TNM「Wink Killer」を遊んで

 『トーキョー・ナイトメア』のGF22-4掲載シナリオ「Wink Killer」を遊びました。
 平日夜分割オンセ。PL3人。前編6/28で2.5時間、後編6/29で2時間ぐらい。

参加者

RL:akiyuki

 今回、個人的な趣旨として「ユドナリウム」を使ってみたかったのと、「経験点を消費したキャスト」(80点)を遊んでみたいというのもあり。思いついたら即実行!

フェイト枠/“最低探偵(ゴールデン・ディティクティブ)”ラジー・エル・ショー/フェイト◎、カブトワリ、ハイランダー●/漆妖さん

 紛争地域帰り。最も安く仕事を受ける最低な探偵。黄金の風を感じる。実は天使。映画の名言が常套句。

 3つめぐらいで。

 とはいえ。シナリオへの絡み方が絶妙なロールで、どこに出てきても「天使だからなー」みたいな雰囲気作りはさすがでした。

イヌ枠/荒巻トウヤ/マヤカシ、イヌ◎、ニューロ●/かなやんさん

 「オレに質問するな…!」がクォートのNBI機動捜査課の捜査官。
 アストラルとウェブの両面から事件にアクセスして、常人には過程は不明だが、結果を出してくる。
 〈ニューロシューター〉〈思惟剣〉の組み合わせがオサレ。

トーキー枠/"情報筋の"柴又/カブキ◎、ミストレス●、トーキー/チャクラ厨さん

 美大に通うアーティスト系女子大生。しかし授業料稼ぎ?の情報屋稼業が順調すぎる、変化球トーキー。本職トーキーでないところから、事件調査に着手する立ち位置はチャレンジングで野心的。
 そして「絵」を描くことで、事件を語らずに、世界を少し変えた《暴露》は、とてもスマート。

セッション



 パーフェクトなまとめ!(繰り返し系


 シナリオは少しいじって。トーキーのイベントを先にやって巻き込まれ感を高めてみたり。
 PL人数が少ないので情報項目を統合して減らしてみたり。
 とあるゲストの生死を変えてみたり。
 あとシーンの場所に、都心の具体的な地名をあててみたり。*1


 でも大きな流れはそのままで、
 現代と地続きの世界で、起きる事件の肌触りは絵空事のようでそうでなく、そして魅力的なシナリオゲスト。
 楽しいシナリオ、魅力的なシステムで、やっぱ自分TNM好きだなーと再確認しました。

ユドナリウム

 以前から少し一人でいじっていたり、他セッションでPLをやってみたりで、ある程度使い方がわかっていたのと。参加者の方が理解度が高くて。アレすげー、コレすげーとキャッキャウフフしつつ、すぐにツールには慣れて。これからもセッションで使っていきたく、夢広がりました。

経験点

 0点キャストでのセッションは結構やったので、そろそろ経験点を積んだデータで遊んでみたいなと考えて。キャストに80点(2レコードシート分ぐらい)を下駄積みして遊んでみました。
 それに合わせて、ゲストにもそれぞれ80点を積み、トループも特技のレベルを上げてみました。
 が、キャストたちのオサレなキャラ立てしつつ、強くなるデータ組みをしているの対し。〈空蝉〉積んでAR+1するチャンス!とか。〈無明剣〉でドッジ不可ね!とか。〈硬気功〉+ダメージ軽減特技2枚積みとか。お下品なデータを見返して、かるく絶望しつつ。ダメージ最大20数点軽減はやりすぎかなぁとか思ってたら、そうでもなかったり。


 とりあえず経験点80点はあっという間に使い切る。
 そして経験点を積むと、キャラは立って、強くなる。
 楽しい。

その他




実際に遊ぶと感じる系。



まぁ、サインを手書きにしても、結局のところデータはコピーできるんだけど。まぁ雰囲気的に。
厳密にやるには、電子署名とかすればいいの?


 そんな。こんなで。いろいろと試せて面白かったなー。
 またなんか遊びたいものです。ヨロシクです。

*1:吉祥寺とか、渋谷道玄坂とか、大井ふ頭とか