シャドウラン:ブラッド・ポーカー

シャドウランを遊んできました。
SR4日本語版が発売された当時に数回遊んで、以降ご無沙汰していたので、かれこれ…5年振りでした!?(衝撃


シナリオは「ブラッド・ポーカー」。去年の年末から4セッション目というヘビーローテンション中の SIN_Snakeさん作のシナリオ。SIN_Snakeさんは、僕の周辺で SR4を回せる数少ないGMさんです。
シナリオは

・レッグワーク重視のシナリオ。
・ランナーたちは、シナリオ開始時に明確な依頼を受けていない。
・情報収集するうちクライアント候補がいくつか登場するので、そこでビズが成立する。
・複数のクライアントから並行して依頼をとれる可能性もある。
・敵にも味方にもなりうるNPCたちがチラホラ。

そこはかとなく懐かしい雰囲気。けどおそらくあんまり遊んでいないタイプのシナリオ。昔やったらGMの職人芸で回して、成功か失敗は運みたいなところがあったんじゃないかなー(しみじみ。それが今の技術・環境なら、ぐだぐだやっても、キチンと終わる。素晴らしいです!w SR4は、夢は一杯つまっているけど、プレイアビリティは二の次の、リアルリアリティの地平が広がっているからなー。


僕はGM作のプレロールド・シャーマンで参加。かつてSRのルールや修正値がスラスラ出てきたワタクシも、もう何をするにも「どうでしたっけ?」と聞かねば出来ぬ衰えっぷり。ちょっとキャラクターを作る自信がなかったのです。とりあえずシナリオ初期設定に合わせて、数パターンの設定(というかオープニング)だけ考えて行きました。で、使ったのがこれ。

シアトルの街が一望出来る、コンドミニアムのバルコニー。
私は宙に浮いていた。正確に言うならば、男に胸倉を掴まれ、私の身体はバルコニーの外にあった。

「落ち着こう。話をしようじゃないか。
 まず第一に私は魔法使いだ。宙に浮かぶのは造作ない。そうは思わないか?
 第二にこう見えて私は神道プリチャー、東洋では聖職者のようなものだ。私を傷つけるときっとキミの心は痛むだろう。
 第三に、金は入るあてがあるんだ。もう少し待ってくれ!」

このセッティングなら、ハリウッド映画的なダメ借金スタートが1人ぐらいいた方がいいかなと思ったのです。プレロールドのライフスタイルも、上流一か月だったしw


セッションは夢とノスタルジアがたくさん詰まってました。GMにもPLにも。
1stの頃からの設定を引きずる夢だったり、トロール弓文明の終焉に伴い、投擲武器文明が勃興だったり。
懐かしのSRを満喫させていただきました!


それにしても。久々に(というかSR4Aはほぼ積読)ルールを紐解くと、第六世界は今も最先端で、そして懐かしく。ゲームシステムは4と同じでしょと思っていたら、細かいところでプレイアビリティにケアされていて(戦闘呪文の過負荷行使とか、戦闘修正で防御側の状況が、攻撃側のアクションに影響なく、防御側のリアクションの修正になることとか)、(おそらく)実プレイからのフィードバックが感じられます。
その他、いろいろなツールもあって、遊ばれているだなーと、ひしひしと感じました。

Chummer

キャラクター作成ソフト。日本語化可能。
http://d.hatena.ne.jp/thalion/20130129/p1

Mobile Runner for Shdowrun4

Chummerで作成したデータを読み込めるソフト。ダイスロールも振れるらしい。未ダウンロード。
Andoroid版
https://play.google.com/store/apps/details?id=net.quintanion.mobilerunner
iOS版
https://itunes.apple.com/jp/app/mobile-runner-for-shadowrun-4/id564509085?mt=8

SR4テスト支援ツール

GMが使っていたダイスロールツール。20個を何回も振るとかやってられないしー。
https://itunes.apple.com/jp/app/sr4tesuto-zhi-yuantsuru/id353100714?mt=8


と盛り上がったところで。
夏には 5thですよね。HAHAHA