『ソニアとコナン対ニンジャ』を遊んで
ソニアとコナン対ニンジャは14歳以上のプレイヤー3〜5人用のロールプレイング・ゲームです。
簡単なルールに特別な準備はなし。みんなで協力して、昔のパルプ雑誌や90年代のZ級映画の精神を宿した、壮大かつ生き生きとした物語を生み出します。
どうして「コナン」と「ニンジャ」を混ぜようと思ったのかは永遠に理解できそうにありませんが、とにかくタイトルだけで2度見してしまうZ級的魅力溢れるタイトル。
フランス製?のインディーズ系?。
GMレスで遊べる、いわゆるナラティブなTRPG。
全28ページ(タイトルや奥付等も含む)の中には、シンプルながらも、「回せる」システムがみっちり詰め込まれていました。
プレイ前
直前にルールをチェックして、妄想準備運動。
今日のオンセ。「ソニアとコナン対ニンジャ」を遊ぶよ。ルールをチェックして、脳内シミュレーションをして、でもきっと僕の想定範囲を軽くビヨンドするプレイになると思うよ!(おっとバーバリアンが話せる単語数を超えたようだ
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2020年9月16日
バーバリアンは1度に話せる単語数や、1シーンで喋れる回数を1d6で決めるのだ。筋肉と愛があれば言葉はいらない!?
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2020年9月16日
バーバリアン案。神聖四文字・ザ・バーバリアン(マズイか)。でも単語数の制限を全て「愛」で乗り切れそう。抜忍・ザ・バーバリアン。メカ・ザ・バーバリアン。いやもう末尾にザ・バーバリアンをつければなんでもアリか!?
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2020年9月16日
bookmeter.com
たぶんこれの記憶を引きずってますw
ニンジャ案。これもニンジャ●●か、○○ザ・ニンジャとかつければなんでもありか。ニンジャ・ソルジャーとか、ニンジャ・ビックボディとか、ニンジャ・スーパーフェニックスとか。
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2020年9月16日
目的「王位争奪戦」とかイケる!と思うんですよね!
セッション
参加者は、punchlowさん(主催のスネークニンジャ)、アンドーさん(マジカルクノイチ)、チャクラ厨さん(竪琴持ちのオリンポスニンジャ)、akiyuki(バーバリアン)の4名。
今日の蛮族。愛の蛮族ヤハ・ザ・バーバリアン。偶像崇拝は禁止。単語数1の時には全て「愛だ」で乗り切る仕様。敵はマジカルクノイチ、スネーク・ニンジャ、オリンポスニンジャ。故郷を燃やされ、愛犬ノアの仇を取るため、荒野に旅立つ。話の要約は「寝言、そして寝言、最後に寝言」。イイ話だった!?
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2020年9月16日
gargill.hatenablog.com
システムは、所謂ナラティブ系。シーンの開始と締めはシステムサポートあり。ストーリーの締めはややプレイヤー依存?
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2020年9月16日
いわゆるシーンキャラクターは、ほぼバーバリアンが出ずっぱりなのですが、いわゆるシーンプレイヤーはニンジャが持ちまわる感じ。
ニンジャ(プレイヤー)が、シーン構築と描写をして、バーバリアンの行動でシーンを締める流れ。そしてシーンの結末は、たいていバーバリアンが決めたり(自分で決めずにニンジャに委ねる)というルール。
シーンを「誰が初めて」「誰がリアクションして」「誰が締める」かをシステム化しているところが、遊びやすく。ただのイロモノでない感。
そしてバーバリアンは、6つのバーバリアンしぐさと、話せるセリフ数の制限で、知性溢れるプレイヤーもあっという間にバーバリアン。
「対話シーン」で、「6面体ダイスを2つ振ります。1番目の出目は、バーバリアンの1つの台詞に使用可能な単語の数を示し、2番目の出目は、バーバリアンがキレる前に発することのできる台詞の数が決まります
キレること前提か!w
またシーンの作りのとっかかりは、「アドベンチャーカード」を使用することでサポート。「アドベンチャーカード」は、「目的」「物品」「登場人物」「場所」の4種類があり、いわゆる三題噺のお題です。これをニンジャたちが勝手に持ち寄り、共有して使用することで、ストーリーテリングのドライブ感を作り出します。また事前に決めておくカードに加えて、白紙のカードもあり、途中からネタを投入して変調を加えるいい塩梅。
あとアドベンチャーカードのとっかかりというか、どのぐらい書いていいかの匙加減をつかめたりするために、ROCできて使っても使わなくてもいい、サンプルチャート(目的、物品、登場人物、場所)があればいいかなと思ったりしました。
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2020年9月16日
こんなネタまみれなのに唸らせられるシステムだったなんて!
なんにせよ。面白かった!
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2020年9月16日
機会があれば、今度はニンジャをやってみたいなー。
是非もういっぺんぐらい遊びたいと思えるシステムでした。
『ソニアとコナン対ニンジャ』いいぞ。
セッション後
アクションまたは対決シーンで、ニンジャ技巧が使われなかった場合は、アドベンチャーカードを1枚破棄するぐらいの心持ちでいいかも。派手にそしてスピーディ。
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2020年9月16日
あとニンジャ技巧の使用は慣れていないせいもあってちょっと難しそうでした。まぁ無理に使用しなくてもいいから割り切り?
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2020年9月16日
世界設定はいわゆるワールドガイド的なテキストだけではなく、システム(○○するルールがある)とか、データ(○○なデータがあるということは■■ということでは)にも含まれていて、要はGMにどんな話が出来て、PCは何が出来るのかという所に永い時間をかけて収束してきた感
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2020年9月17日
蛮族は1d6で140ぐらいを出した!(
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2020年9月17日
さらなる妄想
お気持ちヤクザvs天使。各種イベントを無敵のチカラで無双する主人公を、あの手この手で天使が更生させようとする。
— ꋫꀗ꒐ꌥꌇꀗ꒐ (@akiyuki3) 2020年9月17日
イケると思ったんだけどなー案件。