赤箱遊戯

ちょっと予定が変わって、突発で赤箱をプレイしてきましたよ。
面子は以下の通り。

DM:が〜じるさん

突発DMを引き受けてくれたエライ人。これで皆の殺意の記憶はが〜じるさんともに永遠に語り継がれるでしょう。よかったよかった?w

ブラック・ベア:ヒューマン・ウィザード:ruwindさん

「ゼハハハ」とか笑う黒ひげさん。って、今日遊ぶ予定のキャンペーンのキャラじゃんよ!w
マジックミサイルを2本討っているのが楽しそうでした。

ラス・プーチン:ローグ・エルフ:ヒロベさん

怪僧にしてローグ、そしてコマンドサンボの使い手。って、マザりスギだよ!w
パーティにマーク能力がないと挟撃系撃破役は厳しいですね。その背中には常に悲壮感あふれる決意が見えました。

マジック・マッシュルー○*1ドワーフクレリック(ペイロア):せいじゅうろうさん

体から甘いにおいを醸し出すクレリック。って、その名前は全世界のペイロア信者に謝れ!w
武器を判断力修正で殴れるクレリックは楽しそうでした。

サム・バギンス:ハーフリング:ファイター:akiyuki

冒険者一家のハーフリング娘。一家に伝わる武器つらぬき丸(グレートソード)を持つ。
ちなみにプレイヤーの書には「君のヒーローをイメージしてみよう。それは以前に見た映画やアニメ、コンピュータゲームのキャラクターに似ていても構わない」とあります。つまりコピペ推奨!?

セッションの大惨事気味な光景はこちらにて。
ぶっちゃけると2回全滅してバッドエンドしました。


ちなみにPLは全員DM経験者。
キャラクターは全員プレイヤーの書を用いて作成しました。まぁ、初心者導入用のスターター・キットだろうから、ガチでなくてもいいんじゃなーいと、適当に作ったのですが*2。こんなにガチなら、最初から

ファイター ドワーフ
ローグ ハーフリング
クレリック ヒューマン or エルフ
ウィザード エルフ or ヒューマン

で固定しておけよ!と逆ギレてみる。


以下ネタバレに実際に行なった遭遇とか。
ややネガティブ気味なので、この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ。

キャラメイク

サンプルキャラクターが無いので、プレイヤーの書を使って、みんなでソロプレイをしてキャラメイク。ヒーローとはかくあるべしという語りが入ったり、範囲魔法はダメージダイスを先に振る「お作法」が書いてあったりと、これからゲームを始める人に向けての方向性に満ちたメッセージを発信しつつも、楽しく、しかも次のシナリオへの引きになっているという、しっかりとした作り。
ただしこのキャラクターの書でキャラメイクをしたキャラクターが複数いるとストーリーがバグる、そして赤箱だけだとこの書を使わなければキャラメイクが出来ないという不思議な作り。ビギナープレイヤー1人、あとベテランプレイヤーで固めないと機能しないんじゃないかと思ったり。
仕方がないので、ムアコック的な並行世界から集った英雄(レベル1)ということにしてみました。

戦闘遭遇:はじめての遭遇

この時の我々はその後に起こる悲劇をまだ知らなかった。。。

非戦闘遭遇:祈りの間

技能チャレンジ。ギミックが煩雑。その割りにそんなに面白くない。
さらにここまでPCはヒーローだとさんざん気分を盛り上げておいて、いきなり平身低頭するイベントを入れる意味が分かりません。そりゃー1レベルだけどさ!
ここらへんからもにょり始める。

戦闘遭遇:試練の間。

リドル+戦闘。脈絡がなく唐突なリドル。特にヒントがあるわけではなく、中の人の知識が求められる。そして厳しいペナルティ(5ダメは殺意高すぎ)。結果全滅。
このギミックを生かすなら、PC側が好きな順番に行動して、PCが1人行動したら、次はいずれかの敵が1人動くという方が遭遇のテーマっぽいと思う。あと最初に勝利条件も提示する。

戦闘遭遇:倉庫

もう1戦闘即大休憩でいいやという気分で臨む。リソースをほぼ全てつぎ込んでギリギリの勝利。でもさー、ダンジョンで戦闘やって、一旦戻って大休憩をとって次の日にやってきても、中の状況が変わらないって気持ち悪いんだよねー。

戦闘遭遇:ウィザードの研究室

ボス戦。もう何がしたいんだか分からない。DM無双して、悔しさをバネに這い上がってこいという、ふるいにかけているでしょうか。しかも惜しいという感じではなく圧倒的。この遊び方でいいのかなぁ。どこで間違えたんだろうという不思議な気持ちになりました。敵5体(雑魚無)で1体倒したところで全滅。るーるー。

シナリオネタバレ

全滅したけど、一応もし戦闘で勝った場合の話の結末を聞く。スッキリしないオチ。いまいち爽快感がない。

なお DMのが〜じるさんに非はなく。ただこれが赤箱クオリティというだけ。
全体的に、僕の期待が大きすぎたというのもあるのでしょう。


これから遊ぶ予定がある人は、是非事前にデータバランス調整をすることをお勧めします。が〜じるさんがこちらで提案している通り、防御値は2,3下げて、ビギナー向けというならば、がっつりダメージは半分ぐらいにしてもいいんじゃないかなぁと思うのは、僕、ゆとり?でもさー、今更苦行主義は流行らないっスよ、センパイ。
それからストーリーももうちょっと爽快感があっていいんじゃないかなー。ヒーローでしょヒーロー*3


とか書きつつも。この思い出も時間ともに美談となるのでしょうw
そして今後各地で発生するであろう阿鼻叫喚を期待して悦に入ったりしたら、僕も立派なD厨になれる? いやもしかしたらついに念願のオ(

*1:ちょっと伏せてみた

*2:ちなみにハーフリング・ファイターは余りモノ

*3:そして「役割演技式競技」における「ヒーロー」とは何者であろうかへ続く?