DAC:決戦前夜 - Dragon Duel-

ダンジョンズ&ドラゴンズ』の祭典DAC2006の一日目でマスターをしてきました。
参加者は皆はじめましての方で以下の通り。

バサルト・ハードワイヤ:E田さん

ドワーフ重装歩兵部隊の生き残り。そしてチェイン・トリッパー。
超大型ドラゴンをエンラージしたとはいえ転倒させた時には目が点になりました。

”青嵐”スノール:アカマサさん

ハーフリング・ローグ弓撃ち、さりげなく得意な敵オーク。
さっさと街から逃げ出すんだよと言いながら(シナリオの都合で)、街の防衛に力を貸すツンデレ。

ケレンゴン=ムール:アキトさん

ルナ騎士団から派遣されたエルフ・ウィザード。
防壁一人守りでいー気になっていただき、決戦ではマスターからのせめて一人は倒したい悪意を一心に浴びてくれた方。

レイク=オーウェン:ASIDさん

ぺロール神殿からの無理難題な試練をマイペースに受け入れる人間・クレリック
パラディンにシールド・アザー用の指輪を渡したあたりに萌え。

アリシャ:IROさん

ダメージディーラーの人間・パラディン。
クレリックとのコンビ打ちで、彼のために血を吐きながら(ヴィシャス)剣を振るうユニコーンライダー。
このレベルで50オーバーダメージが何度も出るあたりに DACの恐ろしさを見ましたw

といった面子で。


皆はじめての顔合わせでしたが、D&Dのバトルグリットはすっかりそれを忘れさせてくれ、わきあいあいとユニット動かしたり、口プロレスに興じることが出来た一日でした。


またテストプレイはしていったものの、やはり面子が違うと展開や見せ場も変わり。

  • ボス・クレリックがサンクチュアリをかける前に殺されたり
  • ドラゴン*1が足払いで転倒させられたり。
  • ドラゴンが何度も大規模ダメージ判定させられたり。
  • 弓撃ち同志のスナイパー対決が展開されたり。

と面白かったです。面子的にはもうちょっとキツイ方が面白かったかなぁとかも思いましたが。まぁ、一日限りのイベントだから爽快に終わってよかったと自分に言い聞かせていますw


あとエンディングも言いたい放題で楽しく。

  • 街を燃やせーとか言っている統治者*2を倒して、その代わりになるドワーフ
  • 人知れず街を去る(統治者の宝物とともに)ローグ
  • ドラゴンを倒した時点でまだ敵は残っているけど使命は果たしたとばかりにディメンジョンドアで去るウィザード(死にそうだったのでw)
  • 戻ったらすぐさま次なる試練を言い渡されるクレリック
  • 今度は(ユニコーンがついてこれない)アンダーダークへとクレリックを追うパラディン

と大団円を迎えることが出来ました。


今回、実はAMC2001以来のD&D単発セッションのマスターで*3、普段あまりコンベンション等で初顔合わせの方ばかりで卓を囲む機会もなく。長々と遊んでいるわりには色々と経験不足の身でしたので、とにかくどんな方が来ても*4クライマックスまで遊べるセッションを目指して、セッション予告や初期設定、ミニクエスト形式、時間が来たら対決シーンと色々考えて遊んで見ました(詳細はサポートページ)。


結果的にいわゆる公式シナリオのD&Dとはちょっと毛色が違う遊び方になってしまい、とまどわせてしまった部分はあるかもしれませんが、手を変え品を変え飽きないように工夫したつもりですので、たまにはこーゆーのもいいんじゃない?と楽しんでいただければ嬉しいなと思います。


もちろん僕としてはもう十二分に楽しませていただきました。限られた範囲内でさくさくっと回す口プロレスは(馬鹿っぽく)面白く。あとモンスターのHPが1点あれば生き残れた時に使う死にセリフ「《追加HP》があれば。。。」は個人的ヒットでしたw

また何処かで何か機会がありましたら、今回に懲りず遊んでいただければと思います。
参加者の皆さん、お疲れ様でした。
そしてこの素晴らしいイベントのために尽力してくださったスタッフの方々、お疲れ様でした。

*1:例によって色も大きさも違うけどガルガンチュア・ブラックドラゴンのフィギュアを使用

*2:統治者を叱咤するクエストをやらなかったため

*3:いつもはキャンペーンで遊んでいるので

*4:良い人悪い人ではなく。ほら相性ってのもあるし