D&D4th「21日毎パワー#23:石樹」を遊んで
4eキャンペーン、レベル23の巻。
前日準備
自キャラのパワーを見直して、特技を見直して、魔法のアイテムを見直して。行動パターンを脳内で再生してみる。ひとセッション遊んだぐらいの満足感(と時間消費)。これだけで楽しい、と思えるから、まだ遊べる。
面子
今回持田さんがスポット参戦。持田さんと卓を囲むのは十数年ぶり。こういうことがあると、ゲームってすげーな、とか思ったり。
役割 | 名前 | 種族 | クラス | 伝説 | 神話 | PL |
---|---|---|---|---|---|---|
撃破 | ドナ | ハーフエルフ | ソーサラー | リランダー・ウインドライダー | ? | こいでさん |
指揮 | ビオ | ヒューマン | バード | ウォーチャンター | フェイトシンガー | 牧山さん |
制御 | ウィリー | ノーム | ウィザード | ? | ? | 持田さん |
防衛 | ランドック | ドラゴンボーン | ファイター | サイオン・オヴ・アルコシア | アンダイイング・ウォリアー | akiyuki |
DMはとみいずさん。
セッション
今回召喚された世界は、物体、生物、何もかもが石化していた。
そして我々自身も徐々に石化の進行が始まっていた。*1
我々は石化した冒険者を見つけた。そこでドナが石化対策に持っていたポーションを使用して、彼の石化を解除して、話を聞いた。世界は「門」を中心として石化をはじめ、「門」に近づけば近づくほど、その力は強くなっているらしい。彼は世界に残された僅かな人類で、彼とその仲間は「門」を閉じるためのクエストに旅立ったが、道半ばにして倒れたらしい。
だいたい分かった。この世界での我々の役割は、彼らに変わり、「門」を閉じることらしい。
第1戦闘遭遇
ファントム・スティードの儀式を使い、飛行する馬で目的地へと急ぐ一行。しかし英雄達にも、馬にも?、休憩は必要だ。目的地に近づけば近づくほど石化の影響が強まる世界ならばなおさらだ。そして一旦、地上に降りて、休憩を取ることにした。その刹那、石化した世界に潜む石化クリーチャーは見分けづらく不意打ちの可能性があったが、ランドックはその邪悪な気配を見逃さなかった。
「何奴!姿は隠せても、その邪気は隠せないようだな。隠れてないで出てこい!」
戦闘開始です。
先手を取られ、野性の感(と初期配置)で狙われるドナとビオ。間合い10の近接攻撃。そして引き寄せ、つかみ。つかまれている間は[弱体化状態]になる。ランドックは即座に敵を横滑りさせて、つかみからの救出を試みるが、間合い外にまで押しだせないため、つかみは解除されなかった。それならばそのまま叩き潰すまでだと決意を固めたところで、ビオの横滑り攻撃がヒット。写真は横滑り10マスオーバーでバトルフィールドが拡張した時の図。ワイヤーアクションで釣られて遠ざかっていくローパーの映像が心の中で再生されました。
第2戦闘遭遇
森の中で、この世界の冒険者が石化した姿を発見する。我々は早速石像に近づこうとした。その刹那、石化した世界に潜む石化クリーチャーは見分けづらく不意打ちの可能性があったが、ランドックはその邪悪な気配を見逃さなかった。
「何奴!姿は隠せても、その邪気は隠せないようだな。隠れてないで出てこい!」(繰り返し
戦闘開始です。
敵は石化オーク(雑魚)×6、石化トロール*2×4、石化オーガ×2、石化エレメンタル×2.数が多かったが、ランドックの広範囲マーク、ウィリーの動けない&盲目の制御、ビオの援護、ドナの圧倒的な範囲火力で、これを一蹴する。
その後、石化した人を解除して、「門」封印儀式を引き継ぐ。
第3戦闘遭遇
「門」に辿りついた。それに近づき、様子を確認しようとした。その刹那、石化した世界に潜む石化クリーチャーは見分けづらく不意打ちの可能性があったが、ランドックはその邪悪な気配を見逃さなかった。*3
「何奴!姿は隠せても、その邪気は隠せないようだな。隠れてないで出てこい!」(3度目
戦闘開始です。
敵は石化ゴライアス×2、石化アースエレメンタル×1、石化エアエレメンタル×2、石化えーと何だっけ竜巻っぽいの×1。そして後から現れた石化ドラコリッチ×1*4いまこそ最後の力を振り絞り、神話級の力を見せつけるのだ!
戦闘開始前
1ラウンド終了する前
またたく間にバトルフィールドは混戦状態に。ふふふ・・・ この風 この肌ざわり この匂いこそ 神話級よ!!
ランドックは、マークを取りつつ、攻撃を集中させ、ダメージコントロールして HP0になるタイミングを見計らう。ファイター22レベルの汎用パワー「不屈」で、「あ、HP0以下になりました。回復力使用回数を2回消費して、HPを全快します」とかやって、DMの心を折るためだ!
しかし幸か不幸かその時には至らず戦闘は終了する。企みは不発に終わるが、他英雄の「なんじゃそりゃー」芸をたっぷり堪能した。
「攻撃ロール!そして攻撃ロール!さらに攻撃ロール!加えて攻撃ロール!………まだまだ攻撃ロール!(範囲攻撃ではない)」
「アクションポイントを使用します…アクションポイントが戻ってきます。じゃあ次のタイミングで再度…」
「おまえも、おまえも、そしておまえも、動けない!盲目!、あ、あと朦朧」
かように敵を圧倒するも、敵もさるもの、畏怖すべき存在からの、複数の朦朧攻撃がクリーンヒットしたら、結果は逆転していたかもしれません。
そんなこんなで「門」を閉じ、石化された世界を救われた。
その時の光景は、その世界の人々の心に深く刻まれた。もしかしたら彼らにとって、我々は神々のような存在に思えたのかもしれない。封印儀式とその戦いの逸話は広く語られ、きっとその世界の神話となることだろう。
我々はシギルのボロボロ狼亭に戻った。そしてふと今まで気にとめたこともなかった、酒場の片隅に飾られた古びたタペストリーに目を向けた。タペストリーには神話が描かれていた。それに描かれた人物は、我々の姿に似ているようにも見えた*5。おしまい。
雑感
神話級で1日3戦闘も出来るとは!
しかも途中で昼飯を外食しにいったのに、夜7時前には終わってました。
プレイヤー人数が4人だったからかもしれません。やはり数は力、そして時間ですね。
そして次回。DMは僕がやる予定。1度ぐらい4版神話級DMをやってみたかったのです。これが最後のチャンスかもしれません。Let's 挑戦!