アマデウス「炎の森」を遊んで
発売されたばかりの新作TRPG『アマデウス』を遊びました。
オンセ。セッション時間は2時間半ぐらい。
誤)アマテラス
正)アマデウス
— akiyuki (@akiyuki3) December 25, 2015
面子
PC1:昴田イアソン(すぱるた・いあそん):いがさん
ゼウスの神子。創世の子。14歳。いつもサッカーボールを蹴ってる元気な少年。エンディングの拾いっぷり(おそらくGMが突発的に出したスカーフ。傷の手当てに使い、イベントで風に飛ばされ、そしてイアソンがネタ回収)に中の人の巧さがにじみ出ました。やっぱ出オチに頼り過ぎはよくないな!w
PC2:木暮左門(こぐれ さもん):アンドーさん
ナイアーラトテップの神子。伝説の子。80歳の爺。子供な2人を見守る役割ながらも、データ的には黒のインガを溜めたがる闇人。部位破壊じゃなくて直接本体いけるんじゃない?からの【ネクロノミコン】→【輝くトラペゾヘドロン】の流れは、ないわー、マジ暗黒神w
PC3:八坂薙(やさか・なぎ):akiyuki
スサノヲの娘。災厄の子。親バカなスサノヲを煙たがりつつ、スサノヲの評判を良くしたがっている少女。17歳。出だしで変調「重症1」を喰らい、シーン数を指折り数え、ピンチからの生還を自作自演*1。大変だった。でも楽しかった。
シナリオ
付属シナリオ。
「冒企飛ばしてるなー。サンプルシナリオのヒロインがジジイですよ?」
シナリオの内容はさておき。1サイクルの短いシナリオだけど、シナリオ道理に遊べば、始まり、そして終わる。しかも行動や判定で展開は変わり、ベルトコンベアでハッピーエンドに運ばれてきたんじゃなくて、この結果を勝ち取ったんだ、と心地よく錯覚出来ます。素晴らしー。
システム
テーマが中2っぽく。というかPCの初期年齢が14歳推奨で、神の血を受け継ぎ、神話災害に立ち向かうという、押しも押されぬリアル中2感。スタートセットを手にした時は、正直おじさんについていくの辛くない?と危惧していたのですが。
よかった僕の中2力まだ残ってた!
システムは例のサイクル+秘密。判定やら運命盤の使い方が独特。
セッションの進行は、手番でできることが決まっているのでボードゲームちっく。
戦闘はボスの部位を破壊していくハンターズムーンっぽく。
1d6の1~6の狭い振れ幅の出目で一喜一憂するバランス。
パーティゲームっぽく、わいわい楽しみつつ。ルールが決まっていた方がそれ以外は自由に想像の翼を広げられるという意味では、安心して無茶振り無茶振り返しが出来る、僕には遊びやすいゲームでした。
遊び方のバリエーションは?みたいな話があるかもしれませんが、そこらへんはこの1冊を遊びつくす前に、どーせ新しい要素増えるでしょ?ぐらいに楽観的。
そして遊び方については、これから提示されたり、洗練されていくんじゃないかなーと漠然として可能性を感じたり感じなかったりしました。
特に、暗示→トリガー→真実開示の流れあたり。
あとルールブックについては、ベテランゲーマーはついつい現存ゲームの流れで読んでしまって戸惑うところもある? 一旦フラットな状態から、他システムのことを一旦忘れて本ルールブックを読んだ方が理解しやすいかも。
これからゲームを始めるひと、羨ましい!(僕の周囲にはいないイマジナリービギナーに向けて
追補
今日の気づき/昨日は偵察ラウンドに偵察判定をした時に、【天空の翼】を使っておけばよかった。
— akiyuki (@akiyuki3) December 26, 2015
*1:これ喰らったら期待値で倒れます。防御…の前に【親神の恵み】。これで1d6で5以上…出目4。親神からの【想い】で+1で成功!