グランクレスト「シュヘンベルク狂想曲#3 災厄の前兆」を遊んで

 グランクレストのオンセキャンペーン。セッション時間は2時間強。
 今回からは今までのキャンペーンキャラクター(6レベル)とは別の新たな英雄たち(1レベル)の物語が始まります。シナリオは公式サイトのキャンペーンブック「宵闇の魔神」を、これまでのキャンペーンにあわせて改変しながら遊んでいきます。


 心機一転なんで面子とか。

参加者

GM/akiyuki

 PLへの丸投げに定評(自己評価)があるGM。1つのキャンペーンで2つのパーティを並行して走らせる暴挙に着手しました。まぁ、なんとかなるでしょ。

イリーナ/ロード・パラディン/@pearl_of_power さん

 ルール2のシナリオ「君主の在り方」のNPCがPCとして登場。いずれシュヘンベルクのロードとして成長することが求められている少女。

レイン/アーティスト・シャドウ/@vias722 さん

 viasさんGMの第5話「日常を蝕むもの」のNPCがPCとして登場。闇魔法師によってアーティストにさせられてしまったスラム出身の少女。

エミール/メイジ・アルケミスト/@flamberge1 さん

 かつてシュヘンベルクの仕えていた騎士。前ロード(イリーナの父)の乱心により、国を追放された忠義の爆弾投げ師。イケメンだから問題ない。

アステナ/アーティスト・レイヤー:ヒロイック/@jin_sunrize さん

 行方不明の父を探す戦乙女。なお父は逆光のシーンでしかいまだ確認されていない不確定生命体。夢は無限大だ*1。PLは今回初めましてのjinさん。

イカルス/投影体・妖精/@sec_melorate さん

 かつてどこかの世界で神だった少年。妖精王の怒りを買ってアトラタンに堕とされた。今回は同じティル・ナ・ノーグから現れたゴブリンの襲われるヒロイン役。

セッション

 今回からPLが5名です。
 シナリオは4人用なのですが、シナリオのバランスが結構カツいので、最初はこのままやってみようと思ったら、なかなかちょうどいいバランスでした。


 というか各自キャラクター紹介をしてもらったり、オープニングで個別導入を5人分やったりしてたら、2時間ではシナリオ1の最後まで終わりませんでした。でもちょうど3ラウンド目で以下次回というのは、オンセとしはいー感じにキリがよかったんじゃないかなと思います。諸兄*2


 あと本当はシナリオには、ダジャレが好きな駆け出しメイジが登場するのですが。ちょうどいいNPC(というか元自PC)がいたので、キャラクターを入れ替えてしまいました。ダジャレは得意じゃないのでスルーできたのと、過去のキャラクターが登場というキャンペーンっぽさで一石二鳥作戦。


 ざっくり今回は戦闘だけシナリオだったのですが、今まで遊んできたキャンペーンに沿って膨らませて、楽しく遊ぶことが出来ました。6レベル組の隣国との戦争セッションと同時並行して、城下町で起きる混沌災害に立ち向かう新たな英雄たちという枠組みで、大風呂敷広げて、今後の展開がいったいどうなっていくのかとても楽しみです。


 さぁ(寝言を言う)準備をするぞー!

NPCのPC化について(追記)

 前話でぼくもやったのですが*3。キャンペーンでのNPCのPC化はいろいろと効果があって楽しいです。

  • スタートからキャラクターのイメージ共有がしやすい(もしくはいきなり出オチをかませる)。
  • キャンペーンに厚みが出る(ような気分になる)。
  • 毎回同じキャラクター(役割)で参加しなくてもよくなる(かも)。
  • 出てくるNPCで気に入った人がいたら、いずれPCにしてやろうとギラギラと注目できる(関心を持てる)。
  • 持ち回りGMで自分のNPCを導入するためのシナリオとか書いてもいい。

 とかとか。

*1:きっとそのうち誰かが拾うだろう

*2:シナリオを読んだ人向け目線

*3:サリーサ/投影体・オルガノ