宮殿とモスクの至宝

今日は定期的な実家訪問に行ってきました。
うちの一家的には特に用がなければ、年に一度正月ぐらい顔合わせれば充分じゃないという人生を送ってきました。でも相方は別な家族観のもと育ってきたので、数ヶ月に一度顔を合わせても疎遠な感じらしく、なにかと顔を出しに行っています。で、そーなると片一方だけではバランスが悪いというわけで。。。

とはいえ。それだけで出かけるのは引きこもりのプライドに欠けているような気がしたので、ついでに実家知くの世田谷美術館に行ってきました。題目は「宮殿とモスクの至宝」展。

まー、あくまでついでなんであんまり期待はしていなかったのですが(失礼)。
アラビア文字がすげーアートだったので、すっかり満足して帰ってきました。

コーランや陶器に描かれたアラビア文字は、もちろん全く読めないんですが、なんかの模様みたいに見えてとても面白かったです。特にコーランはカラフルに描かれた文字と模様でキレイでした。もちろん手書きなので、世界に一冊しかない贅沢の極みな本って感じで。

あと刀の反りの方に模様かなぁ思ったら、文字がぎっしり刻まれているのがありました。それはコーランの勝利に関する節を刻んでいるとかでとてもカッコよかったです。まぁ、装飾品っぽく使われることはなかったのでしょうが、もし持ったら異様にテンションがあがって、戦争したくなっちゃいそうな刀でした。

そっかー、西洋から見る漢字カッコイーはこんな感覚なのかなと思った一日でした。