バベル
あんまり興味なかったのですが。
相方様のリクエストにて。
効果*1と代償*2の等価交換とでもいいましょうか。
例によって、てくてくとチネチッタへ。
旧約聖書に於ける「バベルの塔が崩壊し、人々は違う言語を話すようになった」と言う逸話からのタイトルらしいのですが。個人的には「心が通じない」とか通じるとかいう以前に。
製作者側の
- 普通じゃないことやってますよー。
- アースティックでしょ?
- 映像*3も音楽*4も構成も編集もカッコいいでしょー。
- ストーリーの枝葉がどーなったとか関係ないっす。要はエモーションでしょ。
- どーです?このメッセージ。わかるかなー?
みたいな自己陶酔臭さが鼻について、正直キツカッタです。
ハッピーエンドかバットエンドと、わかりやすいかどうかとか関係なくて。
映像を通して、登場人物じゃなくて、ナルな製作者のイメージが浮かび上がってくるってどーゆーことよ!みたいな。まぁ個人的な勝手なイメージなんですが。
でもこの不愉快な感情を、もし製作者にぶつけることができたら「まさにそのように感じて、そして考えていただきたかったのです」とか言われて、さらに微妙な気持ちになりそうなそんな作品。
肌に合う合わないがあるんだと思います。ツカレタ。