TNM「インサイド/アウトサイド」を遊んで

『トーキョー・ナイトメア』の自作シナリオ「インサイド/アウトサイド」を遊びました。
オンセでPL2名、セッション時間は2時間半ぐらい。

参加者

RL:akiyuki

 あまりシナリオを自作しないRL(GM)だけど、書こうと思えば書けるんだからね!どう解った!?(いつの間にか以前よりさくさく書けるようになっている自分に驚いた顔で

キャスト1:"不死鳥"山寺零二/フェイト◎、チャクラ●、カタナ/チャクラ厨さん

 常時達成値上昇2つ乗せマン。今回はフロントは1人だけだったのですが、攻防ともに安定した活躍。
 何より、こちらが想定した説教できるカッコイイ大人みたいな立ち位置に十二分に応えていただきました!



キャスト2:”KIRITO” 霧ヶ峰 十和子/タタラ、ミストレス、ニューロ◎●/アンドーさん

 ネトゲ創成期の伝説。「かつてインフィニティという伝説のチームが(立木声)」。想定外の混ぜ方に出オチ臭を漂わせるも、全力で走り切って疑惑を完全否定。ゲストの背景やリサーチのネタにも使わせてもらい、拾いやすいネタの塩梅に感服。トンチキだけどw*1

d.hatena.ne.jp

シナリオ

 こちらで公開中。
akiyuki3.hatenablog.com
 未プレイで公開してたんですが、今回でひと通り遊べることが確認できました。といっても自分で書いたシナリオなので、よほどのことがない限り、脳内補完して遊べてしまうのですが。
 セッションが楽しければ、なんでもよかろうなのだ!


 そもそもシナリオの公開目的は、浜っコンで立てる卓のアピールが目的だったり。システムについては、新作で、しかも面白さや完成度にはなんら不安はないのですが。どちらかというと既成シナリオを遊ぶことが多い自分としては、見知らぬ人(つまり今回は僕のこと)がマスタリングするオリジナルシナリオに対する不信感はどうやったって存在すると思われるので、それを少しでも払拭しておきたいという思いから、公開できるシナリオを書いてみました。
 しかもついでに遊べる!(本末転倒


 PLは2人。これは人数が少ない方がシナリオ記載分量が少なくなるだろうという考えで。でもさすがに1名用は判断材料に乏しいかなと。
 元ネタはいろいろあったんですが、例によって書いているうちに変容していき、あれ?これ自己アピールシナリオとしてはちょっと気持ち悪いシナリオになっちゃんたぞ、と途中で気づいたのですが、でも変えるにしても土台からいじらないとイメージは変わらなそうだし、なにより話はとりあえず完成しているし。まぁ、この時期、公式も有志も新発売直後に必要なシステムビギナーを意識したシナリオが多いような気がしたので、ちょっと毛色が変わったのがあってもいいだろうと自分に言い聞かせて、そのまま公開。そして勢い余って、そのまま実プレイの流れにあいなりました。


 内容はちょっとアレだけど、中身は手堅く

  • 情報項目は1人3個ぐらい
  • リサーチで1人1回の神業使用見せ場イベント
  • 1カットひと通り回って終わるぐらいの戦闘バランス

 という骨組みはいたってオーソドックス


 好みでちょっと人を選ぶかもしれませんが、近現代を舞台にしたナイトメアっぽく、同時に近現代を舞台にした他システムとは違う雰囲気のシナリオになったと思います。とりあえず遊べるので、お試しあれ。
 なんかリアクションがあれば調子に乗って脳内妄想から何か吐き出すかもしれませんw

脳内妄想

1人用

 ゴミの山の中で目覚める記憶喪失ハイランダーをやる1人用シナリオ。
 プロットとイベント割りのメモを書いたところで、これ事前にプレイヤーが自キャストの設定を作れないし、キャストの過去をシナリオが押し付けるし(フレキシブルな要素を含みつつも)、うまくないなーと放置。

3人用

 立ち位置とクライマックスのイメージ、あとゲストのスタイルまでメモ書きして放置。

4人用

 これ?
 あとビットコインネタとか今っぽいですよね。
 ソシャゲガチャだとサタスペっぽいけど(偏見
 外国資本で深夜アニメ(もしくは映画)を作るシノギはどっちかなー。


などなど(酔

追記

*1:50歳以上のパーソナリティに、元ギルメンの可能性を見出し「江田猛、かつてマーリンと呼ばれた魔術師、ギルマス」とか風評被害以外の何物でもないwww

『トーキョー・ナイトメア』シナリオ「インサイド/アウトサイド」

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TNM「狙われた女神」を遊んで

『トーキョー・ナイトメア』上級ルールのシナリオ「狙われた女神(イーリス)」を遊びました。
前回の「ブレインDL」に引き続き同じ面子でプレイ。
オンセ4/9と10の2夜で計4時間弱ぐらい。

参加者

RL

 「基本付属と同じキャストでいけます?」「大丈夫、枠の方をいじりますから」の豪腕を2セッション目にして発揮。

アーサー

 n年前のアンドーさんに、2シナリオ連続で、別々のヒロインがついてくる枠を嬉々として遊ぶよ、と言ってあげたいw
 それにしてもキャスト設定によるマインドセットの妙が光りました。

ナギ

 上京キャストの真価は2アクト目以降に問われる。今回は内調枠。荒事師仲間に頼み込んで、ビスを回してもらったということにしました。元は…クグツ枠!?

ジョン

 上級+前回経験点によって、ゴーストアイコンを導入。満を持してのバトルゴースト引きこもりデビュー。十分に発達した科学技術は、超能力と見分けがつかない。

セッション

 山手線新型車両の話。序盤のストーリー展開スピードが凄まじく。
 え?自分そこまで調べてるん?ぐらいに PLの予想以上のところまで調べてくる自キャストの調査能力に恐れおののいたりw


 それから途中に出てくる面白系ゲスゲストが眩しすぎて、ヒロインやボスを置いて輝きの向こう側にいってしまった感。ゲスト名やクォートで持って行く熱量はマネしたいけどマネできないなー。


 あと判定難易度。基本より結構上がっているのでオドロキ。基本の方は、ベーシックな情報はスートがあっていればokぐらいの難易度だったけど。今回はちょっと厳しめ。これが…上級…。そのため?クライマックスは初手切り札。もうあとがないぐらいの手札感。まぁ2枠だしいいかぐらいで。


 それとPL3人だとサクサク回って快適。キャスト間のコネクションも閉じていて、知り合いかそうでないかはさておき、なんらかの関係性があるところとか。PC側リソースにもなんとか目が届く範囲のスケールがいい感じで。


 『トーキョー・ナイトメア』のよいスタートダッシュが出来た、楽しいセッションでした。

その他


妄想



TNM「ヴェール・オブ・トワイライト 〜神田麒麟のスクープは大抵命懸け!?」を遊んで


 5/5横浜で開催の「浜っコン」でRL予定のシナリオのテストプレイ。
 といってもテストプレイのためにシナリオを完成させたというだけで、テストの役割の50%以上果たしたとか言っても過言ではなく。あとはふつうに遊んで楽しもうというスタンスです。
(テストをする際には、あらかじめその目的を明確にしておいた方が、求めるフィードバックが得やすいはず)


 参加者には、TNXビギナー(1回)、英雄級、伝説級、神話級で計5名というバリエーション。
 さすがにTRPG初めてという人は揃えられませんでしたが、これ以上なく恵まれ。


 そしてキーハンドアウト。いきなり変化球です。
 あと当日に参加者と枠が決まるコンベという方式なら、ちょっと仕込んだ方が初速が上がりやすいかと考えたりしました。
 そして全部の枠に自分がPLだったらこういう演出をやりたいという夢を一杯詰め込みました。むしろ夢しか詰まっていませんw


 結果、それなりに手応えを得ました。
 実際回してみて、手を入れる個所はもちろんあるのですが。流れとしてはプレイできそう。
 若干進行が引っ掛かった所や、キャストのスポットライトのあたり方、PLからの面白演出をいただいたり。細かいところを補強しておけばいけるんじゃないかの手応え。
(それから神業を想定通りに使えるようにメモを入れえおかなきゃ)


 あとは当日、参加者が集まりますように(卓紹介苦手マン
 そこはシステムの魅力と新作パワーでなんとか、ひとつ、たのむ。

その他

地名

 トーキョー生まれ、トーキョー育ち、トーキョー勤務、カナガワ在住の属性を生かして、ちょくちょく具体的な地名を入れてみたり。
 その…とても…すごく…トーキョー感が出ますた。

モラル

 舞台を変えただけで、キャストのモラル感が現代のPLに若干近づく感じ。
 これでTNM3回目でいろいろな方と遊んだ(重複しているのは1名だけ)んですが、これ結構顕著で面白く。あきらかにTNXと違うと感じました。

小物

ポーン


 いけた。

神業カード


 まぁいけた。

  • 目的は個別に神業効果の細かい説明がはぶく
  • 使う前に「うまく使った」の確認がしやすい
  • 自分のリソース管理
  • スタイル名を外に向けて立てることにで、他の人のスタイルやリソースが確認できる

(使ったら RLに渡す方式の方がよかったかもしれない)

シーン登場回数チェック


 うーん。
 アクトシートのCSの部分に上から貼り付けてみたのですが。
 途中からチェックするのを忘れた。
 アイデアは悪くないと思うんだけどなー。
 シーンPLの回り方や、判定実施有無が確認出来て。
 ちょっと改善の必要あり(まー、まだ焦る時間ではない

D&D「ファンデルヴァーの失われた鉱山」第2回目を遊んで

 『ダンジョンズ&ドラゴンズ』スターターセットのシナリオ「ファンデルヴァーの失われた鉱山」の第2回。
 ネタばれ注意。

前回のあらすじ

短縮バージョン

  • 旅立った。
  • 戦った。
  • レベル2になった!

もうちょっと長いバージョン

  • ドワーフのグレンドンに雇われて、荷馬車の護衛でネヴァーウィンターからファンダリンへ向かった。
  • ”ギザ牙(Cragmaw)”部族のゴブリンに襲われた。
  • 先発したグレンドンと老騎士シルダーが襲われた跡があった。
  • 救出のため、ギザ牙族の隠れ家へ強襲をかけた。
  • 水責めとかにあった。
  • シルダーは助けた。
  • ゴブリンたちは、”黒蜘蛛(Black Spider)”の指示で働いていた。
  • ゴブリンの王はグロール(Grol)。"ギザ牙族の城"を本拠地としている。
  • グレンドンは、”波音の洞窟(Wave Echo Cave)"を探していた。
  • グレンドンは、グロールのもとに送られたらしい。
  • 一旦荷物とシルダーとともに、開拓街ファンダリンへ向かった。
  • ファンダリンでは、赤印組(Redbrand)が大きな顔をしているらしい。
  • レベル2になった!

セッション

 前回の流れから、今回は誘拐された人を追うが普通だと思うじゃん?
 誘拐の初動捜査48時間の生存率とか。でも違うんだなー。


 そこらへんモチベーションの持って行き方が難しく。雑というよりは感覚の違いというか。
 前回はPCに荷物護衛の依頼をして、依頼人は先に出発してボコられているとか。
 今回は誘拐されているけど、今更急いでも仕方がないから(?)、もし可能だったら助けようぐらいの感覚。
 個人的には違和感があるけど、そういうものだと割り切ろう。そうしよう。


 そんなわけで。今回はファンダリン編。街を牛耳る赤印組をやっつけろ。
 シナリオは枝葉のミニクエストがちりばめられているけど、それを丁寧にやるとセッション時間内に切りがいいところ(Part2の終わり)まで進めるのが難しそう。あと前述の誘拐されている人がいるのに、のんびりその冒険やるん?的な違和感。


 そこでPCの個別オープニングをやったりして、一旦枝葉を整理してみることにしました。

1:全員

 宿屋。街は赤印組が仕切っているという噂。逆らって失踪した家族の話。

2:パラディン

 シルダーとともに町長のもとへ。町長は赤印組には腰が引けていて、近隣のオークが気がかり。
 あとシルダーが目的(人探し)の話をする。

3:ローグ

 出戻りのローグは、元赤印組関係者であることを隠しつつ、気がかりだったハリアのもとへ。
 ハリアから現在の赤印組の状況を聞く。リーダーはガラス杖のままで、現在は街外れの屋敷地下を根城にしている。

4:ウィザード(ファイアボール教侍祭)

 万神殿で穢されし祭壇の話。冒険には出れないけどヒーリングポーションは提供できるという話(パーティにクレリックいないけどポーションでなんとかしろというDMの声)。しかしポーション作成の瞑想のための時間を、赤印組に邪魔されて集中できないという話(ここ薄いかなと危惧してたけど、想定以上に赤印組へのヘイトが高まったのは面白かった)

5:バーバリアン

 夜酒場に出かけると赤印組に絡まれる。なんで防具つけてないの? おまえどこ神格よ? マジ蛮族プケラwww
 まー、乱闘するよね。

6:全員

 翌日。宿屋の前にお礼参りし隊集合。一行は赤印組をやっつけるも、街の一部は、赤印組の仕返しを恐れ不安顔。
 もうダンジョンしかないしょという流れ


(別入り口ルートはつぶしました。あそこから入ると、判断材料がないけど、移動ルールの選択肢が増える、グダグダ展開が見えたのです)

ダンジョン

 1→2レベルの強くなった感を満喫。新しいことは出来るし、HPは1.5倍だし。
 途中面白そうなアイデアには、じゃあ判定成功したら、それ無力化してもいいよぐらいのおおらかな進行。
 いくら軽くスピーディになったとはいえ、タルくらならないように、ショートカット出来そうな状況は積極的に利用した方がいいんじゃないかと。


 マップはA2に拡大したコピー地図をざっくり部屋毎に切り分けて、行ったところの紙片をセロテープでつなぎながら奥に進みます。この時に最初の方の地図は片づけません。クライマックスの伏線です。


 そしてボス部屋へエントリー。
 シナリオの描写を読んだだけで、ネのギミックを指摘した、漆さんは一瞬神か悪魔に見えました。バーバリアンだけど。


 それはそれとして。僕は僕なりにアレンジしたクライマックスにしたけど、他DMはどうやったんだろう。
 ぶっちゃけシナリオ通りにやったらドロンされて終わりじゃない?


 僕のクライマックスは、ダンジョンマップ全部を使った追いかけっこ。
 ボスがシナリオに書いてある特定ポイントでアレしたら戦闘終了。
 足を止めて殴り合うより、目先が変わって面白いかなと。
 そして3ラウンドぐらいの速攻勝負と予測。躊躇せずに


 いける!いけるぜ!いきすぎた!
 2人気絶(本人は目をつぶっていただけと主張)。
 パラディの命中判定が最後外れたら敵勝利ぐらい(パラディン、いいか、おちつけ、ダイス振るな、まだ振るな、インスピを忘れるな)


 そして後始末。ボスネタバレ編。
 自分がPLだったら、「で?」という話になるんじゃないかと危惧したので、そうならないように。
 DM的には「で?」じゃなくて、「あー」ぐらいのネタなので。
 当日に伏線を張って、新鮮なうちに速攻回収。
 それなりのサプライズがきまったかな…よかった。


 次回は順調に3レベル。やっとマインドセットが自分なりに5版になってきた感。
 4版と同じ遊び方をするシステムではなく。
 自分が3.x版を遊んでいた頃と同じ遊び方は出来そうだけど、それだとちょっと古臭く?
 今だからこそできる5版ならではの遊び方は、システムだけではなく、参加者の経験を反映することよって完成するという言ってみると、まぁそうだよねという話を実現するために、システムには様々な工夫がちりばめられているみたいなんだけど。実は地味だよね。ほんと地味。


 あと個人的には、セッションの準備コストは他システムよりスバ抜けて高く、その分マスタリングの満足度が他システムよりずば抜けて高いわけではないので。そこらへんシステムに特化することで準備のコストを下げるか、とっつきづらいから手を出さないの二極化を生み出しやすいのかもしれないと考えたりしました。

『ドラクルージュ』「追走のユーモレスク」を遊んで

 『ドラクルージュ』の平日オンセ。サプリメント『サングトラヴェリア』の付属シナリオ「追走のユーモレスク」を遊びました。
 ツールはSkype+どどんとふ。
 セッションは3/21前編、3/28後編で計5時間半ぐらい。
 1幕構成で、前編は序と常の幕、後編は戦と終と後の幕。



参加者

DR:@lib14さん

 ルールに詳しいDR。読み込んでいる感ハンパなく。端役のルールを解読把握した上で、簡易ルールの使用を宣言。そう、あのルールは人類には早すぎたんだ…

PC1:”藍炎卿”エリゼ・レイヴンクロフト・フォン・サングィナリエ/サングィナリエ(首なし龍)・剣士/@barakamonさん

 望まずサングィナリエに成り果て、決着をつけねば前に進めなくなった少年。我流の剣は、相手の存在点の半分を削る(そういう文系な「行い」がある!)

PC2:”闘争卿”ギュスターヴ・ブランシャール・フォン・ゲイズヴァルド/ゲイズヴァルド(魔眼)・将軍(剣列)/@bune_hobbyさん

 さらわれた姫イオネラを追う騎士。ドラクルージュ初プレイとは思えぬ、流れるようなプレイングで、キャラ・プレイヤーともに圧倒。

PC3:”毒のある華”フルート・ファルセット/フリッガ・魔女/@rasiu11さん

 大魔女ベルニグローデLoveのヤンデレ?蜘蛛貴婦人。異端で、黒幕の思惑を秘匿しているのだけど、憎めないという絶妙なバランス。

PC4:”微笑卿”ソンレイル・エルトワルズ・フォン・アヴァローム/アヴァローム(一角獣)・遍歴(鳥翼)/akiyuki

 運命の女を探す遍歴の騎士。「男は友、女は恋」というシンプルな行動理念で動く、ポジティブ空回り。
 妖精剣「風斬り」は、柄から燐光を放ち、具現化した刃と化す。剣を軽く振るだけで、ブォンブオンと風を斬る音がする*1


セッション

 4名中2~3名が異端という異色シナリオ。*2
 ただ単にNPCと話をしてるだけでも、PCの設定とロールプレイとシステム進行で楽しいことをやってる感。進行はシステムがやるので、シナリオは設定とNPCよろしくぐらいの割り切りがすごい。ただしシステムに頼りすぎると、なんか大ダメージヒャッハーで他PCとの絡みが疎かになる可能性があり? そこらへんは幕間で補うべきか。


 よくよく考えると敵の存在点は n×PC人数なので、1回の行動で、n÷想定ラウンド数のダメージが与えられれば大抵ok。それ以上は他PCとの見せ場の兼ね合いなのかも。
 今回はあと2点という美味しい場面を譲ってもらって、参加者のプレイング巧者っぷりを見せつけられました(残りすぎないようにガツンと削るのもテクニック)。
 僕もかくありたいものです。


 あと今回敵の手番が回らずに終わってしまったわけですが。このような悲劇に繰り返さないため?DR側から先に動いてもいいんじゃない?とか思ったりしました。幕の出だしもスムーズになるんじゃないかな。


 そうそう出だしと言えば。公式シナリオの口上はかっこいいけど、ちょっと長いような気も。自分が長い口上をうまく読み上げられないからそう思うのかもしれない。まぁ好みの問題なのかも。


 そんな好みはさておき。セッションは面子に恵まれ、楽しい2夜でした。
 『ドラクルージュ』はもうちょっと読み込んで、まだまだ遊びたいシステムです。
 では、また常夜国の紅き月の下のどこかで。

memo

*1:アヴァローム→妖精郷の騎士→後編の前にログホラの最新刊を読んでた→エリアス→なんかの剣→なぜかライトセーバー的なイメージ

*2:サングィナリエシナリオなんだけど、別にサングィナリエでなくてもよかったんじゃ……という可能性も微レ存?

『トーキョー・ナイトメア』「ブレインDL」を遊んで

 『トーキョー・ナイトメア』の平日オンセ。付属シナリオ「ブレインDL」を遊びました。
 @punchlow さんに声をかけていただき、新作システムの初PLです。*1
 ツールはDiscord+どどんとふ。
 セッションは、3/23前編、3/27後編で、計4時間半ぐらい。

参加者

RL:@punchlowさん

 意外なことにTNX系初RLとか*2。いつもと違うRLのマスタリングはいろいろと新鮮でした。特に全参加者の手札をオープンで遊ぶところとか。こういう遊び方もあるのか!みたいな。

キャスト1:”雷々剱”鳴神 凪之丞/カブト●、カタナ◎、カゲ/@akiyuki3

 初プレイということで、クイックスタートでベーシックなやつに、思いついたネタを即時投入していく系。やりたいことは全部やった。というかもう早くもネタを使い尽くした感w



キャスト2:アーサー バーミンガム/フェイト◎●、カタナ、チャクラ/@GARGILLさん

 PL本人曰く、ハンドアウトの行間を読むと、合法ロリコンが最適解だとかなんとか。あと手刀ダンスマカブルなので、エクスカリバーと叫びますとか、ナイス妄言。お薬出しておきますねwww

キャスト3:ジョン=ジョンソン/ニューロ◎、カブキ●、エグゼク/@pipechairさん

 はじめましての方*3。とはいえN◎VA1stからの古強者。唯一のコンストラクション。「銃を取り出して、弾を込めていないことを思い出した」とかスマートは判定失敗が印象的でした。

セッション


 シナリオは付属なので内容はさておき。
 情報項目(キーワード)は少なめで、シンプルな展開。
 でも付属なのに攻めてるなぁと思った演出もあり。
 とりあえずやってから先に進んだ方が無難かと。


 セッションが楽しかったので、流れで上級付属も遊ぶことになりました。やったね!
 折角なので同じキャストを成長させて遊ぼうということになったのですが、上級シナリオにはカタナ枠はなさそう。そしてそこはRLがなんとかしてくれる模様。なんとかなるの!?

その他

 TNMはTNXの姉妹版で、一見舞台を変えただけで単純にシステム流用作にも見えますが。
 よく見るとプレイアビリティ向上のためのキメ細やかな対応が行なわれています。
 やっぱ遊び続けているデザイナー*4の作品は違うなぁ。


 あたりまえですが。TNMはTNXとは別システムなんですが。
 でも似ているので、同時並行で遊ぶのはちょっとルールが混乱しそう。
 しばらくは混乱しないようにTNMに耽溺したいものです*5

 背景世界は現代風で。設定の深さは、N◎VA25年の蓄積とはもちろん比べるべくもないわけですが。
 世界の広がりが感じられて、なんかいろいろと詰め込めそうな印象。地方とか。

 特に都市設定とかなくても、雑にステージ展開してもいいんじゃないか感。


 あととにかくキャスト作成が楽しく。
 システムのパターンバリエーションと妄想許容度の高さが抜きんでている印象。*6
 データが少ないのも個人的には好みです。
 早速、上級でデータが増えましたが。

 ともあれ。次回のセッションも楽しみです。
 でもその前に、コンベンション用のシナリオを作って、テストプレイをするよ!


最後に

*1:RLに感謝、PLに感謝、家族に感謝yoyoyo

*2:マスターとしては超絶ベテラン

*3:たぶん。もしかしたら大昔サウスアイランドでニアミスしてたかもしれない

*4:自システムのRLだけでなく、PLも

*5:とか言いつつも来月TNXを遊ぶ予定が入っていますが

*6:ただし実プレイの際には、ハンドアウトに合わせる必要があるので、妄想はそのまま受け入れられるわけではない