ドラクルージュ「願いの行く末」を遊んで
本厚木のTRPGセッション会にて、『常夜国騎士譚RPGドラクルージュ』のDR(いわゆるGM)を遊んできました。
10/8 TRPGセッション会 | TRPGぷれいすのページ
シナリオは自作。
akiyuki3.hatenablog.com
紅の月の下に集いし騎士たち(参加者)
キャラクターを作るだけでなんかカッコよく。
”花影卿”ブラウモンド・アードラー・フォン・ローゼンブルク/@roman5703さん*1
- 血統:ローゼンブルク(家門:薔薇)。
- 道:空駆(象徴:鷲獅子)
- 逸話:堕落者を討ち取ったり
グリフォンの相棒シュトルムとともに空駆ける騎士。その優美さは剣戟で飛び散る火花すら薔薇と化す。
”氷結卿”イネス・ロッター・フォン・ヘルズガルド/@sk74792826さん
- 血統:ヘルズガルド(家門:鉄格子)。
- 道:近衛(象徴:百合)
- 逸話:我が身顧みず主を守らん
セッション
そしてシステム通りに遊ぶだけでなんかカッコよく。
「《我ら雷となりて》で攻撃。そして《一幅が絵画の如く》」とか
「《我が名を知れ》からの《いざ開け地獄の門》」とか
「《遥けき彼方の物語》からの《遠く近き妖精郷》で語る」とか、
[行い](特殊能力)を宣言して、その演出をつなげていったり、なるべく感情(ルージュ/ノワール)のデータ的な推移を、丁寧に聞きながらセッションを進めたりするだけで、今この瞬間に何か物語らしきものが生まれていく思える感触。錯覚だとしてもそれでいい。楽しいから。
今日のコンベンション/ドラクルージュ初DRでした/なんてことはない物語が、システムとプレイヤーのチカラで輝きを放って/そして終わる/楽しいセッションでした/満足/乾杯
— akiyuki (@akiyuki3) 2017年10月8日
シナリオは、身体が結晶化するヒロインを癒すために妖精郷に向かう、というだけの話。
結末も、解決策はよく考えるとすぐそばにあって、わざわざ妖精郷まで行かなくたってよかったんじゃない?という、幸せの青い鳥(今回は薔薇か)的なシロモノ。でも妖精郷まで行ったのは無駄なんかじゃなくて、その結末に至るためには、この短い旅が必要だったんだよという物語。
そんなざっくりとしてスカスカな物語を、プレイヤーがみっちりと埋めてくれて、楽しいセッションになりました。
DRするのは初めてだったのですが、やってよかったと思った1日でした。*4
そしてまた『ドラクルージュ』を遊んでみたいと思いました。
ドラクルージュはいいところだ!みんな、早くこっちにこいよー!*5
余談
今日のブルーオーシャン/IT用語や音楽用語はよくゲームで使われるけど/美術用語は耳慣れず中2心をイイ角度でくすぐられました/アッサンブラージュ(寄せ集め、混ぜもの)/世界は広大だわ……
— akiyuki (@akiyuki3) 2017年10月8日
今日の出会い/転生三国志の卓が立つと聞いて、三国志演義TRPGのルールブックを持ってきたガール/この衝撃100メガショック
— akiyuki (@akiyuki3) 2017年10月8日
*1:10年ぶりぐらいに同卓。「10年ぶりぐらいですね」と声を掛けられて、数瞬で認識成功した時の喜びで、僕は脳内マリオジャンプしてたw
*2:主アレハンドロに正体を知られぬように仮面をつけていた
*3:イネスの、二つ名を”奔放卿”道を遍歴(炎)に変える結末はとても素敵でした
*4:それはそれとして。コンベンションGMの卓紹介や感想を発表するのは難しいなーと改めて感じました。普段やらないからなー
*5:個人的には、データにシナジーがあって「強い」よりは、イメージ先行で「カッコいい」演出が生まれやすい方が重要で、そのうえで「強くて」「カッコイイ」となおいいねぐらいの優先度なので、そこらへんの塩梅が好みです。が、もちろん別の遊び方もあると思います