Roll&Rollの特集

『Roll&Roll』vol.29に掲載されていた『シャドウラン 4th Edition』の特集記事を読みました。


紹介記事、2ndからの時代遷移、リプレイ、体験版ルール、シナリオ
と、太っ腹で力の入った特集記事。
否が応でも期待は高まります。


これだけでも遊べるってかなり凄いですよね。感動です。
この調子でサポートが続くといいなぁと思います。


まぁ、個人的にはいい意味でも悪い意味でもノスタルジーだなぁと感じるところはありましたが。
もはや SR は最先端じゃないと思うので。そこらへんは致し方ないのかなぁと。


あと「(ランナーは)使い捨ての人材」*1をクローズアップしすぎなところが、ちょっと気になりました。
このゲームに初めて興味を持った人*2が「(企業に)使い捨てられるキャラクター」を遊ぶゲームですと言われて、果たして遊んでみようというモチベーションはあがるのかなぁ?と。
正直自分がSR好きじゃなければ興味を維持できるか危なかったかも。
プロフェッショナルで持ち上げた方がいいんじゃない?とか思うのは。。。まぁ、僕の好みですか。


それからリプレイで「PCは既に知り合いで、一ヶ所に集まった状態*3」からスタートというのは、ちょっと苦手でした。
出会い(オープニング)とエンディングは、PLがシナリオにコミットしやすい部分だから、カットするのは GM専科っぽい思考かなと思ったり。まぁスペースの都合かもしれませんが(ポジティブに)。


とかなんとか。そーでなければ遊びづらかった時代や、シナリオにおける当事者性の有無とか、もー解決済みだったつもりの問題を再度出題されたような気分になったのは確かです。


そこらへんも含めて。
提供されているものだけでは遊びづらく。
ユーザが試行錯誤して遊ぶ類のゲームなんだろうなと思います(例え原書シナリオを読んでも)。


でも僕は好きです。
楽しみです。
早く遊びたいなぁ。
4月中旬の発売予定が今から楽しみです*4


あと。もうシナリオを読んじゃったので、なんとなく思いついたマイ・カスタマイズをざっくりメモ。
もちろんネタバレ。

- オープニングは個別。以下サンプル。要は依頼受けてくれればどんなのでもいいw

    • PC1:ファーストラン
    • PC2:PC1(いない場合はA or Cチームメンバーの庇護者/パートナー)
    • PC3:「らしくする」ために選ばれたサーリッシュ・シー系(ここをキッカケに背景情報を開示)
    • PC4:Aチームからのスピンアウト(浮いてる?嫌われ者?優秀だから?)
  • 一番タフなビズはD。だからキミたちが選ばれたと持ち上げる(「準備された舞台で引き金引くだけなんて誰でもできるさ」とか)。報酬が一番高いとか。
  • ブリーフィングで A, Cチームと顔合わせ
  • 情報収集:背景情報の取捨選択
  • 囮ポイント?:Aチームの成否に対して(少なくともPLが)関与できないのはさびしい。Dチームの関与の度合いによって、Aチームの成否が変わるような判定群を追加。同時にこれをPCの生死以外のシナリオフラグとする。
  • エンディングは個別。

*1:冒頭の紹介記事で「PC=シャドウランナー=使い捨ての人材=これだけは忘れるな」みたいに書かれている

*2:2ndが出ていたのは遥か昔だし

*3:ミスター・ジョンソンからの依頼がある前で

*4:あれ?なんか伸びてない!?w