもしれませんが、結果的に大きな絵が書けると思うんです。ただ抽象化がシステムとなじまなかったり、物足りなさを感じることもあるわけで。

そうなると。

●マスターが準備したマップをプレイヤーに見せる方法
超時間短縮そして正確。しかしプレイヤーには見えるけど、キャラクターは知らないとかスッパリ割り切るということができるわけもなく。あとあからさますぎて、やや興ざめしちゃう?

●マスターは準備したマップをプレイヤーに見せる方法1.5
興ざめ感をなくすために、とりあえず何かの判定の結果マップを手に入れたことにする。判定の結果だとやや受け入れやすくなると思います(登場判定みたいなもので)。それでもやや予定調和感があるのは否めません。

●マスターが準備したマップをプレイヤーに見せる方法2
同じく、とりあえず何かの判定の結果マップを手に入れたことにする。ただし達成値によって得られる情報を変えたり、得られる情報を分散化したり。何の部屋か分からないとか。階段や両開きの扉の位置は不明とか。ここらへんが妥協点かなぁ。

と、まぁ例によってとりとめもなく。