『ヴァンパイア:ザ・マスカレード』ラ・ヴィ・アン・ローズ#1を遊んで
『ヴァンパイア:ザ・マスカレード』を遊びました。
ストーリーテラーは漆妖さん。プレイヤーは古河切夏さん*1、ゅぅぃさん、りゅぃくさん、akiyuki。
9/24と10/1の平日夜オンセ。計5時間ぐらい。
今日のVTMオンセ/5thではなくレクイエムでもなく2nd/最後に遊んだのは311前/当時NYを舞台に何回かSTしていて/その直後TVを見ながら、このネタをセッションに取り込むならと次々と展開を妄想し始めたところでハッと我に返り/それ以来
— akiyuki (@akiyuki3) 2018年9月7日
でもどの氏族でも前よりスマートに遊べるような気もする/あ、マルカヴィアンは除くw
— akiyuki (@akiyuki3) 2018年9月7日
今日のVTMキャラ作成回/舞台は1957年アメリカ/ラソンブラ反氏族、ノスフェラトゥ、マルカヴィアン、ブルハーの4人の168.4マイルのロードムービーが始まる。
— akiyuki (@akiyuki3) 2018年9月7日
舞台は1957年。アメリカ南部。
作ったキャラクターは、やっぱりノスフェラトゥ。
https://www.evernote.com/shard/s18/sh/fb1df5ef-fe3e-4f48-a19d-39d2080e0c68/ac4154ed39dfd1db
元金融トレーダー。
呑んだくれていたところ、夜の街で襲われた。
派手な高級イタリアスーツ。洒落た中折れハット。
黒いラバーマスク*2。
世の中の大抵の問題は金か暴力で解決できると考えている。それが死者の世界であっても。
そしてそのどちらもあまり使いたくはない。
でもちょっと捻って、影に忍ばない、目立つノスフェラトゥ。
セッション
第1夜
■トレーラー
— 漆妖 (@urusinoayakasi) 2018年9月24日
1957年アメリカ。
版図はアラバマ州モビール市。
誰も正体を知らない謎の公子が治めるカマリリャ。
サッチモのスウィング・ジャズで仮面舞踏会を踊る血族と賤民。
ジム・クロウ法とアフリカ系アメリカ人公民権運動は隠された秘密を暴く。
ヴァンパイア:ザ・マスカレード
— 漆妖 (@urusinoayakasi) 2018年9月24日
史劇「ラ・ヴィ・アン・ローズ」
すでにゲヘナは始まっている。
PC2の導入
— 漆妖 (@urusinoayakasi) 2018年9月24日
キミの同胞は参議の命令でモントゴメリー市へ向かうことになった。モントゴメリー市にはキミの友人マーティン・ルーサー・キング・ジュニアが住んでいる。車で州間高速道路65号線を行ったのち、彼のモーターボートでモビール川を下る予定だ。
PC4の導入
— 漆妖 (@urusinoayakasi) 2018年9月24日
キミの恋人サブリナは赤狩りで追放されたことになっているが、事実は公子の食餌となって死んだ。彼女は公子の版図であるコットン・クラブ――白人至上主義ナイトクラブ――に足を踏み入れた。キミは叛徒の意志を隠して、PC1の同胞に加わる。
PC3:“ティンカーベル”ベル・ピーターソン 本性:世話好き 外面:危険好き 第十三世代マルカヴィアン
— 漆妖 (@urusinoayakasi) 2018年9月24日
PC3の従僕:ウェンディ、リリー グールの護衛
PC4:メリー 本性:理想家 外面:負けず嫌い 第十二世代ブルハー
彼らはジハドを生き残れるか? 乞うご期待(道化師姿のストーリーテラーが退場する)。
今夜のV:TMの名シーン。
— 漆妖 (@urusinoayakasi) 2018年9月24日
ノスフェラトゥは変身の訓えで夜目が利く。高級セダンのライトを点けずにハイウェイを走る。目立たず目的地へ向かうことが可能だ!
ヴァンパイア的カッコよさに一座シビれる。
だが、道路で難儀している人間という罠を張っていたので交通ルールと人間性のピンチまで何マイル?
そして、不可知の高級セダンがハイウェイの暗闇を疾走する。エンジン音を残して。
— 漆妖 (@urusinoayakasi) 2018年9月24日
同胞はモビール市からモントゴメリー市へたどり着く。
彼らの探し人を知るものはマーティン・ルーサー・キング・ジュニアだという。
『ヴァンパイア:ザ・マスカレード』史劇「ラ・ヴィ・アン・ローズ」の幕は上がった。
あと久々に行動順が遅い順に行動宣言して、早い順に解決するをやったWAAA
— akiyuki (@akiyuki3) 2018年9月24日
第2夜
VtMオンセ『ラ・ヴィ・アン・ローズ』二回目で第一幕終了。
— 古河切夏 (@psyka294) 2018年10月1日
高速道路で襲ってきたギャンレルは正体不明の公子の昔の同胞であり、今は叛徒と成り果てていた。追跡をかわしつつ情報を集めていくと、公子の目論む陰謀が浮かび上がってくる。だがまだ何も掴めていないも同然だ。
探し人ノーマは第十四世代ケイティフだった。死にかけていた彼女を切り札にする打算で血の契りを行なうアレクサンダー。しかし、同胞を困惑させたのは自ら出産した娘レベッカを連れていたことだった。レベッカは血族なのか賤民なのか? 公子なぜノーマを呼ぶのか。疑問を抱いたまま、同胞は川を下る。
— 漆妖 (@urusinoayakasi) 2018年10月1日
会話が繋がってないとの指摘で補足し、「彼に頼んでおくが、モントゴメリー市で荒事は避けてほしい」とロールプレイを返す。モビール市の公子に裏切られて叛徒になったギャンレルは旅を急がすギミックである。叛徒になったけれど、モビール市外でずっと公子の真意を探っているのが犬っぽくて尊い(笑)。
— 漆妖 (@urusinoayakasi) 2018年10月2日
感想
発表当時はロールプレイ重視で、ゲームマスターじゃなくてストーリーテラーだぜとイキってたシステムも、今になってみると歪な重さは致し方なく。今のゲーム環境があまたの技術進化によって支えられているんだなと改めて感じたりしました。
- 分かりやすいようで、煩雑なダイスロール*3)(思わずダイスボットを作るレベル)
- シーンプレイヤーとかない
- 登場判定とかない
- 情報収集シーンとかない
- 複数回行動に厳しい(攻撃したら回避できない)
- そして現代とは異なる文法のシナリオ展開スピード
極めつけは
- イニシアティブの遅い順に行動して、早い順に解決
しかしそれでもなお遊びたいと思わせる魅力が何かはよくわからないけどあって。ノスタルジーなのかな。でもそれだけじゃない気もするなー。何なんだろう。