FIFO - First-in, First-out -

セッション:『Shadowrun fourth】FIFO - First-in, First-out -
マスター :武田
プレイヤー:雅寿丸さん、かんちゃんさん、SIN_Snakeさん、TAKAさん

古き良き時代。毎日熱狂的にルールブックを開いたり、キャラメイクやシナリオを考えていたあの頃。困ったことに場の空気も読めなかったし、テクニックもなかったけど、エネルギーだけは満ち溢れていたあの頃。

そんなセピア色(!?)のノスタルジー溢れるゲーム『Shadowrun』。
そしてその頃活動していたサークル「最後の砦」。

二つをひっくるめて、同窓会で『Shadowrun』してきました。
最新バージョンの 4th を引っさげて。

まぁ、もともとは
>強引に遊ぶ機会でも作らないとルールブックを読みそうにない
という理由で始めたのはご愛嬌^^

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まずはセッション準備。
基本ルールが英語のゲームを遊ぶのは久々でした。えーっと『D&D 3rd』以来?

細かいところがシェイプアップされていますが、やはりお世辞にも軽いとは言えないゲームです。遊べる範囲での煩雑さの限界に挑戦しているのかと思えるぐらい。

とりあえず今回は紹介セッションという免罪符を自分で勝手に与えつつ、バッサバッサと細かいところを省き、でも独自の雰囲気を出せるように魔法使いとテクノマンサーを入れてみたり。保守的なんだか冒険的なんだか。

ざっくり準備してみた感じでは、2ndや 3rdよりはプレイアビリティは高くなっているのは感じました。しかし今や同系の世界観やシステムの比較対照は『ガンドッグ』だと思うのです。少なくとも『ガンドッグ』と同じぐらいは面白く、プレイアビリティを高めなければ、ガンアクションは『ガンドッグ』でいーじゃんと思うんじゃないかと。

しかし 4th もシステムの根幹は昔と一緒です。
セッション運営ギミックはなく、戦闘ルールだけが異様に肥大化したシステム。
そして困ったことにそれでも面白い^^

このゲームを楽しく遊ぶためには、マスターとプレイヤーの自助努力が(最近のシステムよりやや多めに)必要なのは明らかでした。だから今まで培ってきたセッション運営テクニックの全てを費やしました。もー、完全燃焼するぐらい。

途中普通に遊ぶだけなのに、なんでこんなにエネルギーを要するんだろうと自問自答したりしましたが、それだけの労力をかけても遊びたいと思わせる魅力的なゲームであることも確かでした。

でも。まー、『アルシャードff』ならキャンペーン出来るぐらいの準備をしたんじゃないかと思います。パトラッシュ、僕、もう疲れたYO! (天から迎えが来つつ

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とはいえ。どんなに準備したって、結局ゲームが面白くなるかどうかは参加者次第です。今回もプレイヤー各位にはたくさん協力してもらいました。

・TT(トロール強い):雅寿丸さん
 トロールのエンフォーサー(サンプル)。一人称は「オデ」
 弱い人情ものフックを見事に吊り上げてもらって助かりました^^

・RB:かんちゃんさん
 エルフのコンバットシャーマン(フルスクラッチ)。
 数年ぶりにランナーというか TRPGに引っ張りだしちゃいました^^

・DJ:TAKAさん
 ヒューマンのガンスリンガーアデプト(フルスクラッチ)。
 セッション時間よりも長いキャラメイク時間(7時間)をかけてくださったとか!?

・アヌビス:SIN_Snakeさん
 ヒューマンのテクノマンサー(サンプル)。
 テクノマンサーの実験台ご苦労様でした^^ あとルールフォローとかもサンクスでした。

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シナリオの方はステルスエントリーして、戦闘やって、派手に脱出(ダイナミックエクゾダスとか言ってみたり)しようぜというシンプルなものでした。ほら、シナリオタイトルの「FIFO - First-in, First-out -」の通り。

そんなシンプルな骨子でも、システムを使ってダイスを振っていればゲームが楽しくなるというのは、『Shadowrun』の強みなわけで^^

実セッション時間が5時間でも、サクサクやればアクション盛りだくさんで起承転結遊べるというが実現出来たので、僕的にはやりたいことは全てやって大満足な一日でした。

# Mr.Johnsonの裏を洗うのに 2時間とか昔のことはもう忘れよう^^

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まだニーズはあるようですし、また機会があれば遊んでみたいと思えるゲームでした。でも準備エネルギーが不足気味でもありますし、何よりいっぺんプレイヤーをやってみたいですね!!

# たぶん次に僕がマスターをするのは目新しさの賞味期限が切れた頃にこっそりと^^