金持ち父さんは憧れか?

2005年の1,2冊目。

『金持ち父さん貧乏父さん』

それは「10年後までには引越す」というパートナーの宣言がきっかけでした。
なにしろ30才「貯金」という言葉が辞書に存在しなかったくせに、住宅ローンとか組んでたりする小心者なので、将来がっかりされないために、とりあえず金持ちになろうぜ本でも読んでみるかという気になったわけです。早速、図書館で借りれたし。

本の内容は、お金というのは貯めるものではなく、事業や投資によって生み出すものだという主張で、いかにも成功した人による成功者の理論という感想を持ちました。

あと別に大金持ちをになりたいわけじゃなく、働かなくても生活に困らない身を目指す身としては、参考するというよりは、読みやすい語り口と解りやすい内容で面白い本という代物でした。


『ファースト・レンズマン

積読消化週間。
実はレンズマン・シリーズは正編の終わり『レンズの子供たち』までしか読んでなかったりして。

前読んだ時は、前作で話は完結しているし、連続して読んだらお腹満腹な気分になったのです。
ガジェットは毎回異なるものの話の展開が似たりよったりのところがあるからか、それとものどかで大らかなSF観というかキャラクター性のためか、一旦休止期間が入っていたのです。

そして間をあけて読んだ『ファースト・レンズマン』。
宇宙初のレンズマン、ヴァージル・サムズが主人公の話とおもいきや意外と当人は控えめで、彼を中心としたレンズマン・グループの群像劇といった感じ。またちょっと間を空けたせいか、作品の古臭さや荒唐無稽なアイデアが魅力的に感じられて、楽しく読むことが出来ました。

でも決して新しいSFについていけないわけじゃない。。。と思いたいなぁ。