『トーキョー・ナイトメア』「ストーキング・タイガー」を遊んで

『トーキョー・ナイトメア4 ソリッドボンド』 スーパーライトアクト用シナリオ「ストーキング・タイガー」を オンラインセッションで遊びました。

参加者

RL:漆妖さん

 意外にもTNM初RL。フレキシブルな匠の技で細かく拾ったり広げたりするワザマエが光りました。
 でもオレタチは互いにシーン最後のセリフを取るマウンティング合戦をつい始めてしまう運命(さだめ)の下に生まれたTRPGウォリアー。

キャスト①:大久 青一 バサラ=バサラ●、イヌ◎/ろばたにさん


 魔術の家系に生まれながら、家を離れ、NBI特殊事象対策班に着任したイヌ。一見勤勉で誠実な常識人だけど、ほら最終的に電撃バリバリだからさ!(目をそらす

キャスト②:”悪魔のような”大門カイム トーキー◎、レッガー、アヤカシ●


 あくまで記者。人間っておもしろーいとか言っておけばモチベーションをあげられるので使い勝手は悪くない。あくま嘘つかない。

セッション

 ネタばれを避けつつ。




 スーパーライトアクトということで、ワンシチュエーションネタを想像していたのですが、思ったより起承転結あり、という途中できっちりアクロバットかましてくる、フルスケールのボリューム感のあるお話。
 みっちり遊んで、休憩2回入れて、セッション時間は2時間半ぐらい。あっさり感はなく、満足感たっぷりのこってり感で、このスピードはなかなかの速度。さすが。


 あとRLとキャストがリサーチフェイズでいろいろと付き合ってくれて

  • 事件現場を離れ、公園の野外喫煙所につきあってもらいつつ情報交換とか*1
  • 病院を訪れたけど面会できず、職員と話して情報収集するとか*2
  • 神業的難問に取り組んでいるイヌの代わりに、警察車を運転して移動とか(「サイレン鳴らしていいですか。一度やってみたかった」「やめろ!」)

 等々、偶然道端であったり、ユニバ会談を避けつつ、それっぽいリサーチが出来たのは楽しかったなぁ。

スーパーライトアクト

  • 舞台裏判定なし。
  • シーン開始前に無条件手札交換。

 これ好きな感じです。
 舞台裏はセッションの抽象化や構造化に便利だけど、舞台裏で話が進行しすぎたり、舞台裏でロールプレイが始まったりすることもあって、なくしたい時や部分的に抑止したいとか考えることもあるのですが。
 公式でこういうレギュレーションを提示してくれると、スーパーライトアクトに限らず、舞台裏なしあくとをやりやすくなるかなぁとか思いました。

TNXとTNMの違いあるある

  • セッション中に経験点は使えない。
  • オープニングで手札交換が可能。
  • 一般技能同士を組み合わせることはできない*3
  • コネを取得してもアドレスは自動的にはついてこない。

BGM


その他(刻の涙?


そんなこんなで魔術刑事と悪魔記者の人間離れした活躍をトラに見せつけてやりましたよ、gahahaha


そして面白かったので、TNM4もう1本のスーパーライトアクト「ストレンジ・プリンセス」も遊ぶことになりました。楽しみ!

*1:日比谷公園のようなイメージでした

*2:虎ノ門病院のイメージでした

*3:すっかりTNMに馴染んで、むしろ組み合うとオドロく。表現力の低下も気になるレベルではなく