TNM「Song for the Rain」を遊んで

 『トーキョー・ナイトメア』のGF別冊 Vol.35掲載シナリオ「Song for the Rain」を遊びました。
 平日夜分割オンセ。PL3人。前編5/8で2時間、後編5/9で1.5時間ぐらい。

参加者

RL:アンドーさん

 初オンセRL。普段公式シナリオのマスタリングをしないからと不安がっていましたが、ソツなくどころか、巧みなアレンジまで加えた回しっぷり。さすが。*1

d.hatena.ne.jp
d.hatena.ne.jp

フェイト枠/五十嵐六郎/フェイト◎、カタナ、チャクラ●/punchlowさん

 一見好々爺だが、実は裏社会では武勇談とともに恐れられている。
 依頼人が安心して頼れるフェイトの造形は、このシナリオにピッタリでした。

トーキー枠/”ダメ作”内藤工作/クグツ●、チャクラ、トーキー◎/akiyuki

 内調工作(員)と内藤工作って字面似てるよね。

イヌ枠/秤谷結鶴(はかりや・ゆずる)/イヌ◎、ニューロ●、カブトワリ/チャクラ厨さん

 元ハッカーの新人婦警。フェイト枠を好々爺、トーキー枠を記者だから、自分が頑張らなきゃと気張ると、2人が格闘を始める。それを驚くまでがセットのトス上げ名人。ありがたやありがたやなむなむ(拝)。*2

セッション

*3

 新宿のBARから始まり、ヒロインが歌姫という、新システムスタンダードになりそうなシチュエーションからの安心ストーリー展開。こういうのでいいんだよというコンセンサスが確立できそうなシナリオ。
 さくさくと進み、大暴れして、いくつかの道筋が収束するキレイな流れ。イベントなしでプレイヤー主導で作る必要があるシーンも適度にあって、キャスト同士の出会いやロールプレイを挟みやすく。参加者の心に余裕があると、RLやPL同士でいろいろと拾いあいが楽しみやすいかと。


 最近 TNMを遊ぶ機会が多いのですが。まだデータが少ないせいか、設定が現代寄りだからか、はたまたプレイ回数が少ないからか、トンチキ度が低いキャストが多く*4、その方がシナリオの流れに乗りやすく、キャスト同士でいじりあいも楽しいなぁと再認識しました(将来のエントロピー増大を予感しつつ)


 あと一般技能の組み合わせなしとか、範囲攻撃がやりづらいところとか、各種プレイエイドやノウハウの充実やら、細かい調整が的確で快適すぎます。


 そんなこんなで TNM発売後6セッション(PL3/RL3)。昨今ないハイペースで遊んでます。
 そのうちGFシナリオの「ウィンク・キラー」も遊びたいものです。

*1:なお僕はマスターの際に、情報項目の内容までテキスト打ちはしていないなぁ。適時アドリブを入れたり削ったりするかもしれないという名目で、大変だからw 最近はしている人の方が多いのかなー。そうかもしれないそうでないかもしれない

*2:最終的には、互いの設定話でがっしりとエンディングクロス

*3:荒事枠の依頼人が矢田ケイスケで、あたりまえだけど事件が1本化していき、「まさか、ここまで先読みしていたのか。喰えない人だ」とか言えて楽しかったw

*4:トンチキよりベタだよねという話よりは、共感しやすさ(拾われやすさ)の話