Shadowrun:Crossfireを遊んで
『シャドウラン』の協力型デッキ構築ゲーム『Shadowrun:cCrossfire』を遊びました。
ざっくりとしたルールの流れはこんな感じ。
今回集まった面子は、SIN_Snakeさん、ヒロベさん、漆妖さん、akiyuki。
既に数回は遊んでいるという、チャレンジングなリアルランナー、そして本ボードゲームのオーナー、SIN_Snakeさんのレクチャーのもと、我々は影を走る。
First Run: Crossfire
「簡単なビズだ」ミスター・ジョンソンが言った通り、ことは順調に運ばれた。しかしその帰り道には強烈な奴らが待っていた。
我々の前に次々と現る障害をバッタバッタとなぎ払えば終了という、ファーストミッション。まずは腕試し、チュートリアルだよねと考えていたのですが…甘かった。そんな甘い第六世界は存在しなかった。
僕がヒューマンサムライ。武器ダメージとカバーリング担当。SIN_Snakeさんがフェイス、ヒロベさんがメイジ、漆妖さんがデッカー。
順調に障害の第一波、第二波を排除して、いよいよ第三派を排除してクリア出来そうだ、誰もがそう思ったラウンドに、各ランナー毎に四分の一の確率で障害が増えるというイベントが発生。まずはフェイス追加障害なし。次はデッカー追加障害出現。あっという間にミッションは失敗となり、とにかく命からがら脱出するフェイズに突入。そして次のサムライ、メイジの前にも追加障害が現れ*1、気づくと1巡で全滅していた。
イベント負けしなければなー。もしくはあと数手番早く第三派の障害を排除出来ればという流れ。
いけると思ったんだけどなー。惜しかった。もう1回!
Second Run: Extraction
「儲け話?クライアントがコーポ?ホントにホントの儲け話? マジかー、そりゃヤバイ」
2回目は、カルマで5点成長させて、新しいミッションにチャレンジ。依頼人を狙って、次々と現れる障害を、ランナーたちがなんとかするというミッション。
僕がエルフメイジ。エルフの低いHPを成長で補填するという作戦。メイジは、魔法ダメージを担当するダメージディーラー*2。その他は、SIN_Snakeさんがデッカー、ヒロベさんがフェイス、漆妖さんがフェイス。
順調に*3依頼人から1つ1つ障害を引き剥がして、これを排除。あと1ラウンド持ちこたえればミッション終了まで持ちこたえる。サムライとフェイズのカバーリングファイア、フェイスのペアプログラミングで、依頼人はノーダメージ。ランナーはボロボロだったけど、これはいける、誰もがそう持ったラウンドに*4、ラウンド中、ダメージ無効系切り札の使用不可の制限イベントが発生。さらに一気に6個の障害がポップアップする、ミッションのラストラッシュ。そして、我々は気づくと1巡で依頼人をボコられて全滅していた。
いけると思ったんだけどなー。惜しかった。もう1回!…チャレンジする時間も気力も体力も我々には残されていなかった…。
感想
2戦2敗。ランは厳しい。
ゲームとしては、4つのデッキ*5があり、特にイベントデッキと障害物デッキはこれでもかという程の種類がダブリなしであり、ポジティブにとらえればサービス精神満点、ネガティブにとらえるとテストプレイでバランス調整してないんじゃない!?という印象w
とにかくカードの種類が沢山あって強弱が激しく、デッキ圧縮とかのコントロールも出来ないみたいなので、ドロー運の要素が大きく。が、ドロー運=サイコロ運みたいなデザインと考え、その局面局面で手持ちリソースでリアクションして遊ぶゲームなのかなぁ。
1プレイは2時間強。初プレイ、カード初見で英文解読なので時間がかかったのもありますが、それでも普通に遊んでも軽く1時間オーバーは確実というそれなりのボリューム。
遊んでいる感覚としては、ランナーたちが協力してミッションクリアを目指すという、シャドウランな雰囲気が楽しめるゲームでした。和訳シール付とかで日本で販売されないかなぁ。
そんなわけで。敗北に心折られつつも楽しかったので、再び遊ぶ機会を虎視眈々と狙うか、もしくはPDFのデモキットをダウンロードして、カードを自作して、エントリーミッション Ambulatorsが手軽に遊べるみたいなので、そちらにチャレンジするか、みたいな。
そめて1度ぐらいは、ミッション成功体験は味わいたいものです、はい。