『獸ノ森』「山越ノ旅路」を遊んで
新作TRPG『獸ノ森』を遊びました。
様々な抑圧を抱えた病める現代人が、仮面の呪いに誘われ、異世界の森を探索するゲーム。
モダンファンタジーRPG、らしい。モダン、とは?
参加者
おかめ/不安(停滞) PL:たんたんさん
おかめの仮面を被る着物少女11才。(おそらく脳内イマジナリー)フレンドを探している不思議ちゃん。
PLとは、たぶん同卓で遊ぶのは初めて? 飲み会ではよく合うので初めて感はないけどw
黒コゲ/忿怒(扇動)PL:チャクラ厨さん
黒コゲダイスを被るアイドル。ステージで雷に打たれて仮面を得たという、故郷復興目的のSAGA的サムシング。
復帰判定を有利にする「興奮」は持っててよかった助かった。ありがとう。CD買うわ。
カミブクロ/欲望(強奪) PL:akiyuki
茶色のカミブクロを被った、森に魅入られた学者。冷遇された学会で、異世界研究を発表して、見返してやりたい。
最終的には、獸憑き2段階(暴走)で、この世で信じられるものは「バール」になった?*2
*3マッド系白衣おじさんなら、カミブクロじゃなくて、ガスマスクだったなぁと思ったりした帰り道
— akiyuki (@akiyuki3) December 8, 2018
システム
独特なユーモアが本の端々から包み隠さず漏れ出るシステムを、攻めてると感じるか、異世界ものとかキャッチーだと感じるかは人による?
現代人が不思議な世界に行って、先行きが明るそうでないサバイバルをするという意味では、現代CoC的なのかも。
なお当方、同デザイナーの『墜落世界』とか『サベッジサイエンス』とかは未プレイ。だから『獸ノ森』ってキレイな『墜落世界』?というネット界隈の噂は実感としては分からず。でも初齋藤ゲーは『ハンターズ・ムーン』なので、
今日の目標。獸ノ森、生き残る(フラグ
— akiyuki (@akiyuki3) December 8, 2018
ルールブックのテキストはスルスルと読めるんだけど、なんか一度遊ばないとプレイのイメージが掴めず。
最近の冒企ゲーとしては珍しく? リプレイもなし。
そんな時にはR&R誌の『スピタコピタの!』ですよね。Vol.168です。要チェック。
でも
プレイ前はキャラのモチベーションとかセッション進行とか気にしていたけど。始まったらサバイバルに必死で細かいことは気にならなくなりました。あと戦闘移動が特殊なのは最初戸惑うも、理解するといろいろ出来そうかも、やられるかも。のびのびキャッキャウフフというよりは、圧力と圧力からの解放!
— akiyuki (@akiyuki3) December 8, 2018
セッション
シナリオは付属の「山越ノ旅路」。
進行は、シンプルで基本的なシステムを確認しながら。皆初プレイなので、システムを手探りで確認しながらプレイ。
でもサバイバルバランスは厳しく。シナリオの端々から「死ね or die!」が伝わってくる?
もしくは余裕が0になっても、復帰判定でなんとかなるよ?というシステムだったのか。
もしくは僕らは大失敗(1d12で出目12)を出しすぎたのか。
チュートリアル戦闘。先制出目12、速いぜイエー! 接触で出目12、大失敗表の使い方を学んだ! 突撃で出目12、おいこのダイス12ばっかでるぞ!ハッこれは夢か(
— akiyuki (@akiyuki3) December 8, 2018
*4「僕らよく12が出したなー」「ああ、出した出した」「でも」「生きててよかった!」
— akiyuki (@akiyuki3) December 8, 2018
各PLは最低3回ぐらいずつ出したような気がする。途中から出目12でなく出目11を連発するGMはズルいとか理不尽な怒りが脳裏を百里ぐらい駆けぬけたりw
その他
キャラクターシートは意図的なのか、シートを埋めてもプレイできない。
ルールブックを暗記するか、必要に応じて頁を開く必要あり。必然的に1人1冊環境を作る?
とはいえシートに参照頁を書く欄があってもよかったような。
ダイスロールは(理論上)無限振り足しシステムが熱く、プリミティブな楽しみ。
今日のドーパミン。1d12はまさに脳内麻薬生成器、これぞ神にも悪魔にもなれるチカラ!?
— akiyuki (@akiyuki3) December 8, 2018
システムは移動が独特で、他のゲームとは異なる表現が出来そう。でも独特なの理解しづらく面倒と思われるかも。
全体的にプレイする→死にそうになる→ルールを読むで、遊びながらルールを解析していくのが楽しそうなシステムだと思いました。
ただしGMには、PLの心を折らずにPCを追い込む、ギリギリのさじ加減が求められるだと思います。
今日の森。「あなたにとって森とは?」「そうですね……自分が自分らしくいられる場所、でしょうか」(情熱大陸のテーマ
— akiyuki (@akiyuki3) December 8, 2018