グランクレスト「真・混沌征伐#4」を遊んで

ちょっと間が空きましたが、オンセキャンペーン「真・混沌征伐」の4回目。
キャンペーン最終回。GMは僕。



トレーラー*1

 アトラタンは混沌に満ちていた。
 ある日突然、混沌濃度は上がりはじめ、わずか数か月の間に人々の居住域は、極大混沌期の頃まで後退した。
 人々は、力あるロードがいる街に集まり、街と街の間は危険に満ちた荒野となり果てた。


 誰が言い出したわけでもなく、人々は世界の終焉を感じ、皇帝聖印に希望を求めた。
 しかし皇帝聖印は現れず、次第に人々の目は絶望で染まっていった。
 だがすべての人が何もせずに滅びを待っているわけではなかった…


グランクレスト「真・混沌征伐#4 最終話 - 希望 -」


 混沌(カオス)を治め、聖印(クレスト)に到れ。

概要

  • アトラタンもひとつの大きな投影界である。
  • よってそこには「アトラタンの混沌核」があり、混沌核を浄化したら世界は消える。
  • シュヘンベルク地方のザ・マウンテンと呼ばれる山が噴火して、混沌核「真紅の根源竜パンドラ」が出現した。
  • 世界の滅びへと向かっている。しかしそれは今ではない。
  • 魔術師協会は、混沌を制御して、その拡散をゆるやかにすることが目的。
  • 皇帝聖印が完成すると、世界の混沌核を浄化されてしまい、この世界が消えてしまうので困る。よってロードも適切に制御しなければならない。
  • そんな時、ルーヴァン公国の空に亀裂が走り、今度は戦艦ではなく、黄金の終末竜リヴァイアサンが現れた。おそらくパンドラと対消滅するつもりだろう。

戦闘セッティング

混沌レベル:10

エネミーの混沌効果

 本シナリオのエネミーは、混沌レベルに応じて、以下の値が変化する。*2

  • あらゆる判定:+混沌レベル
  • あらゆるダメージ:+(混沌レベル×10)
  • あらゆる防御値:+(混沌レベル×10)

ハプニング発生

 セットアップ開始時に、ハプニングが発生する。
 1d6を振り、下表を参照して、効果を決定する。


1:戦意喪失 対象:シーン全員 効果:部隊の士気-1。
2:災害 対象:シーン全員 効果:6D+66点の〈体内〉ダメージ(被ダメージ士気減少)
3:消耗 対象:シーン全員 効果:特技のコストが2倍(偉業特技を除く)
4:生命根絶 対象:単体(ランダム) 効果:対象のHPを1にする(士気は減少しない)。
5:精神荒廃 対象:単体(ランダム) 効果:対象のMPを0にする。
6:空間歪曲 対象:単体(ランダム) 効果:GMが選択したスクエアへ瞬時に移動


 ハプニング決定後、効果適用前に、メイジは「緊急発散」(目標値10+混沌レベル[10]+ラウンド数。MP10点消費)を行ない、ハプニングを無効化することが出来る。


※メイジは、セットアップに「混沌操作(混沌レベル±1)」「緊急発散(ハプニングの無効化)」「その他のセットアップ行動」のいずれかを行なうことが出来る。

弱点を探す

 ボスは複数部位である。*3 *4
 通常、複数部位への攻撃は、部位ダメージに適用したダメージと同値のダメージを全体HPに適用する。しかし本シナリオでは「弱点」を見つけるまではダメージ半分にしてから全体HPに適用する。

 弱点を見つけるためのアクションは、以下の通り。
 タイミング:マイナーの直前
 判定:〈知覚〉または〈混沌知識〉または適切な〈専門知識〉の累積判定
 達成値:100

脳内展開

  • 最初は、キャンペーン終わるし、パンドラ(混沌核)とバトルして、グランクレストに終止符を打とうと考えていたのですが。
  • ちょっと強引かなとあとから考え、リヴァイアサンと戦って、混沌とともに世界と生きていくというルートを考え。
  • とりあえず1ボスデータで2ルート出来たぞ。エコだぜ。
  • でも2ボスいたら、両方とも倒したくなるのが、ゲーマーだよなぁ。
  • 2ボス出して戦うルートを考えてみよう。混沌核壊して、新しい混沌核とか作るとか。
  • 当初想定のHPを半分にして(2体出すので総HPは変わらない)、攻撃手番は2倍とかしとこう。
  • それにしても。都合よく新しい混沌核が出来る方法ってなんだろうなぁ…LV30までくるとなんでも出来るだろうから、あとは運かな。
  • 1d6+残天運で6出したら成功。

セッション

 セッション時間2時間半。
 クライマックス実質1ラウンドで中断。


 教訓。掛け算よくないw
「出血+(レベル×混沌レベル)ダメで」
「+360点!?」
 みたいな。



 そして結末は次回、決まる。

*1:典型的な何か書いてあるけど内容がないトレーラー

*2:グランクレストのメイジは混沌レベルを上げてばっかで!もう!でも僕もそうする!の反動

*3:ヴィアスさんがやっていた、複数部位だけどあまりに大きいのでマップ上は隣接していないというネタをパクらせていただきました

*4:展開によっては、壮大なひとりツイスターゲームが始まるところとか楽しい