B.D.A. -Bad Dream Again
セッション:『Shadowrun fourth】B.D.A. -Bad Dream Again
マスター :武田
プレイヤー:いわなみさん、が〜じるさん、SIN_Snakeさん、ruwindさん
ウッス。半年振りに懲りずにまたSR4で遊んでみましたyo。
ROLLING DOWN [TRPG]【SR4】B.D.A. -Bad Dream Again
流風亭/Zweltz=Teilis [TRPG]B.D.A.-Bad Dream Again/あふたーせっしょん
Snakes and Ladders シアトル帰りの日。
■セッショントレーラー
Better Than Life.
人生より素晴らしい。
嘘じゃない。本当に素晴らしい。
使う者にとって。売る者にとって。そして作る者にとって。
アレは関わる人すべてに素晴らしい何かを与えてくれる。
夢、金、闘争、裏切り、ごく稀に愛情。
Better Than Life.
アレはいつだって俺たちの期待を裏切らない。
そうさ。今夜もアレを巡って最高のサテュロス(滑稽劇)が幕を開ける。
『Shadowrun Fourth Edition』
B.D.A. -Bad Dream Again
悪夢とダンスを踊るのは誰だ?
※BTLチップ:”人生より素晴らしい”チップ。脳の快楽中枢を刺激して大きな快楽を引き出す。中毒性あり。脳にダメージ。使い続けると死亡の可能性高し。
■オープニング
§Case 1 : ディック(トロール鼠ストリートシャーマン) : ruwindさん
それは眠れない夜の出来事。アストラルが妙に騒がしくて胸騒ぎがする夜。
ふらふらとストリートへ出たキミは男にぶつかった。
「突然ですまないんだが、これを届けてほしい。礼は必ずする」
勢いに押されて物を受け取ると、男は脱兎の如く走り去っていった。その後を追うようにドタドタと音を立てて走ってくるガタイのいいトロールたち。言うまでもないことだが、キミは厄介事に巻き込まれたことを確信した。
§Case 2 : アーノルド・ウェスト(オーク・スプロールギャングBTL風味) : が〜じるさん
突然持ち込まれたブツを目の前にして、キミは昔のことを思い出してた。それはかつてBTL依存症回復プログラムに参加していたこと。そしてその時知り合ったジャック・マギャフリーのこと。
思い出したくないことだった。しかし過去の苦い記憶は未だにキミを苦しめるつもりらしい。
ブツには「これを捌いてほしい。利益の半分はキミの好きにしてくれていい。だが半分は指定の口座に振り込んでほしい」とジャックからのメッセージがついていた。
§Case 3 : カウチポテト(ヒューマン萎えテクノマンサーまるっと) : いわなみさん
それは退屈しのぎにもならなかった。頼まれたプロテクト解除は2秒もかからずに終了した。中身はどうやらBTLのマザーチップらしい。よく出来ている。悪くない。軽くチェックをしていると、キミのデザインと類似する箇所を見つけた。しかしキミが作った記憶がない。つまりこのビズにはヤツが関わっている。かつて仲違いして別れたアリオーシュが。
少し興味が沸いてきた。
§Case 4 : サルカ(ヒューマン”EDGE7九官鳥”フェイス)
目の前にいるマフィアボス・ジェイコブ・マーロウは言った。
「おまえのビズは完璧だ。だがついでにこいつも頼まれてくれるとさらに完璧だ」
はっきり言っていいクライアントではなかった。そして最近はキミを自分の部下か親族かと勘違いしている節がある。そろそろ潮時だった。今回は伝言を伝えるだけでいいという念押しをして、キミは部屋の外へ出た。
「ジャック・マギャフリーは夜の海水浴に出かけた。今アレを返せば半殺しで済ませてやる」という伝言に果たして交渉人が必要なのかは疑問だったが。
例によってノスタルジー気分全開のつもりのセッションだったのですが、蓋を開けてみると「ほぼ初SR」「初SR」という方がいたりでw、ちょっぴり罪悪感に苛まれつつも、セッション自体は楽しく遊ぶことが出来ました。
まだルールブック読みきっていないのにマスター2回目とかフザケタことしているので、ルールハンドリングに微妙なところがあったりとか。
タランティーノやガイ・リッチーっぽいオープニングをイメージして、ラン請負形式じゃない、ややイレギュラーなスタートにしたので、最初ちょっとスムーズに展開しなかったとか。
と、いろいろあったけど、事前に準備してあった情報項目カードとTRS(ターゲット・レンジ・システム。『ガンドッグ』のルール。老害御用達の輝ける星)や、もちろんプレイヤーの協力もあり、無事時間通りにセッションを終わらせることが出来ました。
シナリオは、BTLと1stのシナリオ時代からお馴染みのアレという、SR独自のネタをつっこんで、自分的にかんばったつもり。まー、気が向いたらもうちょっと手を入れて遊ぶかもしれませんので、あんまり内容は触れないことに。
システム的にはやはり微妙に重いのですが。以前の版よりは軽く。昔ながらのスーパー口プロレス大戦で楽しむ余地を残しつつ。そしてやっぱりダイスをざらざらとたくさん振るのは楽しい感じで。大絶賛皆様にオススメって感じじゃないですが、自分的には思い入れのあるお気に入り。
またノスタルジーゲージがあがってきたら(not調子に乗る)、遊ぶ機会もあるかもしれませんので、その時は誰か一緒に遊んでやってくださいw