『トーキョーN◎VA』「ニューロスカイ」を遊んで

平日夜オンセ。N◎VAです。
シナリオは、setoさんオリジナルの「ニューロスカイ」。
PL2人で短時間設計のウルトラライトなアクトです。2時間半ぐらい?
今回 RLのsetoさんに誘っていただき、遊ぶ機会を得ました。

参加者

RL:setoさん

 その筋では有名なN◎VA者。N◎VAでしか出来ない、個性的なアクトを精力的に作って、繰り返し回し続ける、熱いRL。

トーキー枠:”ニューロスカイ”スロウ/トーキー◎、フェイト●、マヤカシ/くろがねさん

 ドキュメンタリー番組「NEURO SKY」プロデューサー。シナリオヒロインが元恋人。というヘビーな設定を、寡黙でスカイキャンパスで空中に文字を書いて会話するという強い当たりで応えるツワモノ。

イヌ枠:”予備役(ファースト・リザーブ)”柚木ヒデオ/カブト、カブトワリ、イヌ◎●/akiyuki

 還暦目前で、いつもこれが最後の事件だと言ってる、根っからのイヌ。長いキャリアと出向でアブナイ奴は大抵知り合い。データはヘヴンダウンビロウ版のサンプル正義の猟犬なのですが使いやすいなー。

セッション


 ニューロエイジのデザインというテーマ。ドキュメンタリー番組「NEURO SKY」*1の撮影で、ゲストの思い出の場所を訪れるという流れ。そんなウルトラライトなアクトが、想定をはるかに超えたスケールに大きくなっていくのがカタルシスなセッションでした。


 特に、N◎VAのワールド設定を隅々まで読み込んで、アクトに落とし込んでいたのが印象的。1度は読んでいたはずなんだけど、実際シーンで使われると、「あ、ほんとだ。そんなことが書いてある!」の連続。RLのN◎VA愛がヒシヒシと伝わってきました。


 それから特徴的だったのが。シーンの結末が書き込んであるところ。個人的には通常、シーンの結末はあまり書き込まずに、キャストの当事者性を重視して、セッションの流れでRL/PL間で創っていく感じが好きなのですが。
 今回のアクトでは、アクト全体がドキュメンタリー番組風枠組みで進むという雰囲気と、アクトでこのキャストにはこんな風に活躍して欲しいというRLの思惑というかメッセージの2つがマッチして、自然とイカしたポエムを楽しむことが出来ました。が、これは職人芸的な例外だよなぁ。


 そう。全体的に、というかこれまで遊んだsetoさんのアクトは、職人芸だよなぁと感じることが多く。
 でもそれは別にPLをするのが難しいとか、作者しかRLを出来ないとか*2じゃなくて。でも遊んだら、言わなくても、これsetoさんのアクトでしょと伝わるの。
 凄いよね、コレ。

番外


*1:もちろんanother sky風だ。でも脳内では葉加瀬曲とかスガシカオ曲が流れた

*2:過去僕もRunwayを回させていただいている