『マギカロギア』「今日は再び来ぬものを」を遊んで
神田のテーブルトークカフェ「Daydream」にて、魔道書大戦RPG『マギカロギア』のシナリオ集「黄昏選書」から「今日は再び来ぬものを」を遊んできました。
参加者
GM:セキレイさん
あの結構難しいシステムで、未経験PLを含めたPL4名3サイクルを実質5時間弱でさらっと回すGM。自分でやると考えた場合の準備を考えると、どれだけハードかが想像出来て、頭が下がります。*1
あとラミネートされたサマリーはナイスでした。真似しよう。
書警:”紡がれし螺旋”刀岐直那由他(ときのあたい・なゆた)/akiyuki
主流になれない陰陽師家系の希望の星。攻撃プロットがキレイに抜けて調子よくしていたら、最後の最後でシナリオイベント的な運命介入に失敗して消滅。今日はいけると思ったんだけどなーw*2
司書:”ウルタールの猫”猫村メネス/漆妖さん
世界は猫を中心に回っているという真実に気づいてしまった猫漫画家(連載10年)。猫を出しておけば、なんとかなるだろう的なあざとさを感じつつ、そうだよ!その通りだよと全肯定。
書工:長谷堂太一/ハイネさん
《幻》の回復、治ったような気がする(治った)と、治ったような気がする(治っていない)を操る書工。なにげに魔力10オーバーのブルジョアで巧みな立ち回りで格差社会を演出した!?
訪問者:紙魚葬小春(しみおくり・こはる)/ちさとさん
人間たちの心の機微がわかる人間。さっぱり空気が読めないぼんくら魔法使いたちを後目にエモい部分を引き受け。またPLとシンクロして魔法戦を覚えたり、断章から魔王召喚を修得して成長していく様はまさに訪問者。
セッション
マギカロギアやりたーいとアピールしていたら声を掛けていただく。ありがたやありがたや。なむなむ。
信じれば望みは叶う、言い続ければ誰かが拾ってくれる、そう信じて余生を過ごしていきたいと思います。
それはさておき。人を超越した魔法使い。各種用語に漢字とカタカナのルビ。鬱展開を生成するシステム。中2全開で好きなシステムです。ただサイコロフィクションの中では重めのシステムで、なかなか気軽に手が出せないでいたのですが。やはり好きなところには好きな人がちゃんといて、キャッキャウフフできる楽しいゲームです。
シナリオは街で起こった禁書災厄を追い、断章を集めて、封印するというベーシックな流れなのですが。調査を進めると、意外な関係が見えてきたり、スピード感あふれる急展開が仕込まれていたり、さらっとシステムを生かした巧いつくり。
このさらっとしたシナリオを作るセンスだったり、読み込みだったりを羨望してやみません。
セッション展開は、いつもの手番で出来ることも回数も決まっているので、演出やダイス目に一喜一憂しつつ、セッションは終わりに向けて収束していくので、安心して遊べます。安心しすぎてか?消滅してしまいましたが。
それでも愚かさや、不運からではなく、自ら望んで精一杯やって、それでダメなら仕方がないと納得できる流れでした。
今日の運命介入/失敗!消滅!/この空気、肌触り、これがマギロギ!
— akiyuki (@akiyuki3) July 8, 2018
久々に遊ぶとシステムを思い出すのですが、遊ばないと忘れるので、理解がベーシックな部分から先に進んでいない感はありますが。シナリオ集『黄昏選書』にはものすごい数のシナリオがあるので、また機会を作って遊んでいきたいものです。
楽しいセッションでした!
今日のケーキ/かぶりつけ! pic.twitter.com/QukzLOuXkZ
— akiyuki (@akiyuki3) July 8, 2018
(なぜか進撃の巨人のイメージだった)