天下一キ○ルシ会
というシナリオデュエルなるシロモノに初めて参加してきました。PLで。
シナリオデュエルとは、GM2名とPL10名で行ないます(大抵)。
GMがそれぞれオリジナルシナリオを持ち寄り、PL5名セッションを2回行ないます。そしてPLがどちらのGM(のシナリオ)が良かったかを評価するというイベントです。
といっても。GMが真剣に優劣を競うというよりは、一種のお祭り気分で?
PLとしても2卓で同じシナリオを遊んだ幻想共有というか、連帯感とでもいいましょうか。とても楽しいのです。
システムは『ブレイド・オブ・アルカナ』。
テーマはヤンデレ。
一体誰がテーマを決めたんでしょうね。正気を疑いますw
そんなわけで1本目。
「サイレンの哀歌が聞こえる」
GM:梅沢ヤヨイさん
PC1人に1人のヤンデレをくつけようとか考えた猛者。花○大回転とか言うか!w
PC2:ズィルバーレイン:アダマス=ディアボルス=アダマス:せいじゅうろうさん
3rdになって久々に見た霊操使いのアダマス。相棒の形見の剣が浮いて守るというコンセプトが超カッコイイ。
PC3:オルガ:レクス=アダマス=デクストラ:まさごさん
発明少女。実妹から熱烈求婚を受けるという百合展開。ハンドアウトに性別指定がないのはワナとしか思えなーい。
PC4:”アル”アルゲンティア:アングルス=ステラ=マーテル:akiyuki
至聖墓を探すやさぐれマーテル。楽しくロールプレイしたんですけど、NPCのヤンデレっぷりスポイルしてしまったあたりに力不足を感じたり。
2本目
「虎よ、虎よ!」
PC2:コルネリア・デ・カタルニア:アダマス=フルキフェル(白鳥)=レクス:(葵)さん
恋人(?)を待ち切れず、PC1と結婚した(魔剣を授けた)妻。ハーレクイン風モノローグを多用するw
PC3:ミハエル・シューベンバッハ:レクス=レクス=ルナ:せいじゅうろうさん
PC1と結託する会計士。実は裏で財産を使い込んでいる(という設定)の羅漢銭使い。
PC4:ブルームベア:アダマス=フルキフェル(ドワーフ)=エルス:悠里さん
PC3の妻に騎士の愛を捧げる最強の騎士。ハンドアウトには不倫って書いてあった罠を華麗にスルーしてました!
PC5:ストレイヒ:ウェントス=コロナ=ステラ:まさごさん
伯爵とともに現れ、この騒動の顛末を唄う吟遊詩人。市原悦子風ムーヴが印象的w
感想。どちらも大変ヒドイ(褒め言葉?)ヤンでした。
そしてどちらもデレなどない!というストロングスタイルでした。
ハンドアウトの時点からヤバイ雰囲気はプンプンしていたのですが、もしやここまでとは。想像を越えていましたw
とはいえ。PL側のマインドセットがアレだったというのもあったかもしれません。
誰かが掲示板で「これはキジル○のPCをやればいいんですね?」
とか言いだしたところから。
「まったくおまえはとんでもねぇ○ジルシだな」
「俺がキ○ルシだ」
「俺たちがキジ○シだ」
「見せつけてやろうぜ。本当のキジル○ってやつをな」
「○ジルシは一人じゃない」
とか言いだして、波乱含みの様相でしたしね!(特に隣の卓がwww)
楽しい大惨事エピソードがたくさん聞けました。
そして個人的には
「俺はキ○ルシになれない」
という想定通りの結果になりましたとさ(満足げな笑顔で)。