トーキョーN◎VA「Beast Within」を遊んで
同人シナリオ集「TRY-ANGLE」より「Beast Within」を遊びました。
覆面強盗団"サファリの女リーダー"ライオン"に集められた、メンバーが"バンク・オブ・ニューフォート"という後ろ暗い背景を持つ銀行に隠された、10,000プラチナム相当のブツの強奪に向かう。血と硝煙のクライムアクション。
※ダブルハンドアウトシナリオ
※元ネタは HDB p.97参照
新サプリメントで、新スタイル祭りが始まる前に遊んでおきたかったのです(脳内で MAN WITH A MISSIONを流しつつ
準備
『レザボア・ドッグス』『ソードフィッシュ』『ヒート』とかの映画が好きなので、楽しみ!
— akiyuki (@akiyuki3) 2017年8月5日
「プラチナムレイダースとはまた趣を変えた」で「と」が抜けてた。ドンマイ。
セッション
今日のBeast Within/キマった!(やり遂げた快感/ガチ強盗シナリオでありつつ、スマートなギミック/楽しかった/オススメ!!
— akiyuki (@akiyuki3) 2017年8月6日
プレイ時間は4時間半ぐらい。
PL3人だけど、こまめに休憩をとって、のんびりとプレイして、このぐらいの長さが体力、集中力的には、ちょうどいい感じ。最近NOVAならPL3~4人でいいかなー派。
なおダブルハンドアウトなので、全くもってネタを書くつもりはないのですが。
テーマはやや人を選ぶし、セッションハンドリングもあまりビギナー向けではなく(RL.PLともに)。
簡単ではない。でも面白い。カッコイイ。もともとN◎VAってそーゆーゲームじゃん、みたいな。
(僕も全てのシナリオを読んだり遊んだりしたわけではないけど)公式のいくつかのダブルハンドアウトシナリオとは異なる、新しい角度から攻めているので、ダブルハンドアウトが好きな人は、プレイまたは一読をオススメします。通販でも同人誌の入手は可能です。
【C91新刊】トーキョーNOVAシナリオ集『TRY-ANGLE』 - コミックマーケット91新刊 - TRPG/システム別 |TRPG通販サイトのこかげ書店
参加者
- ホーク枠/"鷹の目”スコット/クグツ、カブトワリ◎●、カゲ/Nene-Keyさん
- ハイエナ枠/周防 秋/タタラ●、レッガー◎、カブトワリ/しょーじさん
エイプオウル枠/”知恵者”オウル/タタラ●、ニューロ=ニューロ◎/かなやんさん
カブトワリが2枚、タタラが2枚、テラウェア関係者が2人*1、河渡関連が2人。ニューロが独りで2枚。なにかとシンメトリーを感じる顔ぶれ。
あとハンドアウトで「キミはエイブ」と書いてあるのに、ハンドルオウルのキャストデータを上げてきた時は「こやつw自由だなwww」と思ったけど、別に大きな支障はなさげなので、それでいくことにしました。イラスト見せながら「これ(猿)いないから」「このサファリ、鳥類多すぎ」とか言いながら。まあ、こんなこと火星じや日常茶飯事さ。
RLの流儀
実はオフでは初めてのTNXのルーラーだったり。
そして百戦錬磨のN◎VA者を前に、いくつかの流儀を開示してみたり。
ハンドアウトはPLが読む
これはいくつかの理由で愛用している小技で。
- PLは耳で聞くより、自分で声に出して読んだ方が、内容が頭に入る。
- PLが参加者全員に対して発言する最初の機会になる(かもしれない)ので発声練習のイメージ。あと特にオンセだと声を把握するの大事。(ハンドアウトを読む→必要ならPL紹介→キャスト紹介の流れを想定)
- なにか書いてあることを読んで、スムーズに発言を切り出した方が、あとの発言が続きやすいかもしれないというマイコミュ症経験則
- RL(GM)を読むのはだるくなーい?RLはトレーラーを、読むし
などなどの効用があるかもテクニックです。お試しあれ。
RL手札
- 1組で遊びます。
- RLは原則的に手札を持ちません。
- 通常(カット進行以外)、RLの判定が行なう場合は、山札判定を行います。
- カット進行の戦闘準備プロセスにて、RLは手札を4枚補充します。カット進行の終了時に、RLは手札を全て捨て札にします。
- 大抵RLはどんな手札でもそれなりに機能する。
- 運命の輪が止まっている感じが好きじゃない*2
- 山札が一回なくなって、捨札をシャッフルして、新山札に淡い期待を抱くところとか好き
情報項目カード&ゲストカード
みんなで聞き取り写経みたいなのするのが好みではなく。まあ記憶力ないからするんですが。
でも出来るだけ「見える化」して、もっと別のことに集中したい。具体的にはグダグダとロールプレイだったり演出だったり。
そのために下準備は惜しまないスタイル。
情報項目
情報項目は、項目名、技能、目標値を書いた紙片。内容は書かない。PLが紙を読むのに集中して、セッションから離れないようにするため。あと書き写すのメンドー。
ゲスト
ゲストは、
こんな感じの紙片に、イラスト頭公式があれはそれを、なければイメージ共有のため流用画像を貼り付け)。
- ペルソナのスタイルと対応神業(使用したらチェックを入れる)
- 不明のスタイル(神業)は空欄。明らかになったタイミングで追記していく
結構いー感じに機能したかと(自画自賛
データ
僕はどのシステムでも敵データの読み解き(コンボとか装備とか)をしてから、セッションに臨むタイプなのですが。
今回は特に以下を行いました。
- ゲスト毎の推奨使用スートを追記(テンパると脳処理速度が落ちるので)。
- ゲスト毎の推奨ターゲットを追記(とりあえずモチベーションとして誰を狙うかを決めうちしておく。その上でセッション内で防御役とか配慮をしながら処理する)
- 特技にスタイルを追記(判定でスタイルが明らかになっていく過程は好きだけと、全特技を把握するほど遊びこんでない。だからこの判定でスタイルが判明したことをRLからPLに明示するため(上記ゲストカードに書き込んでいく)に、例えば「加速装置(タタラ)」とか書いておく。