マギカロギア「鮮血が支配する記憶」を遊んで

 台風が関東に来ようという雨模様の中、マギカロギアを遊びました。
 参加してくれた皆さんありがとう。自宅が会場でなかったら中止を考えていたかもしれませんw

参加者

 面子は以下の通り。

GM:akiyuki

 マギカロギアを遊んでみたいというリクエストがあったので、なんかシナリオを考えてみたGM

鈴ノ木隼人/書警(PL:Dowaさん)

 禁書を回収してこいと命じられたオカマ書警。一見ただの依頼枠だが、最初からプライズを所持し、秘密を持っていた。秘密が明かされた時の他PLの感想は「アイエエエ!?オカマ!?オカマナンデ!?」。ですよね、僕も驚いたw

秋津和成/訪問者(PL:アンドーさん)

 愚者殺人容疑で告発された、魔法使いになったばかりの教師。論理的に無実を主張しても魔法ならば可能な世界。そして検事の「状況証拠は全て揃っている」という強引な告発でヤリ玉にあがる役どころ。御苦労さまでした。

青崎焔/外典(PL:yukaさん)

 女子高生のヒロインNPC(既に死亡)に憧れる猫、ときどき少年。断章をネコまっしぐらで次々に回収する戦闘番長。あとわずかで魔力0にまで追い込まれる刹那を、プロット読み切りで勝利する。あれは惜しかったなー(GM本音

チャチャ・ド・カリオストロ/司書(PL:しいさん)

 六分儀市壊滅の予知夢を視た司書。犬神博士に共通美的センスの持ち主と思われ、熱烈ラブコールを受けるも、実はよく聞いていないだけだったw そして犬神博士を葛藤無、即決即断、笑顔で裏切る悪女。気をつけろ、アイツはヤバイ!w

セッション

 シナリオは自作「鮮血が支配する記憶」マギカロギアのシナリオを書くの初めて。というかよく考えるとGMをするのも初めてでした。


 シナリオ構造はサプライズを1つ仕込んだぐらいで、あとは普通に断章を集めるというシンプルなシナリオ。
 全ての判定に成功すれば2サイクルで終わり、もし2サイクルで準備が整わなかったら、保険の3サイクル目が回せるようになるかもしれない、というキルデスを意識した構成。断章戦が3回あることを想定すると、2サイクルでお腹一杯になれるかなと考えた次第。


 エネミーデータは、いくつかの公式シナリオを参考にして作ったのですが。ちょっとシンプルすぎた印象。もうちょっと変化に富んだサプライズでデータを作ってみたかったけど、仕方ないんじゃー、バランスが分からなかったんじゃー的な。


 それからマギカロギアは、1手番召喚、魔法、攻撃の3アクションが繰り返されるので、判定1発を繰り返す他のサイコロフィクション系と比べるとシステムが重い、というかテンポがスローリーになってしまうのは仕方ないなーと改めて思いました。


 あと用語が、漢字+読みとは異なるルビの組み合わせは、実に中2的でカッコイイのですが、口頭でコミュニケーションするのには向かず。といって漢字読みの方が理解しやすかったり、ルビ読みの方が理解しやすかったりが、ゲースバイケースなのでどちらかに統一すればいいというわけでもないあたりが難しいなーとか思いました。


 最後に、運命変転による鬱展開は、少なくとも1回ぐらいは起こしたいとシナリオに強引に仕込、そちらは普通に発動。
 それ以外の偶発的な運命変転では、PCやPLというよりは、あっさり裏切られたGMが鬱展開に突入という新鮮な体験をさせていただきました。
 この恨みはらさでおくべきかw