ブレカナシナリオ「飛び立つ鳥は何処へ向かう」
いちブレカナ人として(?)、勇気をもってブレカナオンリーGMを申し込んでは見たものの、ブレカナ愛に溢れすぎて、PLよりGM人数の方が集まってたりしたら、ひっそりと畳んでPL参加の構え / ブレカナシナリオメモ「飛び立つ鳥は何処へ向かう」(作成中) https://t.co/gbfpdnnPaO
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) June 10, 2019
コンセプト
アクトトレーラー
一陣の風が吹き、灰色の雲が立ち込める空に、仄かな光が射した。
まるでヴィンディヒの街を祝福するかのように。
ブレダ公国の南端に位置する街ヴィンディヒでは、領主の息子の結婚を前に、祭りで賑わっていた。
その賑わいは来たる長く寒い冬を前にした、束の間の安らぎとなると思われていた。
だが、そうではなかった。
祭りの夜の帳の中で、暗き思惑を持って蠢く、いくつもの影の顔、顔、顔。
その陰鬱なる空気は、冷たき闇の鎖と化し、人々に絡みつく。
しかし2人の出会いが、凍てついた時の歯車を廻し始める。
それは出会わぬはずだった前世からの因縁。
英雄たちよ。立ち上がれ。そしてさらなる風を探せ。
ブレイド・オブ・アルカナ リインカーネイション
「飛び立つ鳥は何処へ向かう」
アルカナの刃よ、闇の鎖を打ち砕け。
シナリオハンドアウト
PC①用ハンドアウト
因縁:☆父(名前はプレイヤーが決めてください)/秘密
- 推奨サンプルキャラクター:漂白の貴族
- 推奨アルカナ:コロナ(現在アルカナの偽装でもよい)
あなたはこれからハイラーツ・フォン・ノイラートと結婚する。彼はヴィンディヒの街の領主の息子で、家柄もよく、財産もあり、将来の安定が約束されている立場だ。そんなハイラーツとの結婚話を、あなたの父がまとめてきた。父は貴族とは名ばかりの家系の貧乏貴族だ。その家系すら本物かどうか怪しい。あなたはそんな父と共に花婿のもとへと向かう。たとえあなたが望むと望むまいと。
【PS:父から自由になる】
※貧乏貴族だがそれが明らかになる前に嫁入りするか、結婚詐欺をするかいずれかの立ち位置を想定しています。この思惑が父と共有する秘密です
※性別は男性でも構いません。男性の場合は、女装をして結婚詐欺の片棒を担いでください。
PC②用ハンドアウト
NPC
PC①の父
コロナ。
PC①の父。40代ぐらい。洒落た口ひげを蓄えている。詐欺師(まがい)の貧乏貴族。飄々として悪びれない態度。苦労せずに贅沢な暮らしを送りたいと考えている。そのために子供を利用することに良心の呵責はない。むしろ子供も贅沢な暮らしを手に入れれば幸福だろうと思っている。
ハイラーツ・フォン・ノイラート
コロナ。
ヴィンディヒの領主の息子。ヴァルター族。20代男性。金髪碧眼。
見目麗しい好男子。家柄もよく、財産もあり、将来の安定が約束されている。
リュディガー・フォン・ノイラート
コロナ。
ヴィンディヒの領主。ヴァルター族。50代男性。金髪碧眼。
かつては勇猛果敢で名を鳴らした豪傑。壮年となってからは、民草の生活にも気をかける良き領主。
ボッシュ
ウェントス。
サーカス団団長。ヴァルター/マテラ族の妙齢の女性。各地で子供を拾い、芸を仕込んだ上で、奴隷のように拘束している。自身は歩きながらバグパイクを演奏する。自分の思った通りにいかないと感情が昂ぶり激高する。
メランジェ
アダマス。
リュディガーに仕える騎士長。代々領主家に仕える家系の娘。ヴァルター/オクタール族。亜麻色の髪の女性。20代(ハイラーツより数年年上)。ハイラーツの幼馴染。
ナーゼン司祭
マーテル。
ヴィンディヒのシニストラリック(旧派真教)の長。PC④の師父。ヴァルター/マテラ族の白髪の老人。
シナリオ本体
ここから先はシナリオ本体(プレイヤー予定の人は読みたくない人は読まない方がいいかもしれませんが、別に読んでも構いません)
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