ワールドオブダークネスのダイスポット

今参加している『ヴァンパイア:ザ・マスカレード』のオンラインセッションにて、ありそうでなかったので、ダイスポットを実装してみました。
*1
画面上で成功数を数えるのが結構大変なのです。

使用方法

・判定コマンド(xSTn+y or xSTSn+y)
 (ダイス個数)ST(難易度)+(自動成功)
 (ダイス個数)STS(難易度)+(自動成功) ※出目10で振り足し
 (ダイス個数)STA(難易度)+(自動成功) ※出目10は2成功。振り足し無。[20thルール]
 難易度=省略時6
 自動成功=省略時0

例1

コマンド

5ST

出力サンプル

WorldOfDarkness : DicePool=5, Difficulty=6, AutomaticSuccess=0 > 1,5,6,7,10 > 成功数2

例2

コマンド

5STS7

出力サンプル

WorldOfDarkness : DicePool=5, Difficulty=7, AutomaticSuccess=0 > 1,5,6,10,10 > 4,5 > 成功数1

例3

コマンド

5ST7+1

出力サンプル

WorldOfDarkness : DicePool=5, Difficulty=7, AutomaticSuccess=1 > 1,5,6,7,10 > 成功数2

例4

コマンド

5STS+1

出力サンプル

WorldOfDarkness : DicePool=5, Difficulty=6, AutomaticSuccess=1 > 2,5,6,7,9 > 成功数4

インストール方法

ワールドオブダークネスのダイスポット
http://aldente.sakura.ne.jp/public/bcDiceBotWorldOfDarkness.zip 内のファイル「WorldOfDarkness.rb」を
どどんとふ設置サーバーの「(さまざま)/DodontoF/src_bcdice/diceBot」フォルダにコピーする。以上。


zipファイルの「WorldOfDarkness.txt」はテストデータ。


で、自鯖のどどんとふで動作を確認したところで、実際のセッションはSTの意向で?どどんとふやユドナリウムを使わずに、 discord-bcdicebotを使っていることに気づきました。
現在、ローカルでdiscord-bcdicebotを動かしてるけど、実際のBCDice-APIは、どどんとふ公式鯖による公開サーバは利用させていただいているので、自作ダイスボットを動かすためには自分でBCDice-APIサーバーを立てないといけない。うぉーんうぉーん………そして…考えるのを…やめたw


とりあえず折角作ったし、もしかしたらどこかに需要があるかもしれないので、放流しておきます。


2018/9/27追記 どどんとふ Ver.1.49.03に組み込んでいただきました!

2018/11/25追記
りにくん(@rinikun2152)さんのご指摘に基づき、以下の不具合を修正しました。ご指摘感謝!
・成功出目が1つでもあれば、大失敗としない。
・難易度11以上の際に、出目10を成功にする。
・20thルールの出目10用のコマンドを追加。

*1:bot名は、まぁワールドオブダークネス系は確かみな同じだよねということで、そういう名前にしてみました

D&D「ファンデルヴァーの失われた鉱山」第5回目を遊んで

 『ダンジョンズ&ドラゴンズ』スターターセットのシナリオ「ファンデルヴァーの失われた鉱山」の第5回、最終回。
 ネタばれ注意。

前回のあらすじ

短いあらすじ

  • オーク、メニー・アローズ族が南下してきた。
  • 救援を求め、ネヴァーウィンターへ向かった。
  • なんか流れでサンダーツリーのドラゴン退治をすることになった。
  • 戦った。
  • レベル5になった!

長いあらすじ

  • ファンダリンに戻ってくると、町はオーク、メニー・アローズ族の南下の噂を持ちきりだった。
  • チェルノボグは、町長から、だからもっと早くオーク退治をしておいた方がいいと頼んだのにとなじられる。
  • サイサリスは、シスター・ガラエルに祭壇を祝福したことを報告する。そしてハーパーに勧誘される。
  • ドナドナは、ハリアの様子を見に行った。オーク騒ぎで避難をするどころか逆に商売の準備で大忙しだった。そしてハリアからゼンダリムに勧誘される。
  • ガウェインは、シルダーにグレンドンの死とオークの南下を報告する。シルダーは老いて傷ついた体で、ネヴァーウィンターへ救援を求める旅に出ようとしていた。それはまるで死に場所を求めているかのようだった。ガウェインは代わりにネヴァーウィンターのネヴァレンバー卿のもとを訪れることを引き受けた。そして領主同盟に勧誘される。
  • 守護卿ダガルト・ネヴァレンバー卿との謁見。彼は自らの領土たるファンデルヴァーの開拓民を見捨てる気はなかった。
  • と同時にネヴァーウィンター川の上流でドラゴンが活動期に入り 、その討伐に向かったが、ブレスひと吹きで平均的な衛兵は消し飛び、結局100人ほどの衛兵を失っていた。
  • 多くの犠牲のもと、、竜に手酷い傷を負わせて、現在根城としているサンダーツリーの廃墟まで押し戻すことに成功していた。
  • そこで守護卿は、ゴブリン族の砦を4人で落とした英雄の手を借りたいと申し出た。
  • キミたちはそれを引き受け、サンダーツリーへと向かった。そこはチェルノボグの故郷。
  • サンダーツリー村は、呪われていた。噴火の時の火山の灰の影響で、死体が動き出し、森の木々は呪われてねじくれている。
  • 村にはレイドスというエメラルド団のドルイドがいた。彼らは世界中の自然の摂理の回復と維持を目的として、元素の力の暴走を防いだり、文明と野生が互いに破壊しない活動をしていた。そしてエメラルド団に勧誘される。
  • 村には、黒い革の仮面をつけた男たち、カルト・オブ・ドラゴンのメンバーがいた。かつてはドラコリッチをつくって支配する組織だったが、。最近教義を変更して、各地のドラゴンに協力を仰ぎ、悪竜の女王ティアマトを召喚しようとしている。そしてカルド・オブ・ドラゴンには勧誘されなかった。
  • ドラゴンは丘の上の塔にいた。いろいろと作戦を考えたが、ブレスを吹かれるという危険を冒してでも、巣(塔)の中という狭い場所で戦い、空を飛んで逃げられる前に仕留める作戦に出た。
  • 知ってるか?ドラゴンは笑う。抱腹絶倒の呪文で。
  • キミたちはひとりの犠牲も出さずにドラゴンを倒した。キミたちはドラゴンスレイヤーだ。
  • ドラゴンの首を持って、ネヴァーウィンターへの帰途についた。

その他セッション前



なんか準備疲れしてる?w

セッション

 今日は波音の洞窟編。セッション時間は5時間ぐらい。*1
 まぁ、展開としては最終ダンジョンに潜って、ボスを倒すだけです。

ダンジョン前

  • ネヴァーウィンターでのセレモニー。ネヴァレンバー卿は、ドラゴンスレイヤーの英雄たちを褒めたたえ、マジックアイテムを贈与しつつ、尽力した自身をアピールする。*2
  • グレンドンの残した文書と地図

500年ほど前に残された”ファンデルヴァー協定”文書の写しの翻訳版によると、ドワーフとノームは波音の洞窟の鉱脈を共有。
鉱山には魔法の力があり、”呪文の鍛冶場”、と呼ばれる場所で、魔法の品々を作り出すことが出来た。
しかしオークが北方から襲来して、鉱山に攻撃を仕掛けた。
激戦の末、魔法の激突により鉱山の大半は破壊され、ほとんどの者が地震や落盤で命を落とした。

  • ドルイドのレイドスは、カンジャー・アニマルズを2回唱えて、ジャイアントイーグルを4羽召喚して、波音の洞窟まで運ぼうと申し出た*3。なおイーグルは共通語を理解するけど話せないという設定はカワイイ。

ダンジョン

  • 個人的に面白いなーと思った、要は珍しいモンスターが出てくる遭遇を中心に。
  • ダンジョン内には複数勢力があって、それと交渉したり敵対したりする構造なので、そこにクローズアップする。具体的には、パーティの探索順に合わせて、訪れていない勢力が向こうから接触してくるようにしてみました。

セッション






セッションした感想




そんなわけで無事スターターセットは終了しました。
版は変わってもD&Dだなーというキャンペーンを楽しむことが出来ました。
これも、なんか適当に打つと響いてくれる、システムや面子のおかげです。


最後、PCが命中外したけど、もうボスは倒したし、あと雑魚1体だけだし、演出死でいいんじゃないからの「首が飛んだ。月まで飛んだ」という雑な演出に、真面目なロールプレイで返す、漆さんの折れない心をリスペクトしつつ、別れ際に「雑な処理だった。スマン」と謝罪したのが今日の真のクライマックスでしたwww

*1:よくよく考えると、高度なセッション時間管理だったんじゃないかと自画自賛

*2:守護卿RPは楽しかった

*3:鳥の背に乗って空を旅する『ホビット』的ファンタジーをやりたかった

リミットボール「がるりみっ!」を遊んで

同人TRPG『架空超球技RPG リミットボール』を遊ぶ平日夜オンセ。
お付き合いいただいたPLはpunchlowさんとチャクラ厨さんのお二人。

リミットボール

スポーツ対戦というテーマも、同デザイナーの『SPACE SHIP STORY』も好みだったので、超期待のシステムです。

しかもいきなり動画宣伝とか、オンラインセッション用サポートとか、凄すぎる。
youtu.be

http://da-bit.com/hplmb/support/fieldonline.png


セッション前

 本当はGMレスでも遊べるのですが。今回は初プレイなので、僕がGMをやって、GMvsPC2名の形式で遊びました。
 またキャラクター作成は当日行なうものとして。ざっくりとアラスジは事前に決めておくことにしました。

アラスジ表:県大会[22]

県内一位を決めるリミットボール大会。学生の部とフリーの部が存在している。これに勝ったら全国大会に出場できる。負けるわけにはいかない。
特記事項:プロチームは禁止とする。

ライバルチーム

「獣皇チャンピオンズ(p.44)」にします。プロ選手を輩出しているスポーツの名門、強者の中の強者、全国大会の常連。県大会はただの通過点に過ぎない!

その後、なんとなく女子高生対決みたいな雰囲気になって。*1

セッション

 当日キャラクター作成から初めてセッション時間は3時間弱。
 試合の結果は2vs1でGM側の勝利。

 セッションは試合前→試合(ちょくちょく回想)→試合終了という流れ。



タイトル


 タイトルは「がるりみっ!」。
 きっと副題は Girls have no limitsとかで。全国大会編とか、海外遠征編とか、阿知賀編とか横展開可能な汎用性が高いタイトルかとw

システムとか

  • 最初ちょっと判定にとまどったものの。目新しい判定ルールは楽しく。
  • 3×3の 狭いフィールド内でのゴールの奪い合いは、チャンスがピンチに、ピンチがチャンスになるスピーディな展開になり。
  • 因縁からのざっくりとした回想シーンは、想像していたより、試合にドラマを生み出してくれる。*2
  • そして試合に勝っても負けても*3セッションとしては問題がない設定は、真剣勝負を促進して、それが熱いドラマを生む。


面白いなー。
今回は 2vs2で遊びましたが、システム的には3vs3がベーシックで、きっとプレイ感覚が違うと思うので、また遊んでみたいものです。

*1:「獅子神レオ」を女体化して「獅子神レオ子」に。(ブブキ・ブランキ礼央子という名前に記憶があったので。そしてキャラクター画像を黒森峰の隊長副隊長にした時点で、「白狼吉音」のメンタリティが隊長好き好き犬にかわり。などと楽しく右往左往しつつ

*2:これは面子の相性に依存するところはあるかも?

*3:そりゃあPCが勝った方がいいけど

シャドウランR&R掲載シナリオ一覧

いよいよ発売日予定日が発表された?『シャドウラン 5th Edition』。

シャドウランは懐かしい記憶でありつつも、今あの重量級システムを遊べる自信は正直ないのですが、それでも興味がないというわけではない感じで。


この 5th Editionは何故か?発売1年ぐらい前からR&R誌でサポート記事が連載されていて、結果的には日本発売と同時に13本*1のシナリオがあるという手厚いサポート体制。たくさんのバリエーションから好みのシナリオを選んでもよし、参考にしてもよし。選り取り見取り。すごーい。

サンプル・キャラクター

掲載 サンプル・キャラクター
vol.155 ストリート・サムライ、タンク、コンバットメイジ
vol.156 デッカー
vol.157 ドローン・リガー
vol.160 ガンスリンガー・アデプト
vol.161 スプロール・ギャンガー
vol.163 スマグラー

シナリオ

掲載 タイトル 概要
vol.155 ワンナイト・ビズ:AtoSK メガコーポからの人材抽出
vol.156 クリッター農場 農場から試作品を回収
vol.157 タリスラール・ハンティング エルフ難民の村を襲うヘルハウンドを駆除
vol.158 オペレーション:ダイナマイト シアトル郊外を回る運び屋の護衛
vol.159 スタッファー・シャック・オン・ファイア ちょっとコンビニによったら出会いが3つ
vol.160 弁護士キンバリー・A・ハイタワーの災難 弁護士の護衛
vol.161 選ばれし者と魔法の杖 魔法の杖を拾って大騒ぎ
vol.162 世界に残る傷跡に 浮浪者収容所(旧レンラクアーコロジー)に踏み込む
vol.163 クラス4 海賊島からの人型ドローン奪還
vol.164 移籍の理由 メガコーポからの人材抽出
vol.165 バカと犬とオリハルコン 廃鉱のギャング退治。ただし同行者(バカ)1名。
vol.166 奇妙な夫 夫の素行調査の依頼
vol.167 ロゴスの影 古代遺跡探索に向かう教授の護衛
vol.168 アンジー・ブランク 記憶喪失の少女の過去を探る
vol.172 Run!Run!Run! ゲームマーケット2018秋で使用された入門用ショートシナリオ
vol.173 タワー・オブ・ザ・デッド 魔法の品を強奪。あとゾンビ
vol.174 クリスマスの奇跡 飛び込んできた少女の願いに答え、消えたナノテク技術者の行方を追う
vol.175 海の中の金貨 続・運命の輪は回らない エルフの占い師を護衛してサンフランシスコまで
vol.176 ラディエーション・オーバードライブ Ivy&Chrome2075 行方不明の少女を探してお嬢様学校へ
vol.177 理力の騎士 私の名前はスターゲイザー。映画のシナリオを盗み出してほしい
vol.178 キャベツ農場襲撃 農場へ行って、新作キャベツを5個ほど収穫して帰ってくるだけの簡単なお仕事
vol.179 時の歯車 いつの間にかオーパーツを巡る暗躍の真っ只中にいる
vol.180 沈黙の掟 依頼人は沈黙の掟(オメルダ)を破って処罰された。そしてこのままではキミたちも
vol.183 炎の双子 爆発物のエキスパート双子姉妹を護衛して金庫破り
vol.184 ヴァージニア・ダンビルのゆるゆる覚醒BBQキャンプ凸凹 グルメレポーターの護衛で雇われ、地獄めいた野生牛と戦う
vol.185 クリスマスを守れ あるいはチキンの軌跡 慈善病院のクリスマス・パーティの護衛
vol.186 魔道書の探索、またはDの遺産 爆殺されたグレート・ドラゴン、ダンケルザーンが遺産として残した魔道書を探す
vol.187 アマゾン・トレッキング~続・ストームクロウは動かない アマゾンの奥地で昆虫採集
vol.188 消えた少年 ギャング・ギッズと2枚のチップ 企業の息子がアレス秘密データと行方不明

*1:vol.168にシナリオが掲載されたら計14本

AFF「火吹山……その後」を遊んで

『アドバンスト・ファイティング・ファンタジー』のSNE公式サイト公開シナリオ「火吹山……その後」を遊びました。
平日夜分割オンセ。前編 8/8、後編 8/24で計4時間強ぐらい。

参加者

面子は火吹山のセッションと同じ4名。今度はディレクター(GM)が鉄鎖さんにチェンジ。AFFオンセ言い出しっぺのアルバさんにプレイヤーをしてもらう機会を作ろうという粋な心意気。おとなだー。

キャラクターは、

  • ラク・グレートヘルム(テラクの神官戦士)*1/akiyuki
  • イン・チェッハーハー(妖術師)/古森匣樹太郎さん
  • ムカムカ(まじない師)/アルバガルドさん

なんと全員ドワーフ!そして皆魔法を使ってみようの巻。

前に遊んだ時はサンプルキャラクターだったので、はじめてのキャラクター作成。
ん?初期所持品は?重量制限は?

細けぇことはいいんだよ!*2

シナリオ

 避けようと思えば戦闘は少なめ。リアル頭脳をしぼる要素あり(リドルとか久々だった*3)。普段遊んでいるゲームのシナリオとは趣が異なり、とっても新鮮。元々ゲームイベントで遊ばれたシナリオらしいのですが、ゲームに慣れていない人でもワイワイ遊べるように意識しているのかなぁ。*4
 個人的には各PCの当事者性がもうちょっと高い方が好みなのですが。そこらへんはシナリオの範疇ではなく、各卓の裁量に任せているということなのかもしれません。

セッション

 システムのせいか、シナリオのせいか、はたまたメンツのせいか、全体にとにかくゆるく。
「妖術」「まじない」「魔術」で悪いこと?を考えるのが楽しく。

  • ラクタを宝石に変え、情報量を支払ったから、術が解けないうちに早く店を出ようとするとか
  • 金貨を払って、相手の懐から、金貨の呼び寄せ術を使って、これ実質無料!とか言ってみたりとか
  • 〈手作業:聖印〉で、このコルク栓に似たものを複製できませんかね?とか。

「これイケるんじゃない?」「そりゃヒドイ」「ダメでしょ」「ですよーねー」「わははは」みたいな。楽しいセッションでした!


 こういう遊び方は、一見昔っぽいように見えるかもしれませんが。少なくとも僕にとっては、これ今だからこそ遊べると遊び方なんですよね。ガツガツとせず、おおらかに、アバウトでも、ディレクターをはじめとるする参加者全員でセッションを進めていく。これって参加者全員に長年のGM経験があって、適度にセッションを進めるための、裁定が出来るからじゃないかなー。少なくとも過去の自分には無理だったかなー。*5


 バタ臭いヒロイックファンタジーなワールド設定も、過去のゲームブックの記憶で美化されつつも*6、今の技術でシナリオを書いたらどうなるのかなぁと夢想するぐらい、今でも魅力的でした。
 面白いから、みんなも騙されたと思って(僕と一緒に)遊んでみるといいよ!

*1:バケツ兜を被った怪しいドワーフがやってみたかった

*2:本当は指針があった方がもちろん望ましい

*3:スフィンクスが出てきたので話を聞く前に「人間!」と言ってみたがもちろん全然違った

*4:なんかこー、ちょいちょいリアル中の人の頭脳を使うところに、なぜかやったこともない脱出ゲームのプレイ感覚はこんな感じなのかなぁとか思ったり

*5:そこのルールの解釈は原書のテキストによると…

*6:僕にとっては原点だしなー

TNM「ビースト・キル・ロード」を遊んで

『トーキョー・ナイトメア』、チャクラ厨さんのオリジナルシナリオ「ビースト・キル・ロード」を遊びました。
平日夜分割オンセ。PL3名。前編8/21、後編8/22で計4時間強ぐらい。



参加者

RL:チャクラ厨さん

 今回オリジナルシナリオの初動。これからクオリティを高めていく予定とのことらしいので、ネタバレはさけつつ。
 RLがゲストをきっちり設定して、生き生きとロールプレイをしていたのが印象的で。これやりたかっただろうな!と伝わりました。

クロマク枠/“千夜一夜物語”河渡千夜/カリスマ●、マネキン、クロマク◎/漆妖さん

 女子高生組長。設定されたクォートが「アウトレイジはご覧になりましたか? それではおやすみバカヤロウ!」で、久々に漆さんのキャラが何を言ってるのか分からなかった。笑ったけどw

カタナ枠/”雷々剱”鳴神 凪之丞/カブト●、カタナ◎、カゲ/akiyuki

 上京して絶賛売り出し中の荒事師。これで3回目の登場となる安定稼働。

クグツ枠/大徳寺 紫門(ダイトクジ シモン) /クグツ◎、カゲ、カブトワリ/アンドーさん

 内調って何だろう?という悩みとともに生まれた情報処理官。個人的には政権与党の影響力が強いスパイぐらいで、首相の肝いり案件や支持率が関係しそうな案件に横槍を入れてくる組織かなと考えているのですが、確かにコンセンサスとれてないかも。

セッション

 ネタは近現代の黒社会もの。
 フィクションといっても小説か漫画かアニメかドラマか映画か、またその作風によって幅があるのでコンセンサスをとるのは難しいなと思いました。「静かなるドン」ぐらいかなと思っていたら、「蒼天の拳」ぐらいだったみたいな(裏社会ものかと思っていたら、結構派手だったぐらいのニュアンス)


 好みだったのは登場人物の年齢層が高かったこと。TNM(TNXも)キャストは選ばれた10代ではなく、レベル制ではないので高年齢低レベルぼんくらでもないので、気兼ねなくおっさんおばさんが活躍できるシステムなので、シナリオも子供を子供として扱う方が好みだなぁとか漠然と思っていたりします。


 あと例によって現実の地名が出てくることで、描かれない情景の脳内補完や距離感がつかめて。想像力が膨らむところは面白く(と同時にシナリオ作成者が想定していない想像による違和感も発生するけど)。たとえばA地区レッドエリアから、Y地区ホワイトエリアへ移動よりも、浅草から八重洲と言われた方が土地勘があるとピンとくる感じ(逆に土地勘がないとわかりづらい)。


 などと振り返りつつ。やっぱ『トーキョー・ナイトメア』面白いなぁと思った今年9回目のセッションでした。

『マギカロギア』「常夏ハッピーホリデー」を遊んで

神田のテーブルトークカフェ「Daydream」にて、「常夏ハッピーホリデー」を遊んできました。
参加者はGMはハイネさん、PLはカウルさん、Ordinさん、みそさん、akiyuki。


来月に引き続き『マギカロギア』をプレイ*1。前回は消滅、そういえば初めて遊んだ時も消滅したなぁ、あれ?僕の消滅率高すぎ?プレイヤー経験はえーと4回。半分。多いな!

というわけで、今回は「鬱展開自動生成システム」を返上した? 人が消滅しなさそうなシナリオを遊びました。*2
遊んだキャラクターは異端者。キツネの妖。魔法名”天気雨の虹”、真の姿”九尾の狐”、魂の特技は”油揚げ(供物)"。
集団戦で【祖霊】からの【騎士】と【戦車】を同時召喚(【援護】を受けつつ)が、キマッたので、もう消滅してもいいとか一瞬思ったりもしましたw

GMは敵が弱かったかなぁと悔やんでいたみたいでしたが、個人的にはPCがちょっと余裕がある方がイイ気になれるのでちょうどいい感じで好みでした!w


あと不自然な観葉植物や光線で TV放映可能な映像にする演出が、いい感じにIQが下がって楽しかったなー。


おっと。ググったら、シナリオが公開されてた!
www.pixiv.net

あと個人的には自分が、先月に引き続き『マギカロギア』を遊び、まだシステムの記憶が新しかったので、ストレスなく遊べました。独特の重さなんだけど、癖になる面白さ。また遊びたいなー。そんなわけで、


ぐらんぶる的なノリで。


それから

*1:面子は異なる

*2:本当はテクスチャを変えただけなのでシステム的には消滅する